
大地の芸術祭6日目。松之山温泉から南下して津南に入ります。

宿の看板ネコ、ニャンさんに別れを告げて松之山2日目スタート。午前中に大厳寺高原キャンプ場を落とす計画だ。

9:30。松之山温泉の中にある「湯治BAR 松之山温泉(松之山ビジターセンター)」で検温してもらいます。

検温は9:00から17:00まで。カフェ&バーが併設されており、時間によって提供しているメニューが異なります。窯を使用するメニューは18:00からなので、ピザやチョリソーが食べたければ18:00以降にご来店ください。
- 10:00〜16:00 カフェタイム
(コーヒーやジュースなどのドリンクがメイン) - 16:00〜22:30 バータイム
- 18:00〜22:00 薪窯焼きメニュー 提供時間

9:45。この日最初の作品。Y106 ブラックシンボル。

9:50。大厳寺高原キャンプ場に向かう途中の道で Y068 掃天帯土−天水越の塔−。2018ではこの作品でコンプリートを達成しました。

大厳寺高原キャンプ場までの道のりは大体こんな感じ。そのときどきで通行止めになってるルートがあったりするので、大厳寺高原キャンプ場のウェブサイトなどで最新の情報を確認してから挑んでください。
大厳寺高原キャンプ場

10:05。大厳寺高原キャンプ場の入口に到着。
ここには5つの作品があります。車で作品の近くに行くことはできないので(やってやれないことはないがマナー的にご遠慮したい)、徒歩で拾うことになります。初見で挑むなら大地の芸術祭アプリのマップが頼りになります。ガイドマップは Y065、Y002、Y006 の位置関係がデタラメです。気を付けろ。

かけつけ一発目の Y003 悠久のいとなみ—The Eternal。

10:15。Y065 Sky Catcher09。今回は天気がよかったので青空をキャッチすることができました。

Y065 の前の道を東に進むと Y002 が見えてきます。

10:20。Y002 分岐点だらけの庭。3年前に比べるとちょっとだけ緑が増えた……かも?

Y065 の前の分岐を南に進むと Y006 の看板が現れます。

10:25。Y006(※警告マークに車両通行止めマークを重ねたようなアイコン)の看板。作品は看板向こう側のオフロードの先にあります。スタンプを集めるだけなら無理に作品を見に行く必要はないぞ。

だが、コンプリータとしては確認しに行かざるをえない。
この木のトンネルはわざと残しているのか、そうなってしまっているのか不明。ケムシとかはいなかった……と思いたい。

安定のふほうとうk(ry
新しい炭が補充されている気がする。

反対側にドアと排気口(?)。

一旦駐車場に戻って、湖の畔にある Y005 を拾いに行きます。

10:45。湖畔に Y005 大地とともに—記憶の風景。草木が茂っていて、ガイドブックと同じポジションから写真を撮るのが難しくなっています。
以上で大厳寺高原キャンプ場にある作品はコンプ。

11:00。ちょっと早いですがお昼ごはん。

3年前に来たときも食べた「十日町の笹おにぎりセット」。800円になってました。

ここの大人気メニューらしい「特製肉味噌麺」も食べてみました。1,000円。肉と麺は下に沈んでいます。松之山温泉スキー場にあるレストハウス雪椿と同じところが食堂を運営しているらしく、雪椿でも特製肉味噌麺が提供されている模様。

ごま油とにんにくの香りがガツンとくるパワー系ラーメン!
無印良品津南キャンプ場へ

来た道をそのまま戻るのも芸がないので、林道野々海天水越線を走って無印良品津南キャンプ場に寄ってみることにしました。この道も細い。特に事情がなければ来た道を戻ったほうがいいです。
途中、天水山の公衆トイレ脇の駐車場に何台か車が駐まっていました。天水山登山の人?
無印良品津南キャンプ場

12:45。細い山道を抜けたところに無印良品津南キャンプ場。

なんか、思ってたよりも林間キャンプ場でした。勝手になんかもっとスキー場みたいに開けた芝生のキャンプサイトを想像してた。

管理棟では無印良品の飲み物やレトルト食品のほか、服や下着なんかも売られていました。小さな無印店舗という感じ。衣食には困らなそう。あとKEENの靴が半額(?)で販売されてました。今年は M056 出逢いDEAI がなくてKEEN難民になっている方はこちらへどうぞ。

このあと、一旦、国道117号まで下りました。途中、普通ならパイロンが置かれるレベルで道が崩れてるところがいくつかありました。あんまりチェックが行き届いてない感じなのはまだシーズン前だったから?
最初はそのまま山伏山裏を回ってマウンテンパーク津南まで行くつもりだったのですが、通行止めの看板が出ていたので(念のため)そちらのルートはやめました。でもたぶん行けたと思う。

国道117号からマウンテンパーク津南(「マントパーク津南」「マウントパーク津南」などの表記揺れあり)に向かいます。

13:30。マントパーク津南に向かう道の途中で M011 かささぎたちの家 を拾います。
マウンテンパーク津南

13:40。マウントパーク津南に到着。ここには5つの作品があります。

車はマウントパーク入口にある広い駐車場に駐めました。ほかに人がいなそうだったので車で回っても大丈夫そうでしたが、今回は健康のために歩きました。

13:45。建物脇にある獣道のような散策道から M001 を目指します。

2018ではここに作品看板とスタンプがぶら下がっていましたが、今回は作品まで行かないとスタンプを押させないハードスタイルです。今回の大地の芸術祭は、全体にスタンプの押し逃げを許さないという運営の心構えを感じる……。

普通にウルシの木が張り出したりしてるので気を付けましょう。

M001 入口。簡素な木製のゲートが設置されていました。

2018のときは頑丈なゲートがあったのですが、この4年の間に撤去されたようです。


反対面に小さく進入禁止マークが書かれていたのですが、もしかしてこの山道使っちゃダメだった???

13:50。M001 ドラゴン現代美術館。とくにコラボ企画などはないようです。

クロカンコース側のゲートも撤去されていました。このため、クロカンコースから M001 にアクセスすることが可能です。っていうか、クロカンコースからアクセスするように変えた? ガイドブック・ガイドマップではクロカンコースは通行禁止となっているのですが……。
まあ、そうじゃなくても、クロカンコースにゲートがあったり監視員がいたりするわけでもなく、また、歩いたところで別に誰に迷惑がかかるわけでもないので、クロカンコースから M001 にアクセスするほうが安全でいいんじゃないかなって思いました。
ただ、これからの季節は部活の合宿などでクロカンコースが利用されていることがあるので、そういうときは避けたほうがいいとは思います。

そんなわけでクロカンコースから次の作品へ向かいました。

作品がある場所の近くには大地の芸術祭の旗が立っているので、作品を探すときの目安にしてください。

広場の端にある小屋が M003。

14:00。M003 森。

この作品が作られた2000年から中の時が止まっていると思うとなにか不思議な気持ちになります。

14:15。M024 0121-1110=109071。前に来たときとパーク内の印象が違っていて、うっすら道に迷いました。

この作品は月日と共に植物に覆われていくことを想定しているそうですが、今のところ覆われる気配はありません。

つづいて M005 を目指します。旗が立っている草の道の先に M005 があります。

14:18。M005 再生。

14:20。道を戻って M002 カモシカの家族。

以上でマントパーク津南の5作品はコンプリート! とくに M001 は心配だったので、ここで回収できてよかった!
落ち穂拾い
マウントパーク津南から国道117号に戻るついでに道沿いの作品を回収しました。

14:50。M026 時を越える旅。

2018で M060 川の向こう、舟を呼ぶ声 が入っていた向かいの公民館は今回使用されておらず静かでした。

M026 と M028 をつなぐ県道49号が笑っちゃうくらい道幅が狭いし、高低差がすごい。

15:00。高低差を越えてたどり着いた M028 国境を越えて。

15:05。M019 「記憶―記録」足滝の人々。
以上でこの日の作品巡りは終了。残りの津南の作品は夏シーズン(7/30〜9/4)が始まったら回収しに来ます。

帰りに十日町の道の駅クロステンに寄ってそばいなりをゲトりました!

甘いタレをたっぷり吸った油揚げの中にそばが詰まっています。うまい!
参考
- 大地の芸術祭2018に行ってみた – 4日目 / icoro
- 大地の芸術祭2018に行ってみた – 12日目 / icoro
- 大地の芸術祭2018に行ってみた – 11日目 / icoro
- 越後妻有大厳寺高原キャンプ場【公式】|新潟県十日町市<松之山地域>
目次
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 1日目 十日町中心市街地 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 2日目 ナカゴグリーンパーク 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 3日目 乗っ取れ松代城
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 4日目 清津峡渓谷トンネル 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 5日目 松之山温泉 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 6日目 マウンテンパーク津南 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 7日目 津南エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 8日目 川西エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 9日目 JIKU 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 10日目 十日町北部 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 11日目 中里エリア&十日町夏作品 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 12日目 松之山エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 13日目 松代エリア西部 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 14日目 松代エリア北部 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 14.5日目 夜の大地の芸術祭
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 15日目 十日町エリア ほぼ攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 16日目 十日町・松代エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 17日目 松之山エリア 攻略戦