大地の芸術祭10日目。天気予報がびみょーだったので、天気が許す限りできるだけ、という軽い気持ちで昼過ぎにゆるゆる出発しました。
14:10。うぶすなの家を目指して県道178号を東へ。こんなところにまでソーラーパネルの浸食が進んでいるのか……。冬は雪に埋もれてしまうのでは。
途中、T020、T021、T112があるのですが、なんだか人が多かったので今回はスルーしました。お盆休みのせい? まあ、この3つは会期いっぱい公開されているのでまだ焦る時間じゃない。
うぶすなの家
14:20。T120 うぶすなの家 に到着。
検温してリストバンドをゲット。
7月30日から検温スポットでなくてもリストバンドを受け取れるようになりました。今年はとくにちょこちょこと仕様変更が発生しているので、出掛ける前に最新情報を確認しておきましょう。
っていうか、「検温スポット」という言葉自体使わなくなってる?
T121 風呂 。宿泊すると入れます。
T124 洗面台 。風呂場脇の洗面所にあります。
T122 かまど 。逆光になったり大きかったりでなにげに撮るのが難しい。
T123 表面波/囲炉裏 。左側のブロックを寄せ集めたような壁が「表面波」。右側の床の間も作品っぽいですがよくわかりません。
どうやらこっちの囲炉裏も T123 の一部らしい。
2Fに T399 うぶすなの白 。2Fの3部屋すべてを使っています。こちらは一番広い「風の茶室」にある作品。
階段登ってすぐ左の「闇の茶室」。
「闇の茶室」の反対側にある「光の茶室」。
ここまで来たついでに T134 も回収したかったのですが、ときおりパラパラと雨が当たるし人も多かったので、日を改めて回収しに来ることにしました。9月入ってから、天気のいい日を狙ってゆっくりこよう。
枯木又
15:00。枯木又を目指して国道252号に入ります。
15:05。県道59号の T139 かまぼこフェイス が点在するエリアに突入。
車庫にみんな顔が描いてあります。
T139 のスタンプはアグリコープ新水の前にありました。
15:20。枯木又に向けて走っている途中で T406 昔はみんなたのしかった 文化人類学手法によるフィールド・ワークから の黄色いポールが出てきます。
とくに駐車場の表示はありませんが、このへんの路側帯が広くなっているところに駐めておけば問題ないと思います(ガイドマップ上には駐車場マークがあるが、現地ではそれらしき標識や看板が見当たらなかった)。
黄色いポールを辿って林の中に入っていくとテントとスタンプが現れます。
テントでは枝豆が販売されていた模様。この日は休業日だったのかすでに売り切れたのか、なにもありませんでした。「小貫記念」?
中越地震でできた亀裂がそのまま残ってました。
15:30。T402 のある鶏舎が出現。
駐車場と鑑賞場所は目と鼻の先にあるのですが、まっすぐつなぐ道がないため、鶏舎をぐるっと迂回する必要があります。指定された場所以外に入るのは防疫的に絶対ダメだぞ。
15:35。T402 環の小屋 パラダイス 。ここは作品看板だけあります。スタンプ欄が T427 と一緒になっているため、スタンプはここにはありません。
15:40。T427 枯木又プロジェクトNew の旧枯木又分校に到着。作品番号は新しいものになっていますが場所的には2018年にあった T268 の場所です。
なお、分校入口に T427 の作品看板があり、そこにスタンプもぶら下がっていますが、これは罠だぞ気をつけろ。T427 は有料展示なのでここでスタンプを押してしまうと鑑賞済ということになってしまい、校舎内の展示を見るのに追加で半額(150円)支払う必要が出てしまいます。
まあ、実際にはスタッフに「あ、外でもう押してきちゃいました……」って言うと「あーはいはい」という感じで普通に入れるんですけど。しかし、それはそれでどうなんだ……? と思ったり思わなかったり。
分校入口前に T400 たましいのすがた / 万物成長 。
T268 2022 大地の記憶 。作品番号はそのままで、タイトルに「2022」が追加されました。
校舎入ってすぐ T401 析出する光New 。
スクリーンに写ってる写真をなぞるように透明の樹脂かなにかが盛ってありました。
1F奥の教室のほうにも作品があったのですが、これは T400 の関連作品? とくに案内もなかったのでよくわかりませんでした。
なんか生えてた。
2Fに T403 夕方の校舎New 。
すべての窓にオレンジのフィルムを貼り付けただけの単純な作品なのですが、これがめちゃくちゃエモい! 作者天才かよ!
中では子供がなにか喋っている声が静かに流れています。中国語だったので生きて帰ってこれた。日本語だったらエモ死してたと思う。
公式ガイドブックには
二宮金次郎像の輪郭を版画で擦った紙に子どもたちが色鉛筆を塗り、教室の壁に展示する。
越後妻有 大地の芸術祭2022 公式ガイドブック
とあるのですが、それらしきものは見当たりませんでした。仕様変更があったのかも。しかし、いっそなにもないほうが想像力が加速するまである。
おみやげ。たぶん窓に貼り付けてあるオレンジのフィルムと同じもの。
15:50。今日はここで終了。
T321 も回収しておきたいところでしたが、到着時間が16時半ころになりそうだし、そうなるとあんまりゆっくり鑑賞してる時間がないな、ということで後日に回すことにしました。
参考
目次
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 1日目 十日町中心市街地 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 2日目 ナカゴグリーンパーク 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 3日目 乗っ取れ松代城
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 4日目 清津峡渓谷トンネル 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 5日目 松之山温泉 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 6日目 マウンテンパーク津南 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 7日目 津南エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 8日目 川西エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 9日目 JIKU 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 10日目 十日町北部 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 11日目 中里エリア&十日町夏作品 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 12日目 松之山エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 13日目 松代エリア西部 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 14日目 松代エリア北部 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 14.5日目 夜の大地の芸術祭
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 15日目 十日町エリア ほぼ攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 16日目 十日町・松代エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 17日目 松之山エリア 攻略戦