
大地の芸術祭13日目。8月も終盤。松代エリア西部の夏シーズン限定作品を押さえていきます。

10:45。まつだい駅の観光案内所で検温。

10:55。松代商店街にある D320 と D317 に向かうため、松代プール共同駐車場に駐車。ここから徒歩で作品に向かいます。

11:00。D320 に向かう途中で D317 松代商店街周辺における土壁による修復プロジェクト(2015年) を回収。 ガイドマップ上では

11:03。 D320 黄金の遊戯場 。

ここ大好き。

なんと2022では2Fの新エリアが開放!!

アジアの路地裏感がすごい。換気扇から生温かい風が出てきてる感じとか最高。

家のどこかに隠れている黄金のトイレも健在です。

ここは秋シーズンに入ってからも土・日・祝日限定で鑑賞可能なので、ぜひ見に行ってほしいです。
奴奈川キャンパス

12:00。 D331 奴奈川キャンパス に到着。同時にツアーバスが到着して「ウヘェ……」となりましたが、人数も少なく、また、最初に昼食を取る様子だったので、よし。

D332 大地のおくりもの 。壁に貼り付けられた木の板に彫刻刀で森を刻んでいます。

作品は現在進行形で制作されており、この日も1Fの奥で学生が森を彫っていました。

TSUMARI KITCHEN はツアー客限定で提供しているみたいでした。飲み物でもあるかと思ったのですが、メニュー自体置いてありませんでした。用意しているのはツアー客用の昼食。

2F。 D340 南極ビエンナーレ – フラム号2 。

D334 レミニッセンス(おぼろげな記憶) 。

D384 水の博物館New 。

このへんで採取した水を展示しているのだと思いますが、正直よくわからんかった。フラスコに付いてるラベルに採取地が書いてあるのかと思ったらポエムだったし。英語では「The water」としか書かれてないのに日本語訳には「渋海川の水」と書いてあったり。

D341 天上大風 。

D390 世界をつなぐメールアート・プロジェクト(奴奈川キャンパス)New 。

こちらは松之山エリアのギャラリー湯山に展示されている Y114 世界をつなぐメールアート・プロジェクトNew の関連作品です。

D383 パラダイスNew 。インドっぽいと思ったけど中国人作家の作品でした。パンデミック下のホテル強制隔離の体験から生まれた作品とのこと。コロナや戦争は嫌が応にも作品に影を落としますね。


廊下のどん詰まりに D348 彩風 。

屋外に D338 はなしるべ 。いわゆる手こぎトロッコです。慣れないと前進・後退の切替がちょっと難しい。
中国ハウス

12:35。中国ハウス。

すぐとなりに数台止めることができる駐車場がありました。4年前は小屋があった気がする。

D381 心・顔New 。

ディスプレイの前に立った人の顔を認識して模様が変わります。マスクをはずして、前髪を上げると認識してもらいやすくなる模様。

D344 五百筆 。

奴奈川キャンパスまで来たついでに D106 を回収しておきます。夏限定公開作品ではないですが、あんまりこっちまで来ることもないので。

12:50。D106 のある「城の池公園」に到着。コイの養殖をしてるらしく、釣り禁止になってました。4年前に来たときは軽トラで来たおっちゃんが釣りしてた記憶があるんだが。

D106 自然と文化の出会う公園 。

池の周りに作品が点在しています。

13:15。一旦まつだい駅に戻ってファミマで昼食を調達。ここのファミマなくして松代の攻略なしと言っても過言ではない。松代戦の兵站。
国道353号沿い
午後は国道353号と県道426号沿いの作品を回収していきます。

13:40。 D330 近くの臨時駐車場に到着。近くと言ってもここから D330 までは300mほどあります。

13:45。D330 ドクターズ・ハウス 。

作品保護も兼ねたスリッパ。

床や壁がミラーになっています。

一部屋だけ撮影禁止の部屋があります。まあ、撮影禁止のサインに気が付かずに撮影してる人も多かったようですが。あと2階からその部屋がのぞけるのですが、そっちには別に撮影禁止のサインはありませんでした。床に埋め込んである作品が撮影禁止なのかも?

後半はミラー要素が減り、もともとそこにあった古い道具などが増えてきます。小窓や壁の隙間から診察室(?)の様子がうかがえます。

14:05。 D104 ぶなが池植物公園「マザーツリー空中庭園」 。

今回は上まで登ってみました。でも別に特別何かがあるわけではありませんでした。

D382 を目指して国道353号を北上。その途中で「慈」と書かれた石碑が立ってました。あとで知ったのですが、かつて存在した村に関連した石碑でした。これも作品を構成する要素の一部になっています。

14:25。D382 消えた集落 閉村の碑からよみとるもうひとつの理由New 。

道の両脇に屋号の書かれた四寸柱が並び立っています。白と緑の吹き流しも作品の一部。コンセプトとしては大好物なやつなんですが、なんか期待してた感じとはちょっと違った、というのが正直な感想。

県道426号に入り、一度柏崎に出てから……

すぐに十日町に戻ります。

14:40。 D103 明後日新聞社文化事業部 。

ここではもともと大地の芸術祭や地域情報を伝える新聞を発行していたようです。

が、現在はどちらかというと朝顔プロジェクトのほうがメインになってる印象です。前は合宿イベントなどもあったようですが、コロナ禍で止まってるっぽいですね……。
なお、大地の芸術祭公式サイトからリンクが張られている明後日新聞社のウェブサイトはドメインが流れたみたいで、今はよくわからないゲームブログが出てきます。

15:00。 D268 想像する家 。
本来は明後日新聞社から歩いて登る必要があるのですが、今回はあんまり人が居なかったので、近くまで車で行っちゃいました。

2018年にも来てるはずなのに初めて入る気がするぞ……? と思ったら、2018年のときは鍵がかかっていて中には入れてませんでした。中に入るのはこれが初めてだった。

2Fは全体がホワイトボードになっていて、自由に絵が描けるようになっていました。

15:15。県道426号を南下して D328 の駐車場に到着。ルートを逆打ちしてるせいで案内看板が全然見えなくて難易度高い。駐車場になってる田野倉集落センターは上り口が狭いので3ナンバーは無理かも。

あとで判明したのですが、この駐車場と D385 は階段で繋がっていました。しかも D385 の前にも駐車場あったし。このときはよくわからなかったので普通に舗装路を歩いて向かいました。時間的には余裕があるので多少歩くのは問題ない。

15:20。D328 に到着するもののスタッフはおらず。受付は D385 となっていました。

15:25。D385 楽暮 D.I.Y.の家 ijuNew 。 D328 のスタンプもここで一緒に押してもらいました。

趣味のスペース感がすごい。夏の間、学生達はここで合宿しているようです。

隣にある部屋。太陽光が反射して壁に水面の揺らぎが映し出される仕組み。

太陽が出ていなかったのでスタッフが懐中電灯で照らしてくれました。

なるほど、そういうふう。

こういうスペース、うちにも欲しすぎる。

15:40。再度 D328 つんねの家のスペクトル 。

中(1つは外)には9つの作品があります。

刃物のぬいぐるみが天上から吊されているのが つんねの家のスペクトル 。奥のちらっと写ってる箒がたぶん 私が見つけた箒 。作品だとは認識しておらず、単体の写真撮ってなかった。

左の床の間に 1931年版避妊法 。仏壇に キスマスク 。

2匹の子豚 。

縫い人へのオマージュ 。

光る雌鹿 。

2Fの小部屋に 回るテュテュ 。

屋外にあるという 狂った住人 がよくわかりませんでした。屋根のやぶれたところからちらっと覗いてるものがそれ?

16:00。 D346 棚田階段2022 。作品番号は2018年のときの 狐の棚田プロジェクト2018 と同じですが名前が変わっています。キツネ消えた。
ここまででこの日予定していた作品は回収完了。まだ少し時間があるので、帰り道にある作品を拾っていきます。
落ち穂拾い

16:25。 D376 かかしコンクールNew 。農舞台周辺は10月10日までに いけばな シリーズを回収しに来ないと。

16:40。 D046 「時の蘇生」柿の木プロジェクト in 松代 。

16:50。 D101 翼/飛行演習装置 。

16:55。 D048 ミルタウン・バスストップ 。最寄りに駐車場がないので、バスの来ない時間を狙ってバス停に停車しました。

といっても1日にこの8便しかないので、かち合うほうがレアかも知れない。

17:00。 D047 人 自然に再び入る 。

D129 イナゴハビタンボ 。

すぐ隣にあるそば屋。ここに来るたびに気になるけど、お昼しか営業していないため一度も寄ったことがありません。
松代エリアはあと北部の作品を押さえれば勝ったも同然です!
参考
目次
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 1日目 十日町中心市街地 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 2日目 ナカゴグリーンパーク 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 3日目 乗っ取れ松代城
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 4日目 清津峡渓谷トンネル 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 5日目 松之山温泉 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 6日目 マウンテンパーク津南 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 7日目 津南エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 8日目 川西エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 9日目 JIKU 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 10日目 十日町北部 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 11日目 中里エリア&十日町夏作品 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 12日目 松之山エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 13日目 松代エリア西部 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 14日目 松代エリア北部 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 14.5日目 夜の大地の芸術祭
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 15日目 十日町エリア ほぼ攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 16日目 十日町・松代エリア 攻略戦
- 大地の芸術祭2022に行ってみた – 17日目 松之山エリア 攻略戦