大地の芸術祭12日目。松之山エリアを落とす!
10:10。道の駅瀬替えの郷せんだで豆大福を購入。5月度月間売上ランキングは全国7位(新潟県内1位)でした。食べて応援せねば。
10:40。まつだい駅で検温。
リストバンドは日によって色を変えているようです。黄色と緑を交互に出している? そういえば松之山に宿泊したときは1日目が黄色で、2日目が緑だった。
水素の音ぉ〜!
三省ハウス
11:15。三省ハウスに到着。
受付でスタンプをゲット。来るたびに一回くらい宿泊しておいたほうがいいのだろうか、と思うものの、「23時消灯」の一文で挫折します。夜型人間には23時消灯は早すぎる……。
受付のすぐの隣の談話室に Y109 Lost Winter があります。
一本の木を囲むように4つの窓が見えます。そのすべての窓に自分がいるという不思議な空間。広角レンズがほしい。
廊下に Y027 名前蔵 。器にはワークショップに参加した人の名前が刻み込まれています。
体育館に Y116 Ongoing Village〜進行形の村〜New 。体育館は双六になりがちなのか。
冊子を自分で作るコーナーがあったので作ってみました。
なんか、不思議な冊子ができた。見本もこんな感じだったのでこれで正解っぽい。内容は作者の祖母が書いたエッセイを抜粋したものだそうです。あとで読む。
2Fに Y045 ラトビアから遠い日本へ 。展示されている家具の数が減ったような気がしましたが、過去の写真を確認してみたところ、気のせいでした。
キョロロ
11:50。Y111 を求めてキョロロに到着。車はキョロロに駐めて、そこから徒歩で作品に向かいます。
作品までは徒歩で3分ほど。雨のあとだとぬかるんでいる場所もあるので、トレッキングシューズがオススメです。でもスニーカーでも死ぬことはないです。
林の中に Y111 森の精New 。公式ガイドブックの表紙になっている作品です。鑑賞者が鑑賞される側になっている、ということらしい。
黒倉
12:20。Y113 の駐車場に到着。
ここから徒歩で200m! しかも上り坂。
駐車場から5分ほどで Y113 パレス黒倉New に到着。
最初に囲炉裏のある部屋。
囲炉裏の中には石でガラスを挟んだ作品が転がっています。N072 磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館[SoKo] にもあった作品です。
右の部屋に柱の間。
左の部屋に雪に覆われた景色を思わせる白玉砂利の間。
2F。真っ白な空間にガラスの挟まった石が転がっていました。
その横に箱のつまった押し入れ(?)。
同じく2F。階段を挟んで反対側の部屋。作者の私物も混じっているそうですが、逆にもともとここにあったものがどれなのか気になる。
前のテントでは野菜などを販売していました。なお、キュウリは無料でした。
道の途中にあるゲルは「黒倉歴史展示エリア」という名前で、この黒倉地域で撮影された写真が展示されていました。この日、Y113 の店番をしていた人が作者(小見重義さん)らしい。このゲルは私物なのだろうか。
あとで調べてみたら、1982年に出版された小見重義写真集「地炉とかねっこり」はすでに絶版。しかし、古本でもそこそこの値段で取引されている模様(しかもだいたい著者のサイン入り)。ちょっとほしくなる。
オーストラリアハウス
13:00。Y082 オーストラリアハウス 到着。
出入口前に Y107 ガーディアン。座面が凹んでいて、下の石が足の形に凹んでいるのはそこに神様が座っているから、ということらしい。
1Fと2Fを使って Y115 あざらし話New 。ロボットアザラシを連れて北極圏へいく話と日本と北極圏のお年寄りにインタビューする話などが流れています。YouTubeとかに上がってたら家でゆっくり見てみたいやつ。(知らないだけでアップされてたりする?)
映像に出てくるアザラシのロボット「PARO」もいます。声をかけると反応したりしなかったり。なぜその照明なのか。
Y082 ディラン・ンラング-山の家 は、今回は宿泊者限定公開になっており、一般の観覧者は見ることができません。
2018年時はそうめんなどを提供していた建物。今年はなにもやっていないようです。
夢の家
13:40。夢の家 の駐車場に到着。これもなにかのインスタレーションかと思わせる自由な駐車模様。
先に人がいなそうだった Y035 エリクシール/不老不死の薬 。入口はこの裏にあります。
中にハチが迷い込んでてちょっと怖かった。殺虫剤を持ち歩くべきか……。
つづいて Y013 夢の家 。
宿泊者は銅の風呂に入り、用意されているウェアを着て、ウェアと同じ色の部屋で眠り、そこで見た夢を備え付けられた本に記録します。
赤、青、緑、紫の4つの部屋がありますが、やっぱ赤の部屋が一番インパクト強い。
ギャラリー湯山
14:20。ギャラリー湯山 の駐車場に到着。湯山と反対側、ちょっと坂を登ったところにあります。
この案内看板、 D308 PHOTOGROUND -カマボコオブスキュラ- の作品看板を再利用しているのか……。使用済み作品看板いらないならちょっとほしい……。1,000円くらいなら買うぞ。
徒歩5分ほどで Y085 ギャラリー湯山 。出入口は通りとは反対側にあります。
ここでは企画展として Y114 世界をつなぐメールアート・プロジェクトNew が開催されています。
世界中の作家が郵便で送り合った手紙(とかモノとか)が展示されています。
郵送料分の切手(ほとんど1円切手)で覆われた箱。ちゃんと全部に消印スタンプも押されています。作者と郵便局員の織りなす芸術なのかもしれない。
家の記憶
14:50。Y072 家の記憶 。
駐車場は道を挟んで反対側にあります。雨のあとだと間違いなくぬかるんでるのでご注意ください。
家中、クモの巣のように糸が張り巡らされています。よく見ると古道具が糸に絡め取られて浮いてたりします。
最後の教室
15:06。松之山エリア最後の作品、 Y052 最後の教室 へ! これで松之山エリアはコンプリートだぜ!
と思ったら、なんかバスからぞろぞろ人が降りてくきてるぅ!! 20人くらいバスから降りてきたんじゃなかろうか。
あとで調べてみたらガイド付きバスツアー「シャケ川のぼりコース」のご一行だったようです。団体とぶつかるのがいやな人はバスツアーの時間も把握しておかなければならないのか。
どっかに団体が来る時刻を一覧で出しておいてほしい。
団体とご一緒になるのは御免被りたいので、今回、 最後の教室 は流すことにしました。松之山エリアコンプは9月以降にお預けということで。今度から出掛ける前にバスツアーの時間を把握しとかなきゃだな……。