わりと過酷だったまつだい攻略戦のはじまりです。
ガイドマップで行った場所をチェックしながら「松代は1/3くらい押さえたな」と思っていたのですが、スタンプ帳(作品鑑賞パスポート)を見ると思いのほか空白が目立つことに気が付きました。
「このギャップはなんだ?」と思ってよくよく見たら、農舞台周辺にある作品はそれぞれ別のスタンプが割り振られている……だと……? つか、松代エリアに存在する作品の半分は農舞台周辺にあるやつじゃん……
そうして我々は大地の芸術祭の泥沼に足を踏み入れていくことになったのである。
時は2018年9月6日(木)の午前5時。我々は農舞台に向けて車を走らせていた。
はじめはクソ狭いと思っていた国道403号も、今ではもうなんとも思わなくなっているオレがいる。人の慣れとは恐ろしいものです。
朝靄煙る棚田の風景を眺めながら。
農舞台に到着。時刻は6:45。とりあえず農舞台前にある D063 旅人の迷路 をゲット。
まずは人通りが少ない時間帯に城山(松代城跡公園キャンプ場周り)にある作品を車で拾っていく作戦だ。道幅が狭いので日中は路駐が難しく、かといって歩いて回るには時間がかかりすぎるエリアである。
城山攻略戦
さくさくっと拾っていくぜ。6:50。まずは近くに路駐して D066 米の家。
6:55。D066から徒歩で下って D312 人生のアーチ。
7:05。管理棟脇の駐車場に車を停めて D016 木。
下に黄色い看板が見えるぞ……もしかしてガイドマップ上ではD016の先にある D067 融(とおる) では……
車で一段下に下って、さっき見えたD067らしき場所を目指します。
7:15。うーん、やっぱり D067 融(とおる)。
松代の地図になってるっぽいです。
D016の方向を振り返ってみたところ。よく見るとD016につながる道があるような、ないような。草木が生い茂っていて、行けるのか行けないのかよくわからない……
管理棟近くの三叉路で松代城につながる細い道に入り、D070へ。普通車1台が精一杯な道幅&急登の道を登ります。
7:15。ちょっと広めの駐車場の奥に D070 まつだいスモールタワー。上に上がれるみたいですが、先を急ぐのでスタンプだけ押して次へ。
道のりはここで折り返し。ここまででスタートから30分が経過しています。車で近くまで行っているとはいえ、場所がよくわからなかったり歩いて行かなければいけない所が多いのでやはり時間がかかります。ただ、このあとはわりと道のそばにあるっぽいので早いはず。
7:25。キャンプ場前を通過し、農舞台に戻る道の途中に D068 フィヒテ(唐檜) の看板。ちょっと広めの道路なので通りが少なければ路駐余裕です。しかしここからだと作品が見えない。歩くのか……下るのか……(いきなり予定外の徒歩)
徒歩で50mくらい進んだところ。意外なものが出てきた!
ここは屋外図書館だそうで、戸棚の中には本が置いてあります。読めます。本はドイツの作家のものが中心です。
照明もあって夜間の読書も可能、とのこと。でも、ここが明るくても農舞台からここまでの道のりは街灯もないしたぶん真っ暗だと思う……
7:30。D068からほんのちょっと下ったところにあった D069 WDスパイラル・パートⅢマジック・シアター。道路からすぐです。駐車できるスペースもあります。
中に入れます。80年代の科学館に置かれていた雑な実物大宇宙船模型のよう。
なぜかハエたたきが落ちている……
7:35。最後に D311 円-縁-演。ここを拾って城山周辺の作品はコンプ。なお、D311のスタンプは農舞台でもゲットできます(あとでわかった)。
スタートから約1時間。車使ったわりに思いのほか時間がかかったな……6時スタートでもよかったかも。
7:45。農舞台に戻る前にちょっとはずれにある D194 帰ってきた赤ふん少年 も拾っておきました。駐車できそうな場所がないので通りが多い日中は難しいかも。
次は農舞台周辺を攻略していきます! 農舞台周辺の作品は車で入れない場所があるので、諦めて徒歩で拾います。