
大地の芸術祭で作品を巡っているときに出会った野菜「筆なす」。20cmくらいある薄紫色の大きなナスです。焼きナスにしたところ大成功したのでレシピをご紹介。
筆なす

筆なすを手に入れたのは大地の芸術祭2022の作品 T408 新しい座椅子で過ごす日々にむけてのいくつかの覚書 前でのこと。「十日町市・新座にようこそ!」という感じで入り口で野菜の無料配布があったのでありがたく頂戴してきました。

作品については以下からどうぞ。

頂いてきた筆なすがこちら。直径10cm、長さ20cmほどある巨大なすです。初めて見た。受付の人に聞いたところ焼きナスにするのがおすすめとのこと。
筆なすの調理法を調べてみるものの、ネット上には情報がほとんどありません。どうやら一部地域だけで作られている品種の模様。大きい、先が尖っている、淡い色という特徴からえんぴつ茄子に近い品種と判断し、えんぴつ茄子のレシピを参考にしました。
筆なすで作る焼きナス

材料
- 筆なす:1個
- サラダ油:大さじ1
- 薬味類:大葉、かつおぶし等適量
- 醤油またはめんつゆ:適量
調理手順
- 縦に半分に切り、格子状に切り込みを入れる
- ラップをしてレンジで加熱(600wで2分、500wで2分半ほど)
- 切り込みを入れた面を下にし、弱火で焦げ目が付くまで焼く
- ひっくり返し、フタして焼く
- 皿にとり、薬味などをかけて完成!
1. 縦に半分に切り、格子状に切り込みを入れる

ヘタを落として縦半分にカット。

皮は切らないようにして格子状に切り込みを入れます。
2. ラップをしてレンジで加熱(600wで2分、500wで2分半ほど)

お皿にのせてラップをし、電子レンジで加熱します。加熱時間の目安は600wで2分、500wは2分半くらい。
3. 切り込みを入れた面を下にし、弱火で焦げ目が付くまで焼く

切り込みを入れた面(皮ではない面)を下にし、軽く焦げ目がつくまで焼きます。火加減は弱火で。
4. ひっくり返し、フタして焼く

焦げ目がついたらひっくり返します。

皮面はフタをして蒸し焼きに。

しばらくすると切り込みの間がフツフツとしてきます。

フツフツし始めてからもう1〜2分ほど焼けば完成です! かなり柔らかくなっているので崩れないよう気を付けて取り出してください。
5. 皿にとり、薬味などをかけて完成!

今回は刻んだ大葉、かつおぶしをのせ、しょうがを添えました。これにさっと醤油またはめんつゆをかけてできあがり!
なお、ここで使った大葉は同日に回った作品 T425 ビルズクラウド でもらったものです。夕飯のおかずもゲットできちゃう芸術祭。地域のみなさんのおもてなしに感謝です。
食べてみた感想

水分が多く、トロトロの焼きなすになります。切り込みは皮まで入れないようにし、水分が逃げないようにするのがポイントかも。皮はちょっとかため。箸で身(?)をきれいに取ることができるので、皮だけを残して食べることができます。大きいので食べ応えもあり。筆なすで焼きナス、おいしいです! おすすめです!
そんな感じ

今回はとにかくシンプルに食べる方法を模索してみました。レンジで加熱しておくことで大きななすでもうまく焼くことができます。
筆なす、もし手に入れる機会があったらお試しください!