※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

段ボール箱で自作!使い捨てペット用キャリーバッグの作り方

簡易キャリーケース

 1.5Lまたは2Lのペットボトルが入っている段ボール箱に一手間加え、ケーキ箱のような持ち手の付いたボックスを作ってみました。子猫や子犬、ウサギなどの小動物を運ぶ時のペットキャリーとして使えます!

動物愛護ふれあいフェスティバル
動物ふれあいフェスティバルの猫の譲渡会で使われていた段ボール製のペットキャリー。これを参考にしました。

 猫用のキャリーバッグを段ボールで自作できないかなーと思い作ってみたところ、思いのほかいい感じのものができました! 段ボール箱そのままだとジャンプしたときにフタが開いて脱走の心配がありますが、この方法ならフタを閉めた状態で固定できるので安心。子猫や子犬、ウサギなどの小動物を入れるものが必要! という時に使えるかと思います。

段ボールでできる簡易ペットキャリーの作り方

簡易キャリーケース
どちらのサイズの箱でもOK!

用意するもの

  • 1.5Lまたは2Lのペットボトルが入る段ボール箱:1つ
  • カッター
  • 鉛筆など

 ※1.5Lのペットボトルが8本、または2Lが6本入るサイズの段ボール箱で作るとちょうど良いです。

1. 四隅にフタと同じ長さの切れ込みを入れる

簡易キャリーケース

 フタを寝かせ、フタと同じ長さの所まで切れ込みを入れます。

2. 折りやすくするための切れ目を入れ、折り曲げる

簡易キャリーケース

 フタをガイドにしながら、箱の側面(広い面のみ)にカッターで切れ目を入れます。これは折り曲げやすくするための切れ目。完全に切るのではなく、段ボールの表面のみを切る感じで! 反対側の面にも同じように切れ目を入れます。

簡易キャリーケース

 切れ目の所で山折りにします。これでちょっとケーキ箱っぽい形に。

3. 両脇のフタ部分に切れ込みを入れる

簡易キャリーケース

 両脇のフタの真ん中あたりから折り目が付いている所まで切れ込みを入れます。これは貫通させて下さい。

簡易キャリーケース

 切れ込みを入れたら穴を広げつつ、もう一方のフタの角を差し込みます。

4. フタを固定する切り込みを作る

簡易キャリーケース

 フタを差し込んだら、鉛筆などで印を付けます。

簡易キャリーケース

 印をつけた所は垂直に切り、その後、斜めにカット。三角形を切り出す感じです。斜めの部分の角度はサイドのフタをはめた時に入りやすければOKです。

5. 持ち手を作って完成!

簡易キャリーケース

 フタの中央部をコの字型に切ります。ちょっと力が要りますが、刃を貫通させて二枚同時に切るようにすると持ち手の位置が揃ってきれいにできます。

簡易キャリーケース

 全部切り取らず、上に折り曲げて持つようにすることで強度がアップ。

簡易キャリーケース

 これで完成です!

空気穴の確保

簡易キャリーケース

 ペットボトルの段ボールをよく見ると、側面に小窓のような部分が付いています。これは箱のまま陳列する時に使用する部分。ここをめくって引っ張ると手でカットできるようになっているのです。

 ここをちょっと開ければ空気穴に! ペットボトルの段ボール、ちょうど良すぎる。

使い捨てのキャリーという使い方がおすすめ。

簡易キャリーケース
ジュースの種類によって箱のサイズが異なりますが、同じように作れます! 好きなジュースの箱でどうぞ!

 ダンボール箱はスーパー等で無料でもらえるので材料費はタダ。不要になったらすぐ処分できるのもポイントです。譲渡会で里親さんに渡す時に使ったり、とりあえずちょっと必要という時にささっと作れると捗ります。
 もし無地 or 柄の少ない段ボール箱があれば是非そちらを。無地ならばなかなか見栄えのいいものになるのではないかと思います。

簡易キャリーケース
オープン時の様子。

 さてさて気になる耐荷重ですが、試しに3kgの猫を入れてみたところ問題なく使用できました。ただし広さ的にはギリギリ。子猫や小動物向けのサイズという感じです。

簡易キャリーケース
片手で持てるだけでかなーり便利。

こんな時に使いたい

 猫を保護してすぐに動物病院に連れて行くときに使うといいんじゃないかと思うのです! 病院で診察、猫風邪罹患が判明、キャリーバッグを洗浄・消毒しなきゃー! という手間が省けますよ! (経験有り。)

 また災害に遭ってしまった時の避難時や避難所でも使えるかもしれません。この他、なんかしらに使えそうな気がするので、なんかしらの時にお役立てください!

追記

 NHKのいざという時に役立つ防災動画「つくってまもろう-みんなで集めた防災アイデア-」で、このペットキャリーの作り方を取り上げて頂きました!

ペットを飼うなら検討しておきたい医療保険!

 動物病院での治療費は高額になりがち。早めにペット保険を検討しておくのがおすすめです。

関連する記事