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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

知ってるようで知らない灯油ポンプの正しい使い方

灯油ポンプ

 あなたは灯油ポンプの性能を100%引き出していますか。

 雪国ではまだまだ根強い人気を誇る石油ファンヒーター。その石油ファンヒーターのタンクに灯油を移すための必須アイテムが灯油ポンプです。
 灯油ポンプはホームセンターで100円ほどの低価格で販売されているありふれたものですが、ありふれているが故に説明書もついていないことがほとんど。それゆえに正しい使い方を知らず、その真の能力を引き出せていない人も実は多いとか多くないとか。

 そんな、タンクが満タンになるまで延々とポンプをシュコシュコし続けてるそこのキミ! 電動式石油ポンプの購入を検討する前にこの記事を読みたまえ!

灯油ポンプの使い方

灯油ポンプ

 ポリタンクをファンヒーターのタンク(以下、「タンク」)よりも高い位置に置きます。ポリタンク内の水面(灯油面?)がタンク内の水面よりも高くなっていればおk。

灯油ポンプ

 ポンプの上にあるネジを締めます。これを締めないといくらポンプをシュコシュコしても灯油を移すことが出来ません。

灯油ポンプ

 タンクにホースを差し込んで、赤いポンプ部分を数回シュコシュコします。ホース内が灯油で満たされると、あとは何もしなくてもサイフォンの原理で灯油が流れ続けます。
 この辺りの詳しい原理は「サイフォンの原理」でググって下さい。

灯油ポンプ

 タンクのゲージが上がっていくのを見守ります。
 自分の場合、停止が間に合わずに灯油をあふれさせてしまうという不幸な事故の発生を避けるため、ゲージの8、9割くらい入ったら止めています。

灯油ポンプ

 灯油を止めるときはネジを緩めます。片手でネジを緩められるように、実際に灯油を入れ始める前にシミュレーションしておくとよいです。

スマート&エコロジー

灯油ポンプ
灯油ポンプ用のケース(写真左の赤いケース)も購入しておくとポリタンク周りを灯油まみれにすることなく灯油ポンプを片付けられるのでオススメです。

 最近では満タンになると自動で給油が停止するという便利機能付きの電動式灯油ポンプが普及しています。しかし、自然エネルギーを利用する旧来の手動式ポンプなら電池も必要なく、値段も電動式の1/10。深夜の給油で電動ポンプの動作音を気にすることもありません。さらに機構が単純で故障知らず。ノーメンテナンスで10年くらいは余裕で使い続けられます。まさにスマート&エコロジー! 子どもたちのために手動式灯油ポンプで美しい地球を未来に残そう!

参考

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