
荒木飛呂彦氏の人気漫画、”ジョジョの奇妙な冒険”の名台詞にこんなものがある。
「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは 奴の前で階段を登っていたと思ったら いつのまにか降りていた』
な… 何を言っているのか わからねーと思うがおれも 何をされたのか わからなかった…」
ポルナレフが宿敵ディオのスタンド能力(超能力)を体感したときの台詞だ。
騙される人間は自分が騙されているということに気づかない。
よしんば「何かおかしい」と疑問に思ったところで、頭は混乱し冷静な判断はできなくなっている。