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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。現在はカプセルトイを中心に設置してます。

卒業しない時代

 中学生のころ、渡り廊下を光GENJIのGraduationを歌いながら歩いていたら、曲がり角で出会い頭に女子とぶつかりそうになりました。
 私の認識としては、そういう出合い頭は恋の始まりなのですが、「うわっ!きもちわるっ!」…と言われましたよ。
 私は未だにその日を卒業できていません。

 こんにちわ、仏像好きです。

イノベーションの7つの機会

 いまやスコアブックの次に売れているという、みんなが大好きドラッカーさんの本によれば、イノベーションには次の7つの機会があるそうです。

  1. 予期せぬことの生起。予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ出来事。
  2. ギャップの存在。現実にあるものと、かくあるべきものとのギャップ。
  3. ニーズの存在。
  4. 産業構造の変化。
  5. 人口構造の変化。
  6. 認識の変化、すなわち、ものの見方、感じ方、考え方の変化。
  7. 新しい知識の出現。

 これらは上から順に確実性の高いものとして並んでいるそうなのですが、その5つめにある人口構造の変化というものを、ドラッカーさんは重要視しています。まず着目しろと。

 7つの機会は更に大きく2つに分割され、上の4つは内部要因、つまり自分達の内側にあるキッカケ、そして下の3つは外部要因、自分達を取り囲むの環境の変化ということになるそうです。

 人口動態の変化というものは、この自分達の取り囲む環境の変化のうち、イノベーションの機会としては先頭に位置づけられており、ドラッカーさんは著書『イノベーションと起業家精神』で、「人口、年齢、雇用、教育、所得など人口構造にかかわる変化ほど明白なものはない。見誤りようがない。予測が容易である。リードタイムまで明らかである」といっています。「まず第一に調べるべき領域」であると。

 日本における人口動態の変化。
 超高齢化社会の到来で、私達が手にする商品や受けるサービスをはじめ、生活自体が今までとはまったく違ったものになってきています。

 今回は『卒業しない』をテーマに、高齢化社会と昨今の仏像ブームについて考えてみます。

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