毎朝、目玉焼きを焼くのに使っている鉄フライパンに焦げがかなり付いてきたので、重曹を使ってしっかり落としてみました! 思った以上にすっきりきれいに!
鉄フライパンを使い始めてから8ヶ月ほど経ちました。毎朝の目玉焼きのほか、お肉をがっつり焼きたい時に気兼ねなく強火で使えるので重宝しています。
ちなみに普段の使用後の洗い方・メンテナンスは
- フライパンを使う
- 水を入れて汚れを浮かせる
- ブラシで水洗い
- 乾燥後、油を塗布
という感じにしています。この変は洗剤を使う / 絶対に使わないなど、いろんな流派があるので自分の信じる道をお進みください。
重曹を使った焦げの落とし方
ひとくちに「重曹を使う」と言っても、その使い方はいろいろあります。今回は以下の3つの方法を試してみました。
- 水に重曹を入れて加熱、一晩放置する方法
- 重曹をクレンザー代わりにする方法
- 重曹ペーストを使う方法
……というか、焦げをしっかり落とそうとしたら上記3つの方法を組み合わせる感じになりました。この3段階の工程、おすすめです。
レック(LEC) レック 【 激落ちくん 】 の 重曹 粉末タイプ 1kg /粉の研磨力でコゲを落とす/油汚れ、茶しぶ、皮脂汚れにも/
- メーカー:レック(LEC)
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- 発売日:2022/09/08
水に重曹を入れて加熱、一晩放置する方法
まずは水に重曹を入れて加熱し、一晩放置する方法から。軽い汚れ・焦げ付きであればこれだけできれいになるそうです。
カップ1(コップ1杯・180ml)に対し、重曹は大さじ1くらいの割合で使用します。直径26cmのフライパンならカップ3〜4くらい入るので、水を入れて大さじ3〜4の重曹を入れればOKです。
中火くらいで沸騰するまで火にかけます。沸騰したら弱火にし、10分くらい加熱し続けます。
火を止めて一晩放置します。
途中、割り箸でちょっとつついてみたり。まだ硬い。
一晩放置したら水を捨て、割り箸やスチールウール、金属製のヘラなどを使って焦げを落とします。
茶色っぽい汚れや焦げの端っこのほうは落ちましたが、全体としてはほとんど落ちない! 汚れが落ちない場合は同じ手順をもう1回繰り返すという方法もありますが、今回はこのまま別の方法を試しました。
重曹をクレンザー代わりにする方法
この方法はフライパン裏面にもおすすめ。濡れた状態のフライパンに重曹を振りかけ、スチールウール(金だわし・ステンレスたわし)でこすります。
重曹のシャリシャリ感とステンレスたわしによってゴリゴリ汚れが落ちていく!
なかなかきれいになってきました! このまま頑張ればすべての焦げを落とせそうな感じもしましたが、もう一個の方法を試してみます。
重曹ペーストを使う方法
重曹2に対して水1程度を加えて混ぜ合わせます。ペースト状になればいいので、割合はだいたいでOKです。
汚れが残っているところに重曹ペーストをのせ、しばらく放置します。
汚れが付いている面が曲面の場合や頑固な汚れのときは、ペーストの上にラップをして密着させる方法もあります。
少しおいたらステンレスたわしで磨きます。さっきまで落とせなかった焦げが落ちる!
Before After
重曹での洗浄前。こんなに焦げがついていたものが
重曹での洗浄後。3つの方法を経て、このようにすっきりきれいになりました!
焦げを落としたあとのお手入れ
洗剤を使ってきれいに洗います。
フライパンを強めの火にかけ、表面が青っぽい感じの色味になるまで加熱します。青っぽくなれば皮膜ができているのでもう錆びません。たぶん。
ここは流派が分かれるところなのでお好きな道を。すでに皮膜ができているので錆びない、このままでOKという方法と、油を塗っておく方法があります。うちは常に油を塗っておくことにしているので、冷えてから表面にオリーブオイルを塗りました(最近はサラダ油を塗っています)。これで今回の焦げ落としの工程はすべて完了です!
そんな感じ
焦げを落とすと食材がまたちょっとくっつきやすくなるような。焦げを落とす前の方がくっつきにくかったような……洗浄後に使用する時は油を多めに塗って使うのがよさそうです。心なしかフライパンを買った当初のように目玉焼きの白身がふっくら焼ける気も。熱伝導がよくなった? なにより、表面がきれいになってすっきりしたのがうれしいです。
という感じで重曹で焦げをきれいに落とすことができました! もっとこまめにやると汚れも簡単に落とせると思われます……覚えてたらやります!
追記
その後、調理に使ったあとは毎回ステンレスたわしでガシガシ汚れを落とすようにしたところ、焦げは付かなくなりました。日々のお手入れにステンレスたわし、おすすめです!