
車についた鉄粉を除去できるという鉄粉スポットスプレーを使ってみました。

車の表面をよーく見ると茶色い点が無数に存在することにお気付きいただけるだろうか……
これらはブレーキをかけたときなどに生じる鉄粉が車の塗装面に付着してサビついたもの。ホワイト系の塗装だととくに目立ちます。しかも一度気にし出すと「ここにもある……あ、ここにも……こっちも……!?」と次々に新たな茶色い点が見えだしてキリがなくなる! でも取ろうと思ってこすってもなかなか取れない!

そんな茶色いあんちくしょうを一掃してくれるアイテムがその名もズバリ「鉄粉スポットスプレー」です。水垢落しの機能もあるので、冬終わりの洗車にピッタリ!
ただし、イエロー(黄色)の普通塗装車は変色の恐れがあるので使用するなと書いてあります。スイフトのチャンピオンイエローに至っては名指し。ちらっとググってみたところ、黄色の塗料には酸化鉄(サビと同じ成分)が使われており、それが薬剤と反応して変色するおそれがあるようです。購入の際はご注意ください。
鉄粉スポットスプレーの使い方

最初に水をかけてざっくり汚れを落とします。

鉄粉スポットスプレーをスプレーします。いきなり全体にスプレーするのではなく、ドア一枚ずつなど細かく区切って処理しましょう。主成分はパーマ液と同じ(チオグリコール酸アンモニウム)なので、処理中は鼻の奥にくるアンモニア臭混じりのベリー系な甘いにおいが現場に立ちこめます。風向きに気を付けて作業をしましょう。

吹き付けた直後は透明ですが、すぐに鉄粉がこびりついている部分が紫色に変色します。すごい色。

よく見ると鉄粉が溶け出しているのがわかります。

汚れがひどめなところはスポンジでこすると落ちたり落ちなかったりします。

最後に水で流します。「このまま色が落ちなかったらどうしよう……」と心配になりますが、ちゃんと水で落ちるのでご安心ください。

左側が処理後、右側が処理前。水垢も取れて手ざわりとぅるとぅーる! まあでも実際のところ、一回の処理で完全に鉄粉を落としきるのは難しいので、しっかり落としたい方はねんどクリーナーを併用するとよさそう。車の表面のざらざらが気になっちゃった方はぜひお試しください!
なお、スプレーで処理したあとは汚れもワックスも落ちた状態なので、全体を処理したあとは仕上にワックスやコーティング剤を塗布してあげましょう。うちではAmazonのタイムセールで手に入れたシュアラスターのコーティング剤を使用しております。スプレーしてウエスで拭き取るだけ。簡単キレイでオススメであります!
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- メーカー:SurLuster(シュアラスター)
- カテゴリ:Automotive
- 発売日:2011/11/16
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- カテゴリ:Automotive
- 発売日:2017/03/01