新潟県立歴史博物館ではじまった冬の企画展「村の肖像 -山と川から見た『新潟』-」の内覧会に行ってきました。最近ヘビー級の企画展が続いてたので、これくらいの力の入れ具合の企画展はホーム感ある……
まずは恒例のテープカットから。左から
- 新潟県立歴史博物館友の会 会長 鈴木重壱
- 新潟日報社 執行役員長岡支社長 八木浩幸
- 新潟県立図書館 館長 早川ひろみ
- 展示協力者 写真家 片桐恒平
- 新潟県 副知事 溝口洋
- 新潟大学 副学長 松井克浩
- 福島県金山町教育委員会 教育長 滝沢敬樹
- 新潟県立文書館 副館長 佐藤浩
- NST 営業企画本部 事業局長 高島裕介(以上、敬称略)
となっております。9人は過去最多ではないだろうか。人数多すぎて館長入れなかったのか。
はいカットー。
実は今回のテープカット、写真撮影のためのカウントダウンをテープカットのためのカウントダウンと勘違いしてフライングテープカットしてしまう事故が発生しました(写真は仕切り直しの2回目)。だがテープカッターズのみんな、恥じることはない! 自分がテープカッターズだったら同じように切ってたぞ! あれは仕方ない! ヤマダはあとで反省部屋に来なさい!
開門するやいなや、真っ先に会場に飛び込んでいくNSTのカメラ。さすがです。
村の肖像
新潟大学ではMALUI連携事業として県内各地で撮影された写真や動画などをアーカイブする活動をしています。
なお、「MALUI」とは博物館(Museum)、文書館(Archives)、図書館(Library)、大学(University)、産業界(Industry)の頭文字をとったものです。
今回の企画展はその成果の一部を紹介するもので、新潟県の中でも中山間地(魚沼あたり)で撮影された写真や動画が多く展示されています。
展示されている写真は1950年代前後が多め。最も古いものでは幕末期(1870年前後)のものがあります。フィルム(というか乾板)で撮影された写真は色こそ白黒ではありますが、解像度はかなり高く、まるで最近撮られたかのような生々しさがあります。
奥只見ダム建設中の写真や新聞記事もあるので、ダムクラスタはぜひ。
動画の展示もあります。以下、一覧。
- 「しばぞり – 薪のとれるまで(上)」(19:22)
- 「秘境 奥只見」「奥只見ダム 第二部」(18:59)
- 「岡澤 郷土の芸術民謡編」(19:13)
- 「紀元二千六百年記念 愛宕山招魂社前 大鳥居建立実況」(14:14)
- 「保養センター改築工事」「白黒千代三郎 家解体」(14:13)
- 「PTA 学校林作業 33年」「移行学級 塩沢小学校」(20:24)
この他にも展示室内にいくつか動画があります。
「村の肖像」の冊子(64ページ。ほとんど図録)と「光の記憶」という冊子(127ページ。ほとんど図録)が無料配布されています。あまり数はなさそうなので欲しい人は早めにゲトりに行ったほうがいいかもです。「これマジで無料なの?」と聞きたくなるボリュームです。
冬の晴れ間は歴博へ
冬季企画展「村の肖像」は1月19日(土)から3月21日(木・祝)まで開催しています。
なんと企画展だけなら観覧は無料です(常設展の観覧は有料)。冊子も無料だしイタレリツクセリ! 惜しむらくは食堂が撤退してしまったことだ……でも休憩所は使えるので、弁当持っていって、午前中に企画展見て、午後から常設展を見るというのもいいと思うぞ!