新潟県立歴史博物館で開催されている企画展「新たな国民のたから -文化庁購入文化財展-」の内覧会に行ってきました。企画展開催期間は7月27日(土)から8月25日(日)まで。長岡まつりが終わったら歴博だね!
まずは恒例のテープカット。左から以下の順となっております。
- 新潟県立歴史博物館 館長 斎藤良人
- 新潟日報社 代表取締役社長 小田敏三
- 文化庁 長官 宮田亮平
- 新潟県 副知事 米澤朋通
- NST 取締役新潟営業本部長 小林淳
- 新潟県立歴史博物館友の会 会長 鈴木重壱(以上、敬称略)
文化庁長官の宮田亮平氏は東京芸大の元学長だぞ! すごい! Tシャツにサインしてもらえばよかった!!
副知事は知事の代理としてきており、主催者あいさつも知事の挨拶を代読しておりました。
はいカットー。
開門ー!
新たな国民のたから
国には文化財の散逸や海外流出を防ぐ目的で、文化財を購入する事業があります。今回の企画展はそのような形で国が購入したものを中心に展示しています。
展示総数は51点。そのうち半分くらいが重要文化財!! さらに今回はなぜか三の丸尚蔵館の所蔵品5点も展示されているぞ! 三の丸尚蔵館は宮内庁所管。つまり皇室の宝ぞ!
国宝の太刀「銘正恒」と「銘久国」。今回の企画展で国宝はこの二振りのみです。このほか、上杉謙信・景勝の愛刀とされる太刀 銘守次も展示されています。
新潟に縁のある重要無形文化財保持者(いわゆる「人間国宝」)の作品も展示されています。
そういえば前に月岡の刀剣伝承館に行ったなと思って写真見たら2011年だった……8年も前……だと……? このあとリニューアルされたとかなんとか。
皇室の至宝については、歴博の人に「皇室の品(の写真)はマジでヤバい」と脅されて、ビビったボクらはこれしか撮ることができませんでした……! なんの成果も!! 得られませんでした!!
ざっくり言うと明治時代に撮影された新潟の風景写真や土田麦僊、小林古径の絵など、多かれ少なかれ新潟に縁のある品が展示されています。ぜひ自分の目で見てきてね!
総額億越え余裕の企画展
まあゲスな話ではありますが「購入した」と言うからには価格があるわけで、やっぱ気になっちゃいますよね! 人間だもの!!
もちろんいくらで買ったのかなんて情報は出ていませんが、内覧会後のレキハクなかのひと井戸端会議では「総額二桁億円は余裕だろう」とのことでした。中でも一番ヤバい(と思われる)品は「晋書列伝巻第五十一零巻」だそうです。ぜひ探してみてください(※効果・効能には個人差があります)。ちなみにそれを見たときの自分の印象は「トレペみたいだな……」でした。
食堂も毎日営業!
企画展開催期間中は歴博内の食堂も毎日営業!(ただし月曜は歴博の定休日) ジェラートがいつでも食べられるぞ!