布マスクの上下左右がわかりにくかったので、消しゴムハンコを自作して目印を付けてみました。布用インクを使えば洗濯しても大丈夫。家族それぞれのマスクの見分けにもおすすめです。
状況にあわせて不織布マスクと併用しているのがこちらのタイプの布マスク。ウレタンマスクと形状は同じですが、素材はポリエステル。Tシャツみたい生地のマスクです。
運動時に息がしやすく、洗濯もできるので繰り返し使えて便利なのですが、このタイプのマスクは上下・左右の向きがわかりにくいのが難点。微妙なカーブの違いで判別するのは難しい&めんどくさい……夜間の車内で付け外しすることも多いので、ぱっと見で上下がわかるように目印を付けることにしました。家族のマスクに印をつけたい、表裏をわかりやすくしたいという場合にも使えます。
布マスクに印付け
布用インク(布用スタンプパッド)を用意
まずは布用インク(布用スタンプパッド)を用意します。手芸店だといろんな色を購入可能。こちらは100円ショップの「Seria」(セリア)で手に入れました。カラーはショコラ。
多くの布用インクは乾いてからアイロンをかけることで定着するようになっています。こちらのインクは捺印後、乾いてから15秒以上アイロン掛けとなっていました。
消しゴムハンコを作る
ハンコを購入しても良かったのですが、今回は自作してみることにしました。適当なサイズに切り出した消しゴムに鉛筆で下書きをします。比較的彫りやすい簡単な形、見えてもかわいいという理由から図案はハートにしました。
家族のマスクに印を付けたい場合はそれぞれの図案もしくはハンコを決めると良いかと思います。もちろん名前でもOK。
今回はとにかく簡単に。ハート型を残してまわりを彫り、捺印時に当たってしまいやすい角を落としました。これだけ! 普通のカッターで彫りました。
不要な紙などに試し押しをします。上が1回目。ハートの切れ込みが浅く感じたので、インクを拭き取ったあと少し彫り直しました。
布マスクに捺印
スタンプの位置は完全にお好みです。私はマスク内側、装着時に右下にくる場所にしました。手に持って開いた時に見える位置です。ワンポイントとして見せたい場合は外側にどうぞ。
持っている布マスクすべてに同じ位置に捺印。インクが乾くまで放置します。1時間ほどおいておきました。
アイロンで圧着
手順には書いてなかったのですが、最初は当て布をしてからアイロンをかけました。化繊なので温度は低で。15秒ほどアイロンを押し当てます。
その後、当て布を外して直接アイロン当てます。こちらも15秒ほど。
完成!
こんな感じで完成です!
生地の厚さや色によってはちょっとだけ透けて見えるかも。
気になるのは洗濯時の耐久性かと思います。酸素系漂白剤を使用・ネットに入れて3回ほど洗濯をしましたが、剥がれたり、薄くなったりすることなくきれいなままです。印が消えるより先にマスク自体が伸び伸びになりそう。思ったよりも心配は要らなそうです。
そんな感じ
目印ひとつ付けるだけで一瞬で上下が判別できるようになり、思った以上に快適になりました! マスク生活のQOLが上がります。そしてちょっとマスクに愛着がわきます。
上下左右が判別しずらいマスクをご利用の方、家族内で誰のマスクかわからなくなっちゃう方、スタンプで目印、おすすめです!