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皮膚科でシミを取ってみた – 薬を塗るタイミングやメイク等

シミ取り

 皮膚科にて顔にできたシミの除去を行ったのですが、塗り薬のためいろいろ不便も。こうするとちょっと快適かも? 私はこうしてみた! といったあれこれをまとめてみました。

シミ取り中のあれこれ

 シミ除去の流れや経過、薬剤について詳しくは以下のページにまとめてあります。

肌の赤みについて

 もらったプリントに書いてあった説明によると

  • 反応期:レチノイド反応が強く出る時期。皮膚が赤くなり、かさかさします。とくに始めの1〜2週間が一番つらい時期です。
  • 耐久期:炎症がおさまっていく時期。皮膚が薬になれてきて赤みやひりひりも軽くなっていきます。
  • 完成期:美しく健やかな肌が期待できる期間です。

 と書いてあったのですが、自分の場合は

  • 塗り始め〜1週間:ほとんど変化なし(薬が薄すぎたかも)
  • 10日目くらい:赤くなりはじめ
  • 15日目くらい:塗ったヶ所が赤く、洗顔時にしみるように
  • 1ヶ月後:赤みのピーク。薬がなくなるまでほぼ同じ

 という感じでした。反応期に入るが遅く、耐久期がほとんどなかったような……。きっと個人差があります。

洗顔について

 赤みのピーク時は洗顔時に結構しみました。洗顔料は少なめ、よく泡立てた洗顔料でTゾーンを洗い、最後に泡を頬の部分まで軽く伸ばしてすぐ流すことで痛みを軽減できました。化粧水も軽くしみましたがそこは我慢。あとメイク落としシートもしみました。

薬を塗るタイミング

 可能であれば帰宅後すぐ、もしくは夕方以降・もう出かけないのが確実になったタイミングで早めに入浴・洗顔・保湿し、薬を塗ってしまうのがおすすめです。洗顔後、顔がしっかり乾いてからトレチノインジェルを塗布、1〜2時間ほど触らないようにして過ごしてからHQスティックを塗布。そこからまたちょっと経ってから睡眠、というリズムが良かったです。
 説明のプリントには「トレチノインジェルは1〜2分で乾きます」と書いてありますが(冬だったこともあってか)全然乾きませんでした。それはもう全然。最初はそれに従い寝る前に塗布していたのですが、できるだけ早く塗り、起きている間に乾燥&浸透させる感じにしました。

 ちなみにどれだけ時間が経ってもペタペタします。完ぺきに乾燥! というのはないです。

睡眠時について

 夜になったら早めに塗布・できるだけ乾燥させることで寝具への汚れはある程度防げます。でも枕にはタオルをかけておいたほうが良いです。

 自分はうつぶせや横向きで寝るくせがあるため塗布期間中はちょっと大変でした。最初はマスクをして寝たりしたのですが、マスクに薬剤が張り付くので大変危険です。肌を傷めることもあるのでやめましょう。実体験です。
 心地よく眠るためにも夜はできるだけ早めに塗布するのがおすすめ。もし枕などに付いてしまっても成分は浸透してるはず。

ジェル塗布時の道具

 綿棒をおすすめされたものの「しみ込んでロスが多そう……」と思い、いくつかのアイテムを試してみました。使ってみたのはうちにあったスパチュラ、レジン用のマルチスティック(細いヘラと耳かき形状のもの)、そしてベビー用綿棒です。

シミ取り

 スパチュラはまずまず、マルチスティックは細かく塗れ、吸い込みがないので無駄なく使える感じ。ですがやはり一番よかったのはベビー用綿棒でした。意外と細かく塗れる、ニキビ跡にはポツンと置ける、そして綿棒で塗ることでそこそこの厚さに。このそこそこの厚さが良いようです。あと使い捨てなので清潔。

 スパチュラは伸ばしやすいのですが、薄くなりがちな感じがありました。広く伸ばしたい場合は良いかもしれませんが、今回の薬剤とは相性が悪そうです。

薬剤塗布の量・厚さ

 前述の通り、塗りやすかったのはベビー綿棒。そしてほどよい量・厚さで塗れるのも綿棒でした。塗る量で悩んだら「綿棒で塗ったらこんな感じの厚さになるだろうな」という量がおすすめです。

メイクについて

 朝は起きたらすぐ洗顔・保湿、しっかり乾いてからHQスティックを塗布。しばらく置いてから(30分以上おいてできるだけ乾燥させてから)日焼け止めを塗ってました。マスク生活の時期だったので化粧は手抜きの時期。赤みを消すためにコンシーラーのみ使用、目元だけしっかりメイクということも多かったです。
 私だけかもしれませんが、ファンデーション+コンシーラーよりもコンシーラーのみの方が赤みをうまく隠せました。あと洗顔が楽になるというメリットも。

 ただ、マスクをすることでこすれてすぐ取れてしまうという面も。常にコンシーラーを持ち歩き、気付いたらすぐ塗るようにしていました。

 このくらい赤みがあった時期も

シミ取り

 コンシーラーを塗った直後はこのくらい隠せます。

シミ取り

 ファンデーションだとこれが限界。

シミ取り

 ちなみにうまく赤みを消せたのは無印良品の「コンシーラー スティックタイプ ナチュラル」590円。もとはシミ隠し用に買ったのですがシミにはいまいち隠せない……しかし赤みはすごくよく消えます。まさかここで活躍するとは。。追加でもう1本買いました。

 コンシーラーでも皮むけは隠せないのでそこは我慢です。しっかりメイクをしたときほど夕方にはパリパリ・ガサガサになってました。

その後の生活:日焼け止めを常用

 薬剤塗布終了後もしばらくは日焼けに注意が必要なので、引き続きしっかり日焼け止めクリームを使っています。これまでは屋外に長時間いる日のみ日焼け止めを使用、普段はファンデーションだけの生活を送ってきましたが、今回を機に毎日日焼け止めを使う習慣がつきました。起きたらまず(化粧をする日もしない日も)トーンアップ効果のある日焼け止めを塗布。お気に入りはスキンアクアシリーズです。
 そして車の中やちょっと外に出るとき等、気にし始めると陽射しがものすごく気になるように。陽が差すと「いやー!」と思うようになりました。習慣というよりも感覚が変わったのかも。

その後の生活その2:化粧水もシミ・そばかすを防ぐものに買い換え

 シミを消すのは大変だとわかったので、いまさらながらできるだけ予防を心がけたく……美白効果(メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ)と謳っている化粧水に切り替えました。意識、変わってます。

そんな感じ 

シミ取り

 シミ除去を検討している人、薬の塗り方や赤み隠しに悩んでいる人の参考になれば幸いです。なにはなくともベビー綿棒! そしてコンシーラー! 以上です!

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