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平熱が高いので入店・入館時の検温に恐怖している話

婦人用体温計

 突然ですが、平熱が高いです。朝測っても36.6〜36.8℃くらいあります。新型コロナウイルスの流行以降、入店・入館時に行われるようになった検温。お店まで歩いて行ったら37度越えちゃう! という感じで、日々、ひそかにドキドキしながら過ごしているというお話です。

平熱が高い人にとってのコロナ禍の生活

 コロナ禍のいま、平熱高い民の皆さんはいかがおすごしでしょうか。入店時の検温に足がすくむ方、仲間です。

 思い起こすと小学生の頃、予防注射前の検温で「37℃……今日は注射やめておきましょう」と2年連続で言われたことがあるので、たぶん子供の頃からずっと体温が高めだったと思われます。大人になってから基礎体温を付ける機会があり、寝起きの布団の中で体温を測ったことがあるのですが、低い時で36.39℃、高い時だと36.91℃ありました。

 普段であれば(嘘か本当か)「体温が高いと免疫力が高い」等々、メリットが多いように感じられる(というか、気に掛けることすらない)平熱の高さですが、コロナ禍のいま、ちょっと苦労、というか気苦労が増えてます。寝起きですら36℃台後半なので、歩いたり緊張したりすると37℃台に乗ってしまうのです。

入店時の検温がこわい!

 感染症法では37.5℃以上を発熱と規定しているそうですが、お店によっては37.0℃以上で入店を断ることもある模様。この数字はこわい……お店の前で体温計を構えている店員さんがこわい……たぶんいっても37℃前半、37.5℃はそうそう叩き出さないとは思うんだ! だから入店拒否はされないと思う! でも36℃台後半とか37℃台に乗ると「ん? えっ……」みたいな不穏な空気が流れるじゃないですか。平熱高い民はわかると思いますが、実際そういった空気が流れるんですよ……自分、歯医者と病院入り口であの空気流しました。ええ、流してやりました。

走らず、焦らず、汗ばまず

 というわけで検温があるとわかっている場所へ行く場合は「走らず、焦らず、汗ばまず」を心がけ、ゆっくりめに歩いたりと体温を上げないよう気を付けて行動しています。現状、それくらいしか対処法はありません。あとはお店の前でひと休みしてからとか、おでこを出して風で冷やしながら歩いて行くとか。車で行く場合は冷房を強めにしたり、ちょっと脇を広げて蒸れを逃してみたり等々。そんな地味な手段で対抗しています。

 ちなみに先日、駐車場から病院入り口までゆっくり歩いて行き、「よし、これで完ぺき!」と思ったところ、非接触型体温計でまさかの前腕で検温。ゆっくり歩いたことにより腕は直射日光でほっかほか、余裕の37℃オーバーです。「え?」とか言われつつもう一度腕で検温。余裕の(略)その後、おでこで測り直してもらってなんとか通過できました。作戦が裏目に出てしまった瞬間である。ちなみにおでこでも36.9℃でした。

 この他、ちょっと大きな施設だとモニターなどでなんの断りもなく体温測定されちゃう場合もあるわけで……でもこれ、案外ありがたいのです。不意を突かれることで身構えることなく乗り切れちゃったりします。(いままで声をかけられたことはないので乗り切れている、と思いたい。いつか「お客様……」と声をかけられるんじゃないかと不安。)

 危険なのは検温の列で「これから測られる……!」となったとき、そして「ピッ……あっ、もう一回いいですか?」となったとき。焦りでドキドキバクバクが誘発される! 体温上がっちゃう! 地味にストレスを感じる瞬間! 好きでこんな体質に生まれたわけじゃないんだ!

自己申告で穏便に

 「もう1回、計測いいですか?」等を言われたときは「自分、平熱高いんですよー」とひとこと伝えるようにしています。そうすることで測る人の「申し訳ない」という気持ちを軽減、そして「そういう体質の人なのか(発熱ではなさそう)」と思ってもらうことが可能に。とにかく穏便に、スムーズに検温を済ませることを心がけている日々です。

 あと……体重は多めです……ゆえに見た目で「あっ(この体型なら体温高そう)」と思ってもらうことができます。でも、痩せてた頃も体温が高かったので、これで痩せちゃったら……たぶんいらない心配です……

以上、平熱高い民の独り言でした

婦人用体温計

 「体温は体質、ゆえにプライバシーだ!」とか「断りもなく計測はどうなんだ!」等々を訴えたいわけではなく、同じような平熱高い民に「わっかるー」「あるあるー」と思ってもらえれば幸いです。検温が怖くてユニクロからちょっと足が遠のいている同士は少なくないはず。「平熱高体温証明書 -この者の平熱は36.8℃と証明する-」みたいなのが欲しいっす。お店に入れないのはしょうがないとして、いやそれも充分イヤだし一緒に行った人に迷惑かかるし恥ずかしいんですけども、予約してた医者とか病院に行けなくなる可能性もあるわけで。これはなかなかの問題です。もしそうなったらショックで発熱しそう。

 そして外気温で体温が上がりがちな夏場を越えたので、これでもう大丈夫! とはならず。「体温が高いから寒いのは平気!」だったら良かったのですが、自分、寒がりなのです……寒がりで暑がりなんです……今年の冬はちょっと薄着を心がけ、汗ばまないようにしないとなーと思っています。冬場の店内の暖かさにも気を付けたいところ。

 そんな感じで平熱高い民の戦いはまだまだ続くのでありました。

参考

シチズン 耳/額式体温計 CTD711 ホワイト

  • メーカー:CITIZEN(シチズン)
  • カテゴリ:ホーム&キッチン

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