
新潟県立歴史博物館で9月17日(土)から11月6日(日)まで開催される秋の企画展「古代オリエント美術の愉しみ」の内覧会に行って参りました。

まずは恒例のテープカッターズのご紹介。左から
- 新潟県立歴史博物館 館長 矢澤健一
- 新潟日報社 長岡支社長 渡辺雅明
- 新潟県 副知事 北窓隆子
- MIHO MUSEUM 学芸部 主任研究員 稲垣肇
- NST 取締役 古塩充
- 新潟県立歴史博物館友の会 会長 鈴木重壱 (以上、敬称略)
となっております。
私事ながら、今回はなぜか配布された式次第に来賓の名前が記載されてなくて焦りました(だいたい来賓がテープカッターズになる)。まあ、わりと常連勢のテープカッターズなので、誰なのかわかるっちゃわかるんですけれども。

はい、カットー。さすが常連だけあって、わりあい、きれいにテープカットが決まったと思います。
キラキラの古代オリエント

「『古代オリエント』って前にも聞いたような……」と思ったら、2012年にも企画展が行われておりました。ハンムラビ法典のレプリカのときかー。
しかし、あの時の企画展と今回の企画展では素人目にもわかる違いがひとつある! それは!

光りものが多い!
2012年の企画展は石版だとか土器だとかが主な展示品でしたが、今回は金属、っていうか金(Au)成分の割合が高いです! 同じオリエントでこうまで輝きが違うのか!


企画展のタイトルに「古代オリエント美術」とあるとおり、どちらかというと美術色が強めな印象です。
しかしそれらはただきらめいているだけではなく、細工や刻まれた文字など、各所に文化の融合が見られ、中東、中央アジア地域において盛んな交流があったことを物語っています。



実は結構貴重な展示の予感

「古代オリエントの美術の愉しみ」なんていう当たり障りのないタイトルの企画展ですが、これたぶん、展示品の時価総額やっべぇぞ。歴博を襲撃するなら今だ!(え?)
今回企画展で展示されている資料は通常、滋賀県にある「MIHO MUSEUM(ミホ・ミュージアム)」まで行かないと見られないので、興味がある人はこの機会に歴博へ。2012年の古代オリエント展を見に行った人はぜひ、かがやきの違いを感じてください。
ちなみに「MIHO」って「MoMA」的な略称かなと思って調べたら、コレクターの名前が由来でした。これを個人で所蔵していた……だと……? と気になっちゃった感じの方は黙ってググれ。