
新潟県立歴史博物館で開催されている2025年度 春季企画展「The Ancient Glass 古代ガラスの3つの軌跡」に行ってきました。開催は9月14日(土)から11月10日(日)まで。観覧料は一般840円、高・大学生600円、中学生以下無料です。
開場式
それではテープカッターズの皆様の紹介です。

メンバーの名前は左から以下の通り。
- 県立歴史博物館 館長 小原清文
- NST 新潟総合テレビ 取締役経営企画本部長 兼 営業事業部副本部長 高島裕介
- 新潟県観光文化スポーツ部 文化課長 萬歳真紀
- 新潟日報社 読者局ふれあい事業部長 籠島彰人
- 新潟県立歴史博物館友の会 会長 鈴木重壱(以上、敬称略)

はいカットー。

開場!
古代ガラス
今回の企画展はオリエントな古代ガラスを集めた企画展です。古代地中海世界、古代オリエント世界、東アジア世界の3つ地域が紹介されています。

いつもは内覧会で説明を聞きながら展示を見るのですが、今回は諸般の事情で解説を聞けなかったので、後日、自分のペースでゆっくり見て回りました。
所要時間は展示品と展示解説を全部じっくり読んで1時間半といったところです。なお、観覧者の様子を見ていると概ね30分程度で一周する人が多い印象です。

週末に学芸員による展示解説が行われることがあるので、タイミングがあえば参加してみるのもいいと思います。展示解説には書いていない裏話を聞けることがあります。

製法が気になっちゃう感じの方は、最初に展示室奥にあるガラスの製法をまとめたパネルを確認するといいかも。解説には当たり前のようにコアだとか宙吹きだとかの製法名が書かれているのですが、その製法がわからなくてもやもやします。同じ説明は図録にも載っているので図録を確認するのもアリです。

あと企画展を見た人から聞く共通する感想としては「ものが思ってたよりも小さい!」
モノによっては手のひらサイズどころか指先サイズというレベルです。その上、資料保護のために展示室の照明は暗いし、ガラスケースは反射するしで、どこになにがあるのかよくわかんなかったという人がわりといます。眼鏡と根気を持って企画展に挑んでください。

その一方、車いすだとちょうど展示ケースを横から見る高さになるので以外と見やすいかも。

関連プログラム
今回も期間中に企画展に関連したイベントの開催が予定されています。
【記念講演会】古代ガラスの輝き
- 日時:5月18日(日) 13:30-15:00
- 定員:150名
- 講師:宮下佐江子(国士舘大学イラク古代文化研究所/本展監修者)
- 要申込、聴講無料
体験プログラム
企画展期間中の日曜日に各種体験プログラムが開催されます。開催日は以下の通り。時間は各日13:30-15:30(受付終了15:00)。体験無料(常設展入館料が必要)、予約不要です。
- ガラス玉チャーム作り
4月20日(日)、27日(日) - きらめく古代ガラス缶バッジ作り
5月4日(日)、11日(日)、18日(日) - ヒエログリフストラップ作り
5月25日(日)、6月1日(日)、8日(日)
売店やってます

(諸般の事情により)この春期企画展の期間中限定でミュージアムショップの有人営業をしています。ぜひご利用ください!
図録
なにはなくともまずは図録。展示室だと小さすぎる上に照明が暗くてよく見えない模様が、図録だとちゃんと確認できます。できるなら先に図録を購入し、図録と照らし合わせながら実物を鑑賞するのがおすすめ。2,500円です。

企画展チラシクリアファイル
昨年に引き続き、企画チラシクリアファイルを販売しております。2024年度の企画展チラシクリアファイルもまだ在庫があるのでお求めはお早めに! 300円です。

オリ博グッズ
古代オリエント博物館に行かないと購入できないオリ博商品を各種取り扱っております。企画展とはあんまり関係ないけどヒエログリフ一覧表とミイラの作り方クリアファイルが人気です。

ギルガメシュ(CV.関智一)が読むギルガメシュ叙事詩のCDあります!
