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新潟県立歴史博物館 2025年度 夏季テーマ展示「戦後80年 私の戦争体験記 -銃後の日々-」に行ってきた

2025年度 夏季テーマ展 銃後の日々

 新潟県立歴史博物館で開催されている2025年度 夏季テーマ展示「戦後80年 私の戦争体験記 -銃後の日々-」に行ってきました。開催は7月12日(土)から8月24日(日)まで。観覧料は一般520円、高・大学生200円、中学生以下無料です。

開場式

2025年度 夏季テーマ展 銃後の日々

 今回の開場式ではテープカットはありませんでした。戦後80年を記念してテープカット! っていうのも、なんかちょっと、ねぇ? そんなわけでいつもよりちょっとだけ厳かな雰囲気です。

 テープカットシーンの代わりに(記事ではいつも割愛してしまう)主催者挨拶をお届け。

2025年度 夏季テーマ展 銃後の日々
 新潟県 副知事 鈴木康之 氏
2025年度 夏季テーマ展 銃後の日々
 新潟県立歴史博物館 館長 小原清文 氏

展示の様子

 「銃後」とは直接戦闘に参加しない国内や後方支援の場を指します。この企画展ではその銃後、とくに新潟県内の様子がわかる資料を展示しています。

2025年度 夏季テーマ展 銃後の日々
 入営を祝う幟

 観覧にかかる所要時間は展示品と展示解説を全部じっくり読んで2時間くらいです。

2025年度 夏季テーマ展 銃後の日々

 資料を見ていくと戦線も銃後も一丸となって戦争に挑んでいる雰囲気がわかります。大政翼賛会とか今の感覚だと「やべぇな」しかない。そして、正直、今の日本がこんなふうに一億火の玉になるのは無理だと思う……。

2025年度 夏季テーマ展 銃後の日々
 海軍飛行予科練習生 制服

 太平洋戦争がはじまったのは1941年12月8日。終戦は1945年8月15日。この4年の間に人々の気持ちにも変化が現れていることが日記などからも伝わってきます。最初は「やるぜ! やるぜ!」という気持ちだったのが最後にはまあまあ疲弊しちゃってる。

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 ちなみに上越市立歴史博物館でも10月13日(月・祝)まで展覧会「戦後80年 上越と戦争の記憶」が行われています(別にこっちと示し合わせたわけではないらしい)。入営や学童疎開の資料はこちらのほうが多いです。両方見に行くのもいいと思います。お堀の蓮もきれい。

上越市立歴史博物館

関連プログラム

今回も期間中に企画展に関連したイベントの開催が予定されています。

体験プログラム

企画展期間中の日曜日に各種体験プログラムが開催されます。開催日は以下の通り。時間は各日13:30-15:30(受付終了15:00)。体験無料(常設展入館料が必要)、予約不要です。

  • ミニ燈籠作り
    7月13日(日)、20日(日)、27日(日)
  • 紙芝居読み聞かせ
    8月3日(日)、10日(日)

参考