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登山の新基準!山のグレーディングについてまとめてみた

2016/08/10 20:38 Author
トレッキング - 谷川岳

 長野県、山梨県、静岡県、新潟県、岐阜県、群馬県で導入されている「山のグレーディング」についてまとめてみました! 登山初心者から上級者まで、自分の体力・技術ならどの程度の山へ行けるか、あの山の体力度は? など、登る山を決めるときに参考になります。

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山のグレーディングとは

トレッキング - 谷川岳
天神平 – 谷川岳 天神尾根ルート 体力度2 / 難易度B(★★)

体力度(10段階)と技術的難易度(A〜Eの5段階・または★の数)で評価

 山のグレーディングとは、登山ルートの地形や特徴に基づいて体力度(10段階)と技術的難易度(A〜Eの5段階・または★の数)で評価・分類したもの。一覧表では縦軸に体力度、横軸に難易度を置き、ルートの体力度と難易度を表で見られるようになっています。等級・階級を表すgradeのing形でグレーディングです。

 なお、この山のグレーディングは無雪期・天候良好時の状況で評価されています。冬期間は当てはまらないのでご注意を。

長野県から他県へ

 「山のグレーディング」は長野県の山で始まり、「中央四県サミット」での合意に基づき新潟県・山梨県・静岡県でも実施。その後、岐阜県・群馬県にも広まったとのこと。
 このグレーディングの良いところは、都道府県が違っても同じ基準で登山ルートの体力度・難易度が分けられている点。「この前登ったあの山と同じグレード!」「このグレードだと自分にはまだ難しそう……」等の判断を県をまたいでできるようになっています。

山のグレーディングを活用し、無理な登山を避け、遭難を防ぎましょう!

 グレーディング作成の根底にあるものは「登山者が自分の力量にあった山選びをするための情報提供」。初心者はまずは体力度1 / 難易度A(★)の山から挑戦してみると良いと思います。いわゆる里山は載っていないので、まずはそちらで練習してからもあり。身近な山を知るきっかけにもなると思いますよ!

山のグレーディング:体力度

体力度1日帰りが可能
体力度2日帰りが可能
体力度3日帰りが可能
体力度41泊以上が妥当
体力度51泊以上が妥当
体力度61-2泊以上が妥当
体力度71-2泊以上が妥当
体力度82-3泊以上が妥当
体力度92-3泊以上が妥当
体力度102-3泊以上が妥当

 体力度は「ルート定数」と呼ばれる以下の式で算出。ルート定数を1~10の10段階にし、「体力度」として分類。

  • ルート定数 = コースタイム(時間) x 1.8 + ルート全長(km) x 0.3 + 累積登り標高差(km) x 10.0 + 累積下り標高差(km) x 0.6

山のグレーディング:技術的難易度

難易度A(★)

登山道の状況概ね整備済み
転んだ場合でも転落・滑落の可能性は低い
道迷いの心配は少ない
登山者に求められる技術、能力登山の装備が必要

難易度B(★★)

登山道の状況沢、崖、場所により雪渓などを通過
急な登下降がある
道がわかりにくい所がある
転んだ場合の転落・滑落事故につながる場所がある
登山者に求められる技術、能力登山の装備が必要
地図読み能力があることが望ましい

難易度C(★★★)

登山道の状況ハシゴ、クサリ場、また場所により雪渓や渡渉箇所がある
ミスをすると転落、滑落などの事故となる場所がある
案内標識が不十分な箇所も含まれる
登山者に求められる技術、能力地図読み能力、ハシゴ、クサリ場などを通過できる身体能力が必要

難易度D(★★★★)

登山道の状況厳しい岩稜や不安定なガレ場、ハシゴ、クサリ場、藪漕ぎを必要とする箇所、場所により雪渓や渡渉箇所がある
手を使う急な登下降がある
ハシゴ、クサリ場や案内標識などの人工的な補助は限定的で、転落、滑落の危険箇所が多い
登山者に求められる技術、能力地図読み能力、岩場、雪渓を安定して通過できるバランス能力や技術が必要
ルートファインディングの技術が必要

難易度E(★★★★★)

登山道の状況緊張を強いられる厳しい岩稜の登下降が続き、転落、滑落の危険箇所が連続する
深い藪漕ぎを必要とする箇所が連続する場合がある
登山者に求められる技術、能力地図読み能力、岩場、雪渓を安定して通過できるバランス能力や技術が必要
ルートファインディングの技術、高度な判断力が必要
登山者によってはロープを使わないと危険な場所もある

用語の詳細

  • 地図読み能力:地図を見て自分の位置を知ることができ、目的地へのルートを識別できる能力
  • ルートファインディング:登山道がついていないところ、または分かりづらいところで、一番安全に通過できるコースを見つけること
  • 藪漕ぎ:笹や低木などが密生する藪を手でかき分けながら進むこと

ルートについて

  • 縦走:入山口と下山口が異なるルート
  • 周遊:入山口・登山口は同じだが途中の経路が異なる周回ルート

参考

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