
直売所などでお得に売られている甘露煮用・ジャム用イチジクでジャムを作ってみました! 「イチジクってあんまり好きじゃない……」「うちで採れたけど甘くない……」という場合にもおすすめのレシピです。
材料

- イチジク
- 砂糖:皮を剥いたイチジクの30%の分量
- レモン果汁または100%レモン果汁(ポッカレモン等):レモン半分〜1個分の量
- 水:50〜100ccほど
作り方
- イチジクの皮を剥く
- 1cmくらいの厚さにスライスする
- 重さを量り、砂糖の量を決める
- イチジク、砂糖、レモン汁を鍋に入れる
- 水を加え、火にかける
- アクをすくいながら煮詰める
- ビンに詰めて完成!
1 .イチジクの皮を剥く

まずはイチジクの皮の剥き方から。じくのほう(尖ったほう)から剥きはじめます。

下に向かって皮を引っ張れば簡単に皮をはがせます。
2. 1cmくらいの厚さにスライスする

皮を剥いたら1cmほどの厚さにスライスします。横方向・輪切りにする感じで切ると繊維が残りにくく、舌触りが良くなります。
3. 重さを量り、砂糖の量を決める

皮を剥いたイチジクの重さを量り、イチジクの30%の重量の砂糖を用意します。計算はざっくりで大丈夫です。
4. イチジク、砂糖、レモン汁を鍋に入れる

鍋にイチジクと砂糖を入れます。このとき、イチジク少量・砂糖少量・イチジク少量・砂糖少量と、層になるように入れるとよく馴染みます。

イチジクと砂糖を全部入れたら、レモン汁を回しかけます。今回は自宅にあったサンキストのレモン果汁を使いました。こちらは大さじ2杯でレモン1個分の果汁に。今回は大さじ2杯入れました。これもざっくりで大丈夫です。
瓶入りのレモン果汁を冷蔵庫にひとつ常備しておくと、突然発生するジャム作りイベントで大活躍。「あーレモンないからなー」と言っている間に傷んでいく憐れな果物を減らせます。
5. 水を加え、火にかける

少量の水を加え、中火〜強火にかけます。
水はアク取りをしやすくするために入れています。火にかけてみて、水分が少なそうならばその時点で水を追加してもOKです。
6. アクをすくいながら煮詰める

沸騰してきたら弱火〜中火にし、出てきたアクを取り除きます。けっこう出てくるのでがんばってください。

アクを取り終わったら弱火にし、焦げ付かないように気を付けながら煮詰めていきます。

今回はなめらかで均一な仕上がりにしたかったので、煮詰めながらマッシャーで果肉を潰しました。ごろごろ感のある仕上がりにしたい場合はこの工程は不要です。

こんな感じでほどほどの硬さにまで煮詰まればできあがり!
7. ビンに詰めて完成!

今回はすぐに食べ切る予定だったので脱気等はしていません。とりあえずビンに入れてみた次第。長期保存するつもりなら以下の手順を参考にして瓶詰めにしてみてください。
そんな感じ

大きめのもの10個、皮を剥いて800gくらいのイチジクが、250mlのビン2本分・約500mlのジャムになりました。煮詰める時の硬さや水分量によって出来上がりの量は変わってきますので参考まで。
とりあえずジャムの基本となる砂糖である30%で作ってみましたが、けっこう甘めの仕上がりになりました。イチジクそのものの甘みや風味を活かしたい場合は砂糖の量はもうちょっと減らしてよさそうです。でも迷ったらとりあえず30%入れておけば間違いないです。
そんな感じでジャム用・甘露煮用のイチジクが手に入ったとき、大量消費したいとき、そしてあまり甘くない&美味しくない自家製のイチジクが採れてしまったときなど、是非作ってみてくださーい!