
梅をたくさん頂いたので梅ジャムを作ってみました! 一度凍らせることで、きめ細かくなめらかなジャムを簡単に作ることができます。
梅ジャムの作り方

道具
- 鍋:ホーロー等、酸に強いもの
- ジャムを詰めるビンなどの容器
- ヘタ取り用の爪楊枝
- 木べら
- ボウル
- 穴あきお玉
- 漏斗など
材料
- 梅(黄色く熟したもの):1kg
- 砂糖:0.8-1kg
梅は黄色く熟し、良い香りがするようになったものを使います。熟しすぎて何に使おうか迷った時は梅ジャムで解決。
作り方
- 梅を洗い、ヘタを取る
- 冷凍庫で凍らせる
- 鍋に梅と砂糖(半量)を入れ、火にかける
- 梅がとけたら皮と種を取り除く
- 残りの砂糖を入れ、アクを取りながら少し煮詰める
- 粗熱が取れたらビンに詰めて完成!
1. 梅を洗い、ヘタを取る

梅を水洗いし、爪楊枝などでヘタを取り除きます。
2. 冷凍庫で凍らせる

袋などに梅を入れ、冷凍庫で丸一日ほど凍らせます。凍らせる時間は長い分には問題ないので、熟した梅を見つけたら即購入、冷凍しておき、時間がとれる時にゆっくりとジャム作りも可能です。
3. 鍋に梅と砂糖(半量)を入れ、火にかける

凍ったままの梅と砂糖(半量)を鍋に入れて火にかけます。火の強さは弱火〜中火くらい。一度フタをすると全体に熱が回って早くとけます。

こんなやり方でいいの!? と心配になりますが、しばらく待っていると鍋の下の方でとけてサラサラになった梅が見えてきます。凍らせてから火にかけることで簡単になめらかに。果肉をつぶしたり、裏ごしする必要なしです。
4. 梅がとけたら皮と種を取り除く

穴あきお玉と木べらや菜箸を使って皮と種とを取り除きます。気にならなければ皮は取らなくてもOK。穴あきお玉ですくい、皮や種のまわりについた果肉は木べらでつついて落とすようにすると良いです。
写真ではゴムべらを使ってますが、耐熱温度によっては溶けることがあるので注意が必要です。木べらをおすすめします。
5. 残りの砂糖を入れ、アクを取りながら少し煮詰める

種を取り終わったら残りの砂糖を入れます。

火の強さは弱火〜中火。アクが出てきたらすくいます。焦げ付きやすいのでアク取り中も混ぜるのを忘れずに。弱火の方が安心です。
途中で味見をするとえぐみが気になりますが、しっかりアクを取るとえぐみが減るかも。また、温かいうちは気になっても冷やすとあまり気にならなくなります。

梅ジャムは冷えると予想以上にかたまるので、煮詰める時間はほんのちょっとでOKです。目安はアク取りの時間も含めて15-20分くらい。わずかにとろみが付く or ほとんどとろみがない状態で火を止めます。
5. 粗熱が取れたらビンに詰めて完成!

火を止め、粗熱が取れるまで待ちます。湯気は出ていなくてもかなり熱いのでやけどに注意。粗熱が取れたらあらかじめ熱湯消毒をしておいたビンに詰めます。漏斗を使うとスムーズです。

1kgの梅でできる量は900mlくらい。らしいのですが、今回は長く煮詰めたので色が濃く、量は少なめになりました。むしろちょっと鍋が焦げた。。アク取りに夢中になると煮詰めすぎ&焦がす原因になるのでご注意を。
ありがとうJA和歌山県農

このレシピはJA和歌山県農が出している冊子「紀州 JA紀南の梅」に載っていたものを参考にしました。母からもらったのですが、たぶんスーパーで無料配布しているものだと思われます。
できたジャムは梅の酸味がほどほどにある大人なお味。大量にもらってしまいどうしようかと思っていた梅を美味しく調理できました! 梅が余ってる時や完熟した梅が安くなっていた時に是非! ありがとうJA和歌山県農!
ジャムじゃないけど……甘いはちみつ梅が食べたくなったらこちらがおすすめ!
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- カテゴリ:ホーム&キッチン