
メス猫の発情期っていったいどんななの? いつ来るの? と心配していたうちの猫ですが、はじめての発情を無事に(?)迎えました。さかりの行動や様子、鳴き声などをレポートです!

メス猫を飼ったのは初めてだったため、発情期の様子がわからない! というわけであらかじめ調べてまとめておきました。
実際の様子はこんなだったよ! というあたりをレポートしたいと思います!
はじめての発情

うちの猫の発情が遅かった
メス猫の最初の発情(性成熟)は早い猫で生後4ヶ月、遅い猫で12ヶ月くらい。平均して6-10ヶ月くらいで性成熟を迎えると言われています。春先生まれ(推定5月初旬生まれ)のうちの猫はその年の秋に発情を迎えるのではないかと予想していました。
が。秋を過ぎ、冬を迎えても発情がこない。もしや発情を見逃した? でも遅い猫だと12ヶ月ということもあるようなのでこれは春ですかねーと気長に待っていました。
生後11ヶ月にして発情が!
そして4月中旬。生後11ヶ月にしてついに発情を迎えました! 動物病院の先生にも「遅かったねー」と言われたり。当初は発情を見逃したんじゃないかと思ったりもしましたが、発情は見逃せるようなもんじゃなかったです……
うちの猫に現れた発情の様子

事前に発情期の行動も調べてましたが、実際にうちの猫に現れた発情の様子・行動は以下のような感じでした。
- ニャオン・ギャオンと低めの大きな声で鳴く
- 何かを求めて部屋の外へ出て行き、広いところで鳴きまくる
- 疲れるまで鳴くのをやめない
- いつもより激しく床でくねくねごろんごろん
- 座った状態で前足をふみふみ(足踏み)する
- 常にそわそわして落ち着かない感じ
- 時々、外陰部をなめる
- 食欲に変化なし。エサの音がするといつも通り走ってくる。
甲高い声で鳴いたり、しきりに甘えたり、トイレを失敗したりというのはなかったです。甘えてくるのには期待していたのでちょっと残念。
鳴き声
発情期で一番顕著だったのは鳴き声の変化。普段は人に向かってニャー、ニャーン(ごはんくれー)だったのが、空間に向かって響かせるようにアオン! ギャオン! という鳴き方に。発情かな? なんてもんじゃなく発情だー! という感じで鳴き方が変わります。これはすごかった……
発情中は鳴くか寝るかという感じで、声が枯れ、疲れ果てるまで鳴いてました。昼もにぎやかですが、夜になると周りが静かなこともあってかなりうるさく。お隣さんちに菓子折を持って行くか(ちょっとだけ)悩みました。もともと声が大きい猫ということもあってか想像以上のにぎやかさでした。
外に出たがる
発情中は異常に部屋の外に行きたがり、家中をうろうろしながらギャオンギャオン。たぶん本能的にオスを求めて広く移動・徘徊したい欲求が出ているのだと思われます。室内飼育なので行き先は別の部屋ですが、うちと外を自由に出入りさせている猫だとなかなか帰ってこなくなりそう。
というわけで完全室内飼いの場合、発情中はいつも以上に脱走に注意した方が良さそうです。外に出たがる上、妊娠して帰ってきたら目も当てられません。。
発情期間
メス猫の発情はオスと交尾をし、排卵するまで続くと言われています。鳴き声の面だけで判断すると、ピークは3日3晩という感じ。その後まだまだうるさいとはいえ、昨日よりは若干静か? という感じで徐々に落ち着いてきました。ほぼ通常通りになるまでの期間は一週間から10日ほど。けっこう長いです。
番外編:去勢済みのオス猫が目覚める

先住猫で去勢済みの4歳のオス猫が交尾に及ぼうとする事案が発生。1歳になる前の最初の発情で去勢、以来その衝動のかけらもなかったのに4歳にして立派に雄々しくなってました。その後、スプレー行為とかはなかったので良かったです。去勢しているとはいえ、色気のあるメス猫がいると反応しちゃうんですねー。。
そんな感じ

自分、完全に発情期の鳴き声をなめてました。甘えてくるならかわいいじゃないかーと思ってましたが、甘えはあんまりなく、とにかく鳴き声がすごい。いやー、これは猫も疲れるだろう……飼い主も若干睡眠不足気味。あとご近所に申し訳ない気持ちでいっぱい。うちの猫、体は小さいのに声は大きいのです。先住猫は体は大きいのに声は小さい。
その後の避妊手術を受けた時の様子や流れは以下をどうぞ!
そんな感じの発情期でした!