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メス猫の避妊手術の費用、術後の様子・経過まとめ

ニコネム成長記

 うちで飼っているメス猫が無事に(?)発情を迎え、落ち着いたので動物病院で避妊手術(不妊手術)を受けてきました。手術費用や術後の様子等をまとめてみました!

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発情中。オス猫を誘っているポーズ。

 一般的な発情や避妊手術について、そして我が家の猫の発情の様子についてはこちらをどうぞー!

メス猫の避妊手術

避妊手術の流れ

 動物病院での避妊手術の流れは以下のような感じ。

  • 手術日の予約
  • 手術・一泊入院
  • 退院、手術費用の支払い
  • 一週間-10日後に抜糸

 それぞれについて詳しく、そしてうちの猫はこんな感じだった、避妊手術をする際はこういった点を気を付けてみると良いかも? というあたりを振り返りつつまとめてみたいと思います!

手術日の予約

 避妊手術は先住猫をはじめ、今回手術を受けた猫が子猫だった頃からお世話になっている動物病院で受けてきました。以前、別のことで病院に行った時に「発情が来て、落ち着いた頃に手術しましょう」と言われたので、はじめての発情から1週間ほど経った頃に電話で連絡。4月の中旬に発情・下旬に手術となりました。ちなみにこの時の月齢は11ヶ月。メス猫の最初の発情(性成熟)は早い猫で生後4ヶ月、遅い猫で12ヶ月くらい、平均して6-10ヶ月くらいと言われています。うちの猫はけっこう遅い方。

 ちょうど4月の下旬に丸一日家族で出かける用事があったので、予約の際に「〇日は夜遅くまで誰もいないので、その日は術後すぐにはしたくないのですが……」と相談したところ、「一泊入院なので、いっそその日に手術にしちゃいましょう!」ということになりました。

 術後すぐはやはり家族の目が届く状態にしたいもの。手術日を決める時は仕事の都合や家族の予定等も考慮しつつ決めると良いと思います。術後すぐに土日や祝日に入ってしまうと緊急時に診てもらえない可能性があるので、週はじめを意識するのも良いと聞きました。気にする人は参考にしてみると良いかも?

手術・一泊入院

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 お世話になっている動物病院での避妊手術は、午前中に預かり、その日の午後に手術をして1泊入院、翌日の午後に退院という流れ。病院の方針や猫の体調によって2泊の場合もあるそうです。

 手術日の朝にペットキャリーに入れて動物病院へ。この日は朝からごはんは抜き。当日朝の食事については手術の予約時に確認してみると良いかと思います(全身麻酔時に嘔吐しないよう、食事を抜きにする場合が多いです)。

退院・お迎え

 翌日の午後からお迎えOKということだったので、夕方にお迎えに行ってきました。ここで手術時の様子などを説明してもらいました。

避妊手術費用

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 手術費用の支払いは退院時。気になる避妊手術費用は20,000円+税! 入院日数が多い場合や、病院の運営方針、使用した薬剤等によって金額は異なるので参考まで。うちがお世話になっているところはなにかと安い印象です。発情がもうちょっと早ければ増税前だったのに……とかちょっと思ったりー。

退院後の注意

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帰宅時に説明とともに渡された用紙。あとで確認できて良いです。

 退院時に水の与え方等が書かれた紙を渡されました。

  • 水の与え方:普通通り
  • 食事の与え方:普通通り
  • 飲み薬:ありません
  • 抜糸:5/2頃(5/2-5/10)来院してください
  • シャンプー:抜糸が終わるまでできません

 この他「手術の後ですので、普段より元気がありません。逆に家に帰って興奮してしまう子もいます。できる限り安静にして休めるようにして下さい。」と書いてありました。手術後の退院時に渡している用紙のようですが、これ、わかりやすくて良いです。

手術内容、傷口の処置

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傷口は絆創膏だけでした。

 メス猫の避妊手術は卵巣だけを摘出する場合と、卵巣と子宮をすべて摘出する場合があり。うちの猫は卵巣・子宮ともに摘出する手術でした。これも先生の方針によって違う様子です。
 発情が終わってからそれほど日数が経っていなかったため、子宮はまだ若干腫れている状態だったとのこと。発情中や発情直後は避妊手術に適さないと聞きますが、子宮が腫れていると手術が大変になるため(切開部が広くなる可能性有り)、そして猫の負担が大きくなるためという理由のようです。

 どんな姿で帰ってくるのかと思っていましたが、傷口に絆創膏(ガーゼ)のみが貼ってあるあっさりとした姿。これも病院によってかなり違う点らしく、術後服を着させる場合やエリザベスカラーを付ける場合も有るようです。
 「絆創膏ははがれても心配しなくてOK。もし舐めたり噛んだりして縫合した糸を切ってしまっても、内側(体内)と外側(外から見える縫合)の2ヶ所を縫ってあるから大丈夫。血がにじむことはあっても傷口が開くことはないです。」と説明を受けました。こういうのを聞けると安心できますね。

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退院の翌日、絆創膏がとれてから撮影。おなかの毛は剃られてつるつる。開腹部分の傷口は3センチほどで3ヶ所縫ってあります。

 傷口を舐めたり、絆創膏や縫合の糸を気にするかどうかはその猫によってかなり差があるそうです。うちの猫は「絆創膏の貼ってある所を避けてまわりを恐る恐る舐めてるから、あんまり傷口を舐めないタイプかも」と言われました。実際、家に帰ってきてからも絆創膏は気になりつつも触れないようにしている様子。絆創膏は翌日の昼頃に自然にはがれたようで、こたつの中にぽつんと落ちているのを発見しました。

帰ってきてからの様子

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こたつがちょうどいい避難場所に。

 動物病院から家までの間はキャリーの中でニャーニャー元気でしたが、帰宅後はこたつの中でじっとしていました。普段はごはんの音(カリカリの入ったペットボトルを振る音)がすると飛んでくるのですが、この時ばかりは出てこず。

 やはり負担が大きかったのかなぁと心配しましたが、夜になると徐々にごはんを食べるように。そしてその日のうちに階段の昇降もするほどに回復しました。ただ寝るときはおなかが痛いようで常に横向きになってました。
 ネットで他の猫の様子を調べてみると、退院当日は全く動かない猫も少なくないようです。うちの猫は元から元気なのもあってか回復が早かった印象。退院翌日にはほぼ通常どおりの動きになってました。ただ、高い所に飛び上がろうとして「うぐっ!」となっているのを一回だけ目撃。

 家にはもう1匹猫がいるため、隔離が必要かなーと考えていましたが、もう一匹はちょっかいを出したりすることもなく、こたつの中でおだやかに過ごしていました。

一週間〜10日後に抜糸

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抜糸直後の様子。

 抜糸は最短で術後1週間後から、10日前後を目安に都合がいい時に来て下さいとのことでしたが、ちょうどゴールデンウィークを挟んだので2週間近く経ってからの抜糸となりました。抜糸は出ている糸をチョキンチョキンと切ってあっという間に終了。この時の診察料はかかりませんでした! やっぱりうちがお世話になっているところ、リーズナブルな気がする。。

縫合部の腫れについて

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 手術から少し経ち、抜糸が近付いて来た頃になんだか縫合した部分がぷっくりと腫れているのを発見。抜糸の時に先生に聞いてみたところ「内側は体内で溶ける糸で縫ってあるけど、どうしても体は異物と判断しちゃうので腫れがでます。でもすぐ収まりますよー」とのことでした。その後このぷっくりは徐々になくなっていきました。

そんな感じの避妊手術でした!

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 オス猫の去勢手術は経験済みでしたが、メス猫の避妊手術ははじめて。開腹手術で入院も有りということでやはり不安や心配がありました。無事に手術が完了してひと安心です。
 文中でも何回か書いていますが、避妊手術の方法や入院日数、その後の通院等は動物病院の方針によって異なります。でも流れや手順等、これから手術を迎える方は参考になれば! と思います!

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