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玄関の床をフロアタイルに張り替えてみた – 根太の追加

床のリフォーム

 玄関の床板をフロアタイルに張り替える一大リノベーションを行うシリーズ。今回は根太を追加していきます。

床のリフォーム

 まずはコメリで材料を調達だ! コメリは無料で軽トラを貸してくれるのでサブロク(3尺x6尺。メートル換算だと910×1,820mmくらい)の合板を買っても安心です。
 前は90分無料でしたが、いつのまにか60分無料&コメリカード会員様限定になってました。まあ、新潟県民なら1人1枚コメリカード持ってるよな!

買ったもの

 コメリで購入したものは以下の通り。

材料数量単価金額
構造用合板 (12×3尺x6尺)41,0804,320
ラワン合板 (5.5x910x1820)29981,996
防虫防腐木材 (2x4x6ft)35981,794
スタイロフォーム IB (40×3尺x6尺)31,3003,900
赤松 垂木 (1985x50x35)122002,400
又釘 (680本入)1338338
合計14,748

 構造用合板は床板に使う板です。面積的には3帖分あればいいのですが、ロスも出ることを考えて4帖分(3×6で1帖)購入しました。

 ラワン合板は根太の高さをかさ増しするのに使用します。2枚買ったけど1枚でよかった。

 防虫防腐木材はいわゆる2×4(ツーバイフォー)材です。根太掛けに使用します。別に防虫防腐加工されたものでなくてもよかったかも。2×4材は安くてどこにでもあるのがいいです。3本買ったけど2本で問題なかった。

 スタイロフォームは断熱材です。根太の間にはめ込んで底冷え(と虫の侵入)を防ぎます。根太の分必要な面積が減るので3帖分購入しました。断熱材の厚みに関しては基準があるのですが、こまけーこたいいんだよ。

 赤松垂木は追加用の根太として使用します。一般的には45mm角のものが使われているみたいですが、うちは根太に50mm角の材が使われていたのでこうなりました。ちょっと幅が狭いけどほかにないから仕方ない。

 又釘はスタイロフォームの受け金具の代用です。専用の断熱材受け金具は1つ50円くらいですが、これなら680本で338円。とりあえず断熱材が落ちなければいいので、これでいいかな、という感じ。

根太掛けの設置

床のリフォーム

 まずは玄関一番奥の脱落していた根太掛けを設置します。ツーバイ材の端をノミで削って高さを調整。

床のリフォーム

 根太掛けを設置したところ。写真には写っていませんが、床下の両側に土台があり、そこに根太掛けを乗せる形で設置してあります。両端と真ん中の柱のところでコーススレッドを使って固定してあります。

床のリフォーム

 ついでに入口側の根太掛けも補強しておきました。

根太の追加

床のリフォーム

 続いて、根太を追加します。もともとの根太間隔は400mmちょいなので、間に1本追加して200mmちょいにします。
 最初、400mmのままで床を張ってみたのですが、根太のない部分がビミョーにふわふわして「まあこのままでもしばらくは大丈夫だとは思うけどなにかの拍子に割れたり抜けたりしそう」という感じでした。

床のリフォーム
 長い材がなかったので、途中で根太を継いで設置しています。

 フロアタイルで仕上げるにあたり、根太の高さを今までより5.5mm上げる必要があったので、小さく切った5.5mm厚のラワン合板を下に挟み込んで高さを調整しました。あとは根太側面から斜めにコーススレッドをねじ込んで固定して完了。

床のリフォーム

 既存の根太は五寸釘でがっちり固定されていたので、根太の幅に合わせてカットしたラワン合板を根太の上に乗せることで高さを調整しました。

床のリフォーム

 1本壁の下を通す必要があったので、穴を開けたところ。土壁だったのでバールで簡単に開けられました。

床のリフォーム

 根太の追加完了です! 既存の根太が全然平行じゃないのがこのあとボディブローのように効いてくる……

次回はスタイロ

床のリフォーム

 スタイロをはめ込む作業を考えたら、本当は既存の根太を1回全部取っ払って、再度きちんと平行に根太を張り直すのがベストです。特に古い家は断熱材とかないので、根太も平行じゃなかったりします(え……もしかしてうちだけ……?)
 ただ、今回は錆び付いた五寸釘抜くの大変そうだったし(普通の釘を抜くだけでもあんなに大変だったのに)、五寸釘抜く作業で別の部分が壊れそうだったのでそのまま使いました。

 でも、あのときに戻ってもう一度同じ作業をやれと言われたら、今の自分なら根太を全部取っ払って張り直すことでしょう。

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