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話半分で受け取ってください。

玄関の床をフロアタイルに張り替えてみた – 準備

床のリフォーム

 玄関の床板をフロアタイルに張り替える一大リノベーションを行いました。

 いつごろからかは忘れたのですが、床の一部がバネみたいにふわふわするようになりました。どうも床下の柱が折れるかはずれるかしたみたいです。

 というわけで、まずはふわふわ部分の確認のため、床板を剥いでみました。

床のリフォーム

 20mm厚のマツの床板の下に50mm角の根太ねだが並んでいます。50年以上前に作られた建物なので、当然、断熱材など入っていません。

 この床下を確認したところ、根太がのっかる根太掛けの板が脱落していました。長い年月の間に根太掛けを固定していたクギがくさり落ちてしまったようです。
 この4本の根太の先だけで人の体重を支えていたのか……いつ根太が折れて床が陥没してもおかしくなかったな……

床をフロアタイルにする

 根太掛けが脱落した部分以外にも、床板が反って隙間ができていて、あまつ、そこから隙間風やら虫やらが入ってくるのが前々から気にはなっていたので、床下を直すついでに床板も張り替えることにしました。

 とはいえ、20mmの板なんて都合のいいものはなかなか売られていないので、コメリ(一部通販)で手に入る材を組み合わせて20mmに寄せていく作戦だ。
 検討した結果、根太の上に5.5mmのベニヤ板を乗せてベースアップし、その上に12mmの構造用合板を敷き、約1.5mm厚のフロアタイルを貼れば、計算上、合計で19.0mmになるのでこれで行くことにしました。費用は1.5万円ほど。1mmの差なんて誤差です!

 ちなみにフローリングも検討しましたが、20mm厚は(捨て貼りするにも直貼りするにも)ちょっと中途半端。あとフローリング材高い! お金かけて玄関だけ立派にしてもね……

フロアタイルとは

床のリフォーム

 フロアタイルはプラスチック製の薄いパネルです。これを合板の上に敷き詰めるだけで施工が完了します。めちゃめちゃ簡単。木目などの模様がプリントされているだけでなく、木目調のエンボス加工も施されていたりもするので、施工するとパッと見でフローリングを敷いたように見えます。手ざわりはおおむねプラスチックです。

 気になるお値段は、今回使用したものは3帖分で税込6,860円(1帖あたり約2,187円)でした。フローリング材は安くても1帖5,000円くらいはするので、捨て貼り用の構造用合板(1,000円/帖くらい)を計算に入れてもまだまだこちらのほうが安い!

 似たようなものにクッションフロア(CF)があります。クッションフロアは厚めの壁紙のようなものです。表面はクッション素材になっていて、指で押すとμmレベルで沈み込みます。水まわりの床で使われる印象。フロアタイルと同様、表面には木目などのプリントが施されています。
 価格は1帖分で1,000円くらい。フローリング材に比べるとめちゃくちゃ安いです。ただ、施工するにあたり、下地をパテなどで平滑にしないといけないのがちょっと面倒かも。薄くて柔らかいので、下地がデコボコしているとそれがそのまま表面に響いちゃいます。

サンプルの印象に注意

床のリフォーム

 無料でフロアタイルのサンプルを送ってくれるところもあります。ただ、サンプルの面積が小さいため、実際に一枚物が届いたときに「なんか印象が違うぞ……?」となることも。
 ちなみにうちは下段中央のアッシュオークを選びました。そして下の写真が実際に届いたフロアタイルです。

床のリフォーム
もう少し白いと思っていた。

 正直、「思ってたより模様が濃いぞ……?」と思いました。面積が広がると模様はより密に見え、それにつれて色も濃いめに見えるようです。柄を選ぶ際はウェブサイトにある施工事例などと見比べてよく検討しましょう。

根太間隔は303mm以内、床板は20mm以上

 床をフロアパネル(またはクッションフロア)で仕上げる場合、根太間隔を303mm以下にし、12mm厚の構造用合板を2枚重ねで使用することをオススメします。12mmの合板1枚だけだと根太の間にあたる部分がふかふかして心許ないです。ネットだと12mmの合板1枚でOK的な記述が出てきますが、あれはたぶんフローリングにする場合のレシピだと思います。

 12mm厚の合板を2枚重ねにするのは、厚さ20mm以上の板よりも12mm厚の合板2枚のほうが調達しやすく、価格も安いから。安いものは1枚(1帖)1,000円くらい、☆がいっぱい並んだいいものでも1,500円くらいで手に入ります。

 ただし、うちの場合、合板を2枚重ねにするには根太の高さを下げなければいけなかったので、2枚重ねにする代わりに根太を追加して根太間隔を200mmにすることで対応しました。それでもやっぱりちょっと心許ない感じは拭いきれなかったので、できるだけ2枚重ねにして床厚20mm以上を確保することをオススメします。

床のリフォーム
 根太間隔300mmの例。根太の左側面から隣の根太の左側面までの幅を測ります。

 ちなみに根太の間隔は根太の中心の間の幅、もしくは上のように同じ側面の間の幅を測ります。根太と根太の間の空間の幅ではありません。

次回は床板を取り除きます

床のリフォーム

 次回から本格的に作業に入ります。まずは床板の除去から。50年ものの床は伊達じゃない!

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