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1/700 ウォーターラインシリーズの駆逐艦「吹雪」を作ってみた

駆逐艦 吹雪

 吹雪はオレの嫁。

 ガンプラで調子に乗って、ついにウォーターラインに手を出してしまいました。

 ウォーターラインシリーズは静岡の模型メーカー3社(タミヤ、アオシマ、ハセガワ)で出している艦船プラモデルのシリーズです。その名の通り、艦船の喫水線(ウォーターライン)から上のみを再現したものになっています。
 ちなみに、喫水線下も含めた船体全部を再現したものは「フルハル(Full Hull)」と呼ばれます。

 艦船のプラモデルに手を出すのはたぶん、小学生の時以来です。当時はなぜか戦艦よりも空母が好きでいくつか作ってました。しかも米軍のミッドウェイとかエンタープライズとか。なんで空母の方が好きだったのか、思い返してみてもよく分かりません。

駆逐艦「吹雪」を作る

 せっかく作るなら戦艦! と行きたくなるところですが、艦船のプラモは部品がクソ細かいってこと、私、知ってる。
 細かすぎると途中で飽きて積みプラになるのが関の山なので、今回はウォーターラインシリーズで一番小さい駆逐艦にしました。今回作る「吹雪」は、お近くのJoshinで1,008円でした。同じ駆逐艦シリーズでもタミヤとその他では100円くらい値段が違うのはなぜ。

駆逐艦 吹雪

 キット内容はこんな感じ。金型が古くなっているため、成形がかなり甘くなっています。タダでさえ小さいパーツなのに、どこまでがパーツでどこからがバリなんだか分かりにくくなってるもの多数。
 パーツ数、精度、彩色など、全てにおいて同価格帯のガンプラに比べるとかなりアレですが、ガンプラがオーバーテクノロジーなだけで、プラモってのはまあ、これが普通です。

駆逐艦 吹雪

 こちらはキットに添付されてる追加の部品。後で追加されたものらしく、標準の部品に比べてディテールが細かいです。成形もちゃんとしています。

道具

駆逐艦 吹雪
フタにハケが付いているタイプのプラスチック用接着剤は、ハケの先をニッパーなどで斜めに切っておくと捗ります。

 組み立てるに当たって、

  • ニッパー
  • デザインカッター
  • ピンセット
  • 爪楊枝
  • 接着剤(プラモデル用の接着剤と瞬間接着剤)

あたりの道具は必須。

 ニッパーは「アルティメットニッパー」のような薄刃ニッパーが(ほとんど必須と言っても良いレベルで)オススメです。後処理が段違いに楽になります。

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組立て

駆逐艦 吹雪
船体を安定させるため、船底に入れるおもり。(そういえば、こんな部品あったな。。)
駆逐艦 吹雪
1円玉と部品のサイズ比較。一番左の円柱のプラスチックはバリ。真ん中のゴミみたいなものは部品です。切り飛ばしたりするとホントにどこに行ったか分からなくなるので注意しましょう。
駆逐艦 吹雪
艦橋の窓は、こだわる人だと肉抜きするらしいですが、それだと手間がかかりすぎるので、拭き取りタイプのガンプラマーカーで黒く塗りました。簡単な上、思いの外それっぽくなりました。
駆逐艦 吹雪
煙突の頭とマストの部品はつや消しのブラック、船や砲塔の防水布はホワイトを塗りました。それ以外は成形色のままです。黒と白の塗料は常備しておくといろいろ使えます。
駆逐艦 吹雪
そんなこんなで組み上げたところ。ぱぱっと組んだみたいになっていますが、実際にはだらだら数日かけてます。
駆逐艦 吹雪
魚雷発射管と連装砲は追加パーツで置き換えました。実際の吹雪が装備していた「三年式12.7cm連装砲A型」は追加パーツになかったので、代わりにB型を使用しています。史実より見た目ということで。

 全体にプラスチックの成形が甘いので、部品がぴったり合わなかったりするのは当たり前。ものによってはプラスチックのかたまりから部品を削り出すようなつもりで作業する必要があったりします。木に埋まってる仏を掘り出す仏師の如く。これは娯楽ではなく、もはや修行。

 これでとりあえずの完成。ですが、今回はさらに空中線を張ります。

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