特に何もしない場合、インターネット上を流れるデータは暗号化されていない状態でやりとりされます。言い換えると、HTTPでは平文で情報がやりとりされます。でも、それだとパスワードのやりとりをする際に第三者にそれを盗み見られる可能性が発生します。そこで、SSLを使って、通信を暗号化する必要が出てきます。
というわけで今回はSSLを設定してHTTPSが使えるようにしたいと思います。
Apache
CentOS5.7のPHPをremiでVer.5.3.8にしてみた
つい昨日、phpをVer.5.3.3にしたばかりなのですが、「remiレポジトリ使えばmcryptも簡単にインストール出来るよ」というご意見を頂いたので、remiレポジトリでphpをインストールし直すことにしました。
CentOS5.7のPHPをVer.5.3.3にしてみた
CentOS5.7にアップデートしたついでにphpもチェックしてみたら、php53とかいう見慣れないものがリストされてました。調べてみたらphp53はphp5.3系であるとのこと。これまで、utterramblingsのレポジトリで入れたphp5.2系を使っていて、別にそれで不便なこともなかったのですが、まあこの機会に、ってことでphp53をインストールしてみました。
CentOSにPHPアクセラレータのAPCを入れてみた
コンパイルしたファイルをキャッシュして、phpの動作を速くするAPC(Alternative PHP Cache)。おまじない程度に導入してみたのですが、これがなかなか。インストールしただけでも体感出来るくらいがっつり表示が速くなります。さらにちゃんと設定をいじれば、更にもう一段速く。
サーバがなんとなく重いなぁと思っている方はどうぞ。
WordPress on CentOS – ApacheとPHPの設定
CentOS on Slicehostシリーズでは、基本的な設定をするところまでやりましたが、ここからは、WordPressを動作させるために必要な環境を整えるところまでやっていきたいと思います。
まずは、なにはともあれApache(アパッチ)とPHPのインストールから。
ApacheのExpireとDeflateで表示を高速化する
アクセス数が増えてくると表示速度が遅くなったりすることもしばしば。まあ、Apacheのプロセスの上限を増やせば良いんでしょうけれど、それにはメモリを増やす必要があり、メモリを増やすには先立つものが。
メモリを増やす前にやれることがあるんじゃないかといろいろ試した中の1つがApacheのExpireとDeflateの機能を利用することでした。意外と効果があるかも?