※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。現在はカプセルトイを中心に設置してます。

シュトレンの作り方 – 材料と事前準備

シュトーレン作り

 「グレーテルのかまど」で紹介された作り方でシュトレンを作ってみました。なお、個人的になじみのある呼称は「シュトーレン」ですが、ドイツ語の「Stollen」の読み方は「シュトレン」らしいです。

材料

 材料の種類が多いので、製作過程のグループで材料を分けました。

生地A

  • 牛乳 65g
  • 生イースト 20g
  • 強力粉 65g

 シュトレンを作る上で入手難度Sクラスの材料、それが「生イースト」。我々は新潟伊勢丹の地下にある富澤商店コーナーで入手することに成功しました。

シュトーレン作り
 伊勢丹で購入した生イースト。ただでさえ安いのに半額で100円になっていた。

 伊勢丹の富澤商店コーナーでは製菓材料がそろっていて、後述するレモンピール、オレンジピール、縦割りアーモンド、アーモンドパウダーなども入手することができました。
 富澤商店のオンラインショップでも販売されていますが、生イーストだけだと配送料のほうが高くなるのがちょっとネック。

 あと新潟伊勢丹のサテライトショップに頼むと新潟市の本館まで行かなくても近くのサテライトショップまで賞品を取り寄せてくれると知り合いの美人セレブ妻が言ってました。まだ利用したことはないのでいつか使ってみたい。でも単価が安すぎて頼むのが申し訳なさすぎる。

 なお、生イーストの最小販売単位は100gでした。後述するピール類も同様の理由で多めに手に入れざるを得なかったため、去年はなんだかんだで3個作りました。
 というわけで、みなさんもシュトレンを作るときは材料を3倍量くらい用意してどかんと作ってお裾分けするのがいいと思います。お覚悟を。

生地B

  • 無塩バター 130g
  • グラニュー糖 50g
  • 塩 4g
  • シナモンパウダー 0.2g
  • ナツメグパウダー 0.1g
  • カルダモンパウダー 0.2g
  • アーモンドパウダー 35g
  • 卵黄 20g(Mサイズ1個分)

 ご家庭のスケールで0.1gを計測するのは困難な場合が多いと思います。その場合は一振り0.1gとして振りかければ大丈夫っぽいです。

生地C

  • 皮むきの縦割りアーモンド 35g
  • 水 5g
  • ラムレーズン 250g
  • オレンジピール 60g
  • レモンピール 60g
  • 強力粉 260g
  • 澄ましバター 200g
  • グラニュー糖 200g
  • 粉砂糖 100g

 澄ましバター200gは最低量という感じで、あればあるだけいいです。450gの塊を購入して、生地B用に130gをとりわけ、残りを澄ましバターに回すといいと思います。お店だと澄ましバター槽に焼き上がったシュトレンをどっぷりつける工程があるのですが、ご家庭でそれをするのはなかなか難しいので、澄ましバターを上からかけてできるだけ生地に吸い込ませる感じになります。

 グラニュー糖と粉砂糖は最後の最後にシュトレン全体を覆うのに使用します。ここに書かれているグラニュー糖と粉砂糖の量は全体を覆うのにこれだけあれば十分だろうという量であって、無理に全量を使い切る必要はありません。正直、粉砂糖は50gくらいあれば十分でした。

事前準備

ラムレーズンを作る

シュトーレン作り

 あらかじめラムレーズンを作っておきます。もちろん、市販のラムレーズンを使用してもかまいません。ラムレーズンの作り方は以下を参照。

澄ましバターを作る

シュトーレン作り

 あらかじめ澄ましバターを作っておきます。あんまり市販されていないようなので、あきらめて自分で作りましょう。250gのバターから約200gの澄ましバターが作れます。作り方は以下を参照。

 楽天やAmazonで「澄ましバター」を検索すると「ギー」が出てきますが、ギーと澄ましバターは似てるようでちょっと違います。澄ましバターは湯煎で作るのに対して、ギーはバターを煮詰めて作るため香ばしいナッツのような風味が付いているらしいです。ソースはwiki。

アーモンドを水に浸ける

シュトーレン作り

 前日のうちに縦割りアーモンドを水に浸けて、冷蔵庫で一晩おいておきます。意外と忘れがち。

 以上で事前準備は完了です。

作り方

 NHKのサイトでも作り方のPDFがダウンロードできますが、作り方をフローチャートに落とし込みました。A4にプリントするとちょうどいい感じになっているぞ。

 というわけで、次回から実際に作っていきたいと思います!

参考

関連する記事