NGT48が広報を担当するしないで揉めてた印象のある(てかその印象しかない)「第34回国民文化祭・にいがた2019」と「第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」。新潟県内に住んでいても一体なにがあるのかわからない! というわけでスタッフ、調べました。ざっくり解説・紹介します! インフルエンサーも一覧にしました!
「国民文化祭」「全国障害者芸術・文化祭」とは
「国民文化祭」の成り立ちと歴史
まずは「国民文化祭」の成り立ちを超ざっくりまとめました。
- 全国高等学校総合体育大会(国体・インターハイ)
- 全国高等学校総合文化祭(文化部のインターハイと呼ばれる)
- 高校生だけじゃなく一般も参加できる文化部のインターハイ的なの作ろう→「国民文化祭」誕生!(1986〜)
という感じで始まったのが「国民文化祭」。インターハイと同じく、毎年どこかの都道府県で開催されます。過去数年および今後の予定はこちら。
- 第32回・2017年度:奈良県
- 第33回・2018年度:大分県
- 第34回・2019年度:新潟県←イマココ
- 第35回・2020年度:宮崎県
- 第36回・2021年度:和歌山県
ちなみに大分県は1998年と2018年、徳島県は2007年と2012年の2回開催されています。wiki情報ですが、近年は開催地選定が難航しているとか……費用を削減する案が上がっているとか……
同時開催「全国障害者芸術・文化祭」
そんな理由があってか、2017年からは「国民文化祭」と一緒に「全国障害者芸術・文化祭」が合同で開催されるようになりました。これによってイベントタイトルが長くなり、よりわかりにくくなってしまっている印象。いずれ統合されるのかも??
で、なにがあるんです?
おまたせしました、やっと本題です! で、なにが行われるかというと!
- 期間中、展示会とか講演会とかいっぱいあるよ!
- 新潟開催だから新潟県の情報とか文化、まつりも発信しちゃうよ! みんな見てね!
という感じです!……まだふんわりしてますね。もうちょっとかみ砕いて私なりの表現をしてみたいと思います。
「普段、人知れず行われている展示会、気まぐれのように開催される歴史ツアー、(あっ、予算が取れたのかな? と思わせる)ちょっと有名な人がくる講演会、そんな感じのがこの秋はちょいちょいあるぞ!」という感じです! 期間は2019年9月15日〜ですが、プレイベントとしてすでに始まっているものもあるから気を付けろ!
「第34回国民文化祭・にいがた2019」「全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」
キャッチフレーズとロゴマーク
キャッチフレーズは「文化ふっとつ新潟!」。「ふっとつ」は「盛りだくさん」「あふれるほど」という意味の新潟の方言。長岡在住の私はあまりなじみがないのですが「むっつら」とか「いっぺ」と一緒ですねわかります。
ロゴマークは新潟県のシルエットを模しています。オレンジ色の部分が佐渡、青のグラデーションは上から順に下越、中越、上越を表現。また日本海と夕日にも見える他、逆さまにし、オレンジ色の部分を船体に、青い部分を船の帆に見立てると北前船にも見えるデザインとなっています。このマークをみかけたらそれは「国民文化祭」関連!
開催期間
- 2019年9月15日(日)〜11月30日(土)
開会式
- 日時:2019年9月16日(月・祝) 14:30〜17:00
- 会場:朱鷺メッセ 展示ホール「ウェーブマーケット」
- 備考:入場料無料、要申し込み
開会式では綾子舞(柏崎市)、仮山伏の棒遣い(妙高市)、能生白山神社の舞楽(糸魚川市)、片貝の木遣り(小千谷市)、角兵衛獅子(新潟市)、佐渡おけさ(佐渡市)が披露されるそうです。新潟県内に伝わる伝統芸能を一気に見られるのはすごい。最初からクライマックス。
前述の通り、開催期間前後に行われるイベントも多くありますのでご注意ください。
広報について:ブロガー・インスタグラマーを起用
当初、「スペシャルサポーター」としてNGT48が起用されていましたが、みなさんご存知の問題で保留に、その後降板(契約更新なし)となりました。このへんのごたごたで広報が遅れ、県民にもイベントが周知されていない可能性……いや逆に事件によって「国民文化祭」を知った気もしないでもない。
降板したNGTに変わり、広報・PR担当としてブロガーやインスタグラマーなどのインフルエンサーの起用が決定。そして先日、インフルエンサーの方々が発表されました。
新潟県内の7エリアにブロガー1人、インスタグラマー1人の計2人が来て新潟県の魅力を発信してくれることになっています。報道発表資料にはブログ名とインスタのアカウント名しか記載されていなかったのでリンクも貼っておきます。(てか報道発表資料にURLを載せないってどうかと思うぞ! すでに広報失敗してると思うぞ! てか間違ってたら教えてください!!)
村上・新発田エリア 取材日:9月3日(火)
- ブログ:MERRYのおもちゃ箱
- Instagram:Nana Mitsui✈︎三井菜那さん(@nana.0312)
新潟・阿賀エリア 取材日:8月29日(木)
- ブログ:荒井志保のLove Life♡
- Instagram:y.ujiさん(@y.116710ln)
弥彦・三条エリア 取材日:8月22日(木)
- ブログ:☆白井文月のfuzukissブログ☆in湘南
- Instagram:HANNAHさん(@hnblair)
長岡・柏崎エリア 取材日:7月30日(火)
湯沢・魚沼エリア 取材日:8月6日(火)
- ブログ:*izumanix*
- Instagram:?✈️erina note???《ERiNA》さん(@erina_note)
妙高・上越エリア 取材日:7月27日(土)
佐渡エリア 取材日:8月15日(木)〜8月16日(金)
- ブログ:Non’s Tips Diary
- Instagram:Ayaさん(@ayappeage)
「インフルエンサー」って言うくらいだからてっきり(というかぶっちゃけ)、は○ちゅうあたりの有名な人に依頼するんだと思ってたよね! ブログ・インスタを見てみましたがすみません、どなたも存じ上げませんでした。「インフルエンサー」ではなく「ブロガー・インスタグラマー」だったらそんなにモヤモヤしなかったと思うのですが……
ブログはランチ紹介などの県外のご当地系、旅行系が多い印象ですが、商品紹介がメインっぽいものも……女性や若年層の読者が多そうですね!! ところでこれって応募だったんでしょうか? 県から声かけ? お一人だけ「自分からアピールした」と投稿している方がいらっしゃいました。
開催されるイベントの様子や感想を紹介する感じかと思っていたのですが
開幕直前の7~9月に、県内7エリアで、文化祭や新潟県の魅力を取材して発信していただくことで、県外の若年層を中心に更なる開催周知に努めてまいります。
第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会 PRのためのインフルエンサーが決定しました | 第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会
というわけで開幕前に来て新潟の魅力(風景とか食べ物とか?)を取材・公開するっぽいです。フォロワーさんや読者の皆さんに新潟の魅力が伝わるのを期待します。
個人的に気になる&注目のイベント
さて話を戻しまして、イベント一覧に目を通して気になったイベントをピックアップしてみました! ほんとに個人的です。あと今後もイベントは追加されると思いますので是非チェックしてみてください。
てか、イベントを見ても(特に散策ツアー、バスツアー系は)毎年やっているものなのか「国民文化祭」がある今年だけなのかワカラナイ。否、これをきっかけに毎年になるイベントもあるのかもしれない!
「小倉百人一首競技かるた全国大会」
- 会場:長岡市市民体育館(長岡市学校町1丁目2番1号)
- 開催期間:2019年11月2日・3日
- イベント紹介ページ:小倉百人一首競技かるた全国大会 | 第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会
百人一首の全国大会が長岡で開かれるってすごくないです!? これはちょっと見に行きたい!
「HARASHIN MUSEUM(原信ミュージアム)」
- 会場:原信 川崎店・南万代店・錦町店・シビックコア店のカフェコーナー
- 開催期間:2018年12月1日〜2019年11月30日
- イベント紹介ページ:HARASHIN MUSEUM(原信ミュージアム)原信 シビックコア店 | 第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会
原信カフェに絵が展示されてるなーと思っていたのですが「障害者芸術・文化祭」の一環だったのだと知りました。そういやポスターが貼ってあった気がする。原信川崎店に飾ってあった「しゅんすけ」さんの絵が好きです。
企画展「鍾馗様祭りの歴史からみる平瀬の魅力」
- 会場:新潟大学旭町学術資料展示館 企画展示室1(新潟市中央区旭町通746)
- 開催期間:2019年6月15日〜8月4日
- イベント紹介ページ:企画展「鍾馗様祭りの歴史からみる平瀬の魅力」 | 第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会
ショウキサマ! こういうのを取材してくれるのを期待していたんだ!!
そんな感じ
まとめてなおふんわりした印象ですが、文化的なものや芸術的なもの、講演会、歴史探訪ツアーあたりが好きな人はイベント情報をチェックしておくと「お! これ面白そうじゃん行ってみよう!」というのが見つかるかもしれません。「やっぱりなんかぴんとこない……」という方はいつも通りに過ごして問題ないと思います!
あとは展示や出演で新潟を訪れる方も多いはず。新潟を楽しんでいってください! 新米の時期です! 以上です!