旧邸の洗面所の収納がイマイチ使いにくかったので、ニトリのウォールシェルフを使って改造しました。
こちらがこれまで使っていたミラーキャビネット。コンセント付きですが、許容電力が600Wなため最近の大風量なドライヤーが使えません。
調べてみたところ、「TOPLA」の「ウォールキャビネット」シリーズのようです。「TW-T640F」という製品がほとんどこれと同じ仕様でした。コンセント許容電力が600Wから1200Wになってるくらい。
材料
棚の材料はニトリのウォールシェルフ。幅は30cm、45cm、60cmのものがあります。今回は30cmのものと60cmのものを使用しました。値段は30cmのものが370円、60cmのものが740円でした。45cmは知らん!
色はホワイト、ダークブラウン、ナチュラルの3種類がありますが、水に濡れる可能性があることを考えると使えるのは材質がパイン材のナチュラル一択。ホワイトとダークブラウンは材質が繊維板なので、水に濡れると表面がボコボコになる可能性が高いと踏みました。
取り付け
さくっとミラーキャビネットを取り外します。4ヶ所ネジでとめてあるだけなので外すのは簡単。ちょっとネジが錆びててハズしにくかったりもしたけれど、私は元気です。
クギが打ってある場所や叩いてみた感じでは横に胴縁が渡してあって、その上に薄い化粧板が貼ってあるだけの簡単な構造のようなので、35mmの角材をウォールシェルフの幅に合わせて壁に固定し、基礎としました。コーススレッドでゴリゴリッと。
35mmの角材を使用したのは、ウォールシェルフが温水用ホース(写真右のオレンジ色のホース。φ30mmほど)と干渉しないようにするためです。あとから無理矢理温水を増設してるので、配管とかほんと適当。旧邸こんなんばっかり。
ウォールシェルフ付属の「位置決め型紙」を借り留めして位置を決めます。
全体図。そんな厳密なものではないので、棚の間隔や水平はだいたいです。
位置を決めたら千枚通しなどでネジ穴をマークして……
ウォールシェルフ付属の木ネジをねじ込みます。この木ネジにウォールシェルフを引っ掛けるカタチになるので、完全にねじ込まず、少しだけ浮かせておくのがポイント。
あとはネジにウォールシェルフを引っ掛ければ完成。なかなかよいではないか、よいではないか。
ニトリで買ってきたウォールミラーと昔どこかで買ったクリップライト、そして、百均(セリア)で手に入れたドライヤーホルダーをセットして完成です。ついでに天井に付いてる照明も人感センサー式の自動で点くやつに変えました。よいではないか、よいではないか。
材料費等
今回かかった材料費等は以下の通りです。価格の表記は税込みに統一しているので、一部実際の金額よりも数円高い数字になっている場合がありますが誤差ということでご容赦ください。
ウォールシェルフ 30cm | 1,200円 (400円 x3) |
ウォールシェルフ 60cm | 800円 |
ウォールミラー | 700円 |
35mm角材(赤松 1985x35x35) | 496円 (248円 x2) |
コーススレッド(500本入) | 325円 |
ドライヤーホルダー | 108円 |
合計 | 3,629円 |
普通の家は洗面台を新調したほうがラク
洗面台は安いのなら2万〜3万円くらいであるので、普通の家なら棚をDIYするよりも新しい洗面台を入れちゃったほうがQOL上がると思います。旧邸の場合は後付けで温水のホースが伸びてたりと謎仕様が多く、新しい洗面台を入れようとすると配管工事とかが必要になって2、3万では済まなくなってしまうので、適当にDIYしました。
旧邸のメンテナンスをはじめてみて痛感するのは、(家に限らず)メンテナンスまで考慮すると一番よく出てる規格に合わせた設計にするのが一番いいってことです。ほんの10cmのサイズ差が倍の価格差になって返ってきますよ。もうテレビなんかで「こだわって外国製のトイレを……」とか言ってるのを聞いても「ヤバイ」としか思えなくなりました。故障でもしようものなら数週間トイレが使用不能になっていろいろ垂れ流しながら死ぬ未来しか見えません! JIS万歳!
価格:
20,196円
感想:0件 |