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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。現在はカプセルトイを中心に設置してます。

Sublime Text 3を使うための初期設定のメモ

Sublime Text

 Sublime Textを使う上で自分が使っている設定をメモしておきます。

 Sublime Textはテキストエディタです。設定はJSON形式でファイルに書き込むのが基本。GUIとCUIの狭間にある感じでやや取っつきにくい印象はありますが、その代わり、だいぶ自由にカスタマイズ出来ます。

Package Controlの導入

 まずは何はなくとも「Package Control」をインストールします。
 メニューの View > Show Console を開き、 以下のページにある呪文を貼り付けます。

パッケージのインストール

 以降、以下の手順でプラグインやテーマのインストールが出来るようになります。

  1. メニューから Sublime Text > Preferences > Package Control を選択。
  2. 表示されたリストから「Package Control: Install Package」を選択。
  3. さらに表示されたリストから欲しいパッケージを選択してインストール。

 もっとも自分の場合は、Emmet(旧Zen-Coding)とテーマくらいしかインストールしていませんけれども。
 メニューなどを日本語化するプラグイン「Japanize」もありますが、ニーモニック(Windowsのメニューに見られるメニュー名の横に(F)とか(E)とかついてるやつ)がダサいし、なによりメニューバーを圧迫するので使ってません。ニーモニックを消すこともできますが、英語のままでも特に困ってないので、とりあえずそのままでもいいかな……って感じです。

デフォルトのキーマップの設定

 初めてデフォルトのキーマップをいじる場合は、以下の手順でキーマップのファイルを用意します。これをしておかないとキーマップがいじれないみたいです。

  1. Sublime Text > Preferences > Key Bindings-Default を開く。
  2. 続いて、File > Save As… で適当な場所にファイルを保存する(ファイル名はデフォルトで表示される「Default (OS X).sublime-keymap」のまま)。
  3. ~/Library/Application Support/Sublime Text 3/Packages/Default に保存したファイルを移動する。該当するディレクトリがない場合は作成する。

 ~/Library ディレクトリは標準では非表示になっているので、Finderのメニューから 移動 > フォルダへ移動… を選択して、ディレクトリのパスを入力してください。

 以降、デフォルトのキーマップはメニューの Sublime Text > Preferences > Key Bindings-Default で変更出来るようになります。

タブキーの設定

 漢字変換の時、推測変換の候補をtabキーで選択出来るようにしている(なっている)人は多いと思いますが、デフォルトのキーマップだとtabが違う機能に割り当てられているため、うまく選択することが出来ません。
 そこで、Key Bindings-Default を開いて、tabキーに関する設定をコメントアウトして無効化します。自分の場合、タブキーの設定は95行目にありました。

//	{ "keys": ["tab"], "command": "insert_best_completion", "args": {"default": "\t", "exact": true} },
//	{ "keys": ["tab"], "command": "insert_best_completion", "args": {"default": "\t", "exact": false},
//		"context":
//		[
//			{ "key": "setting.tab_completion", "operator": "equal", "operand": true }
//		]
//	},

ユーザのキーマップの設定

 新たにキーマップを設定したい場合はユーザーキーマップを編集します。ユーザーキーマップはメニューの Sublime Text > Preferences > Key Bindings-User を選択すると開けます。

brタグを挿入

 HTML編集時に Shift + Enter でbrタグを挿入出来るようにします。一度使うと止められない。

[

// brタグ挿入
{ "keys": ["shift+enter"], "command": "insert_snippet", "args": {"contents": "<br />\n"},
	"context": [
	{ "key": "selector", "operand": "text.html" }
	]
}

]

ユーザ設定の編集

 ユーザ設定は Sublime Text > Preferences > Settings – User で行います。自分の場合は改行コードの表示などなどのため、以下のように設定しています。

{
	"color_scheme": "Packages/Theme - Piatto/Piatto Light.tmTheme",
	"font_face": "osaka-mono",
	"font_size": 14.0,
	"ignored_packages": ["Vintage"],

	// [Emmet] Tabキー殺し
	"disable_tab_abbreviations": true,

	// エンコードの表示
	"show_encoding": true,

	//改行コードの表示
	"show_line_endings": true
}

 等幅フォントの安定感。
 「Tabキー殺し」はEmmet用の設定です。キーが推測変換の候補選択とかぶるので、TabキーでのEmmetの展開を無効にしています。
 「エンコードの表示」、および「改行コードの表示」はウィンドウ下のステータスバーにエンコードと改行コードを表示するための設定です。

Emmetの調整

 諸事情によりEmmetのデフォルトのキーマップを変更したい場合は、デフォルトのキーマップ同様の方法で、あらかじめデフォルトのキーマップファイルを作って置いておく必要があります。つくり方は以下の通り。Emmet使ってない人には関係ありません。

  1. Sublime > Preferences > Package Settings > Emmet > Key Bindings-Default を開く。
  2. 続いて、File > Save As… で適当な場所にファイルを保存する(ファイル名は「Default (OS X).sublime-keymap」のまま)。
  3. ~/Library/Application Support/Sublime Text 3/Packages/Emmet に保存したファイルを移動する。該当するディレクトリがない場合は作成する。

 自分の場合は、Ctrl+d で自動変換学習した単語の削除を出来るようにしているので、141行目あたりにある ctrl+d のキーマップをコメントアウトしています。

//    {
//        "keys": [
//            "ctrl+d"
//        ],
//        "args": {
//            "action": "balance_outward"
//        },
//        "command": "run_emmet_action",
//        "context": [
//            {
//                "key": "emmet_action_enabled.balance_outward"
//            }
//        ]
//    }, 

Emmetが使いたくて……

 基本CotEditorを使っているのですが、やっぱりEmmetが使いたくて 、夜ごと Textmate、Atom、Bracketsなど、いろいろさまよい歩いています。その中で、今のところ「Sublime Text 3」が一番マシかなぁという感じです。設定の仕方やらなんやらがちょっと独特なので、万人向けではないかも。$70のシェアウェアですが、試用期限は無期限です。使用期限は無期限ですが、シェアウェアです。
 これなら課金してもいいかなぁ、とは思うものの、現在、Ver.3は1年以上ベータのままで、しかもフォーラムなんかも落ちてたりするのでちょっと躊躇してる……

 AtomとBracketsはSublime Textに似た感じのテキストエディタで、しかも無料なのですが、如何せん、日本語入力の時に変換中の文節を表す(アンダーラインや背景色などの)表示が出ないため、日本語での物書きには不適(単語ごとに変換を確定しちゃう人は関係ないでしょうけれども)。

 なんか諸々考えると「やっぱCotEditorでいいかなぁ……」とか思っちゃったり…… Emmetがなければ自動入力補完機能を使えば良いじゃない……

参考

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  • カテゴリ:Kindle版
  • 発売日:2014/03/20

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