ふろふき大根の上にのせたりお吸い物に入れたりと、香りはもちろん、鮮やかな色でもお料理を引き立ててくれるゆず。今回はゆずの飾り切り「松葉」と「折れ松葉」の作り方です。松葉はとっても簡単、三角形のような形をした折れ松葉も案外簡単です! 緑色のゆず(青ゆず)やきゅうりの皮で作れば緑色の松葉ができますよ!
ゆずの飾り切り「松葉」と「折れ松葉」
準備
まずはゆずの皮を剥きます。幅を広く取りたいので今回は厚めに切っています。皮を剥く方向は縦方向、ヘタとおしりをつなぐ向きです。先日見たNHKの料理番組で料亭の方が「この向きの方が無駄なく皮を使える」と言っていたので、たぶんこの方向がおすすめ。
皮を裏返し、薄く、均一になるように白い部分を削いでいきます。この白いところは苦みがあるのできれいに取るといいそうです。普通にゆずの皮を使う時は表面の黄色い所だけを切るようにしましょう。
今回は飾り切りに使うので、皮の端を切り取って形を整えます。これで準備完了!
松葉の切り方
まずは簡単な松葉から。図のように切り込みを1ヶ所入れて切り離し、「人」の字の形にします。
こんな感じ。先に四角に切ってから切り込みを入れてもOKです。もとの皮の幅にもよりますが、細い方が繊細できれいな印象の仕上がりになります。目安は1-2mmくらい。
これだけ! 今回はわかりやすいよう、かなり大きめ&太めに切ってます。
「折れ松葉」の切り方
続いて折れ松葉の切り方です。切れ目を上下2ヶ所入れて切り離し、「N」の形になるようにします。
こんな感じ。こちらも幅の目安は1-2mmくらい。
切り終わったら両端を持ち、片側をひっくり返すようにしてもう一方にひっかけます。
文章だとわかりにくいですが、N字に切ったものができればおのずとわかります!
これで完成!
そんな感じ
ゆずは目立つ場所に添えることが多いので、一手間かけてあると「おっ!」と思ってもらえます。より美味しそうに見えるかも? きゅうりの場合も作り方は全く同じです。おせちやお料理のワンポイントに是非どうぞ!
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