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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

icoro放談 番外編 – 諏訪湖御神渡りの旅2013 第6回 「赤砂崎」

 ほぼ週刊icoro放談の番外編としてお送りしている「諏訪湖御神渡りの旅2013」。今回は「赤砂崎」です。

ちはや:今回の旅のメイン、御神渡りは2日目の朝に見にいってきました。

ゆたか:御神渡り見に行ったのに御神渡りの存在をすっかり忘れていたぜ。

ち:まぁ、諏訪湖SAでけっこう融けてるのに気付いちゃったしね……でもやはり諦めきれない! こんな時は地元の情報が一番! 宿でケーブルテレビをチェックだ!

民宿 すわ湖
すわ湖のお部屋。隙間が多いので寒いかと思いましたが、実際はそんなでもありませんでした。

新成人 on TV:あ、大学生です。そうですねー、両親に感謝です。あと、大人としての責任を感じていきたいなーと思ってます。

新成人 on TV:やっぱー、大人としての責任? をちゃんと果たしたいなぁって思うんすよね。ぎゃははは!

ゆ:うそつけこのくそがきどもが! そんなの良いから、諏訪湖の御神渡り情報出せごるぁ!

アナウンサー:「諏訪市の成人式の模様をお送りしました。」

ち:お? 御神渡り情報くるかー?

アナウンサー:「続いては岡谷市の成人式の模様です。」

新成人 on TV:やっぱー、大人としての責任? をちゃんと果たした(ry

ゆ:風呂でも入ってくるか……

ち:買ってきたケーキでも食べますかね……

ゆ:結局、あの夜は御神渡り情報見てない気がする。

ち:あ、お悔やみ情報とセレモニーホールの案内って夜だったっけ?

ゆ:それ、朝もやってた気がする。ケーブルテレビは番組がループするから、いつ見たのか分からなくなる。あ、でも、帰り道にそのセレモニーホールの前通ったよね。

ち:謎の親近感だったね。

ゆ:諏訪市民に近づいた気がする。諏訪市民としての責任を(ry

「あかすなざき」ってどこじゃーい!

ち:朝は御神渡り情報やってて良かったですねー。

ゆ:それがなければ御神渡り迷子になってたわ。事前情報で南側はもう消えかけてるってのは知ってたんだけど、じゃあ、どこでまだ見られるのか、って情報は掴んでなかったので。

ち:ケーブルテレビで御神渡りがまだ見られると言ってたのは「あかすなざき」。ってどこじゃーい!

ゆ:その時、ちょっと地形図的なおおざっぱな地図がちらっと出てて、それでぎりぎり場所を把握した。でも、なにか別で見た情報と混同してるかもしれない。

ち:「アド街ック天国」みたいにこれでもか! ってくらい、地図上に☆をきらめかせてもらえると観光客的にはありがたいです。ケーブルテレビは観光客けっこう見てますよ! 御神渡りの時期は特番組んで!

ゆ:ケーブルテレビももっと御神渡り一色かと思ってたんだけど、やっぱ「田んぼが黄色く色づき、稲刈りが始まりました。」くらいのテンションだったんだよねぇ。諏訪湖周辺の人は「御神渡りか……生まれたときから割れてたぜ」って感じなのか?

ち:ぶっちゃけケーブルテレビっているのかなーとか思っちゃってたのですが、地元の人以上に観光客がけっこう見るから大事なツールかもしれないですなぁ。

ゆ:うん。ちょー大事。旅行先でよくケーブルテレビチェックするし。今回もそのおかげで御神渡り見られた。

ち:毎時30分からは観光ニュースとかって決めたらいいかも。長岡ケーブルテレビは時々前年の長岡花火を流してるけども、あれはあれでいいのか? 2時間花火だけどいいのか?

ゆ:変なバラエティ流してるより害がなくていいんじゃないでしょうか……まあ、普段は別に良いんだけど、御神渡り出たときくらいは観光情報多めで頼みたいですな。

あ、写真いい?

ち:そういえばチェックアウトの時に一緒になった人が「『あかすなざき』ってどこですか?」って聞いてたけど、ケーブルテレビ見てたよね。

ゆ:すわ兄さんと「いやー地元だと意外と行かないんでよくわかんないんですよねー」なんて会話を交わした直後だったのでワロタ。助け船出しといた。

ち:そして赤砂崎(らしきところ)でそのお客さんと遭遇する奇跡。

ゆ:まあ、「赤砂崎で見られるらしい」って言えば、みんなそこに集まるわな。最初、全然気が付かなかったけど。

ち:しっかりと顔見たわけじゃないから全然気付かなかった。向こうは気付いてたっぽいのよね。なんか笑顔で見つめられて、恋に落ちそうになった。

ゆ:そうそう。なんか知らん人に会釈されて「たまたま目が合ったからかな?」と思っていたんだけど、どうもあちらはその時に気が付いていたらしい。

ち:そんなこと気にせずに、湖岸に諏訪姫置いて写真撮りまくりのうちら、きめぇ。

諏訪湖御神渡りの旅2013
諏訪姫の写真撮りまくってました。

ゆ:Oh……まあ、向こうもすっげー苦労してツーショット取ろうとしてたから引き分けだな。てか、撮ってあげれば良かったな。

ち:写真撮りましょうか? って言ってあげれば良かったと今でも悔やんでいる。

ゆ:知らんおっさんとかに頼まれて撮ってたのにねー。なんだかんだで2組撮ったでしょ。

ち:うん、2組撮った。なのに……一番大事な人を撮ってあげられなかった……

ゆ:なんて無力なんだしのう

ち:むしろ一人旅の関西系のおっちゃんのコミュ力に驚いた。「これ御神渡りなんかいな工藤」

ゆ:バーロー。ちげーよ。

ち:「これ御神渡りなんですかね?」「いやーこれは違うと思うっす。」「あーそうなんかー、あ、写真いい?」この流れ! なんと自然なこの流れ!

ゆ:自然すぎて、写真撮影エンドに持ち込まれていたことにすら気付いていなかった。まあ、でも、観光地ではああいうスキル大事。あと、ツーショットに苦労してる感じの人がいたら声をかけて上げようと思いますた。

ち:自分、「観光地の接客」で「写真撮りましょうか?」と声をかけてあげよう! とか書いてたのに……くっそくっそ。

ゆ:大人としての責任ちゃんと果たせよ。

ち:今やっと、大人としての責任がわかった気がする。20そこらじゃわからんよ。

次回はついに最終回

 あれ? 結局御神渡りはどうなったの? 続く!

参考

責任という虚構

  • メーカー:東京大学出版会
  • カテゴリ:単行本

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