ほぼ週刊icoro放談の番外編としてお送りしている「諏訪湖御神渡りの旅2013」。今回は諏訪市博物館です。
ゆたか:諏訪市博物館は御神渡りの音を聞くためだけに行った。同じような名前で「諏訪湖博物館」というのもあるが、全く別物だから気を付けろ。
ちはや:氷が割れてせり上がる音(?)を録音したものを聞くことができるともっぱらの評判だったので。音は「ぐぐぐぬーんばきこぽぽ……ぐぐぐぬーんばきこぽぽ」という感じでした。
ゆ:うん、すげー適当に書かれてるけど、まあ、だいたいそんな感じだったわ。
ち:思ったよりもくぐもってて、印象は「ナウシカ」の「姫様、いい風が吹いてはいるんだがのー。船だ!」ってあたりの音でした。
ゆ:分かる人は分かる。分からん人はナウシカのDVD借りてみてください。てか、あのゲートはなんだったのか。歩きながら音が聞けるとか、そんな感じなんだろうか。
ち:神様の気分が味わえるとか? 諏訪市博物館の入り口も三角のゲートみたいなモチーフがあったけど、御神渡りでせり上がった氷をイメージしてるのかなーと思ったのだが。
ゆ:え、それなんて印象派。
ち:美術館みたいな感じだった。
御神渡りってそんなテンション上がるもんじゃないのか?
ゆ:あと、思ったより御神渡りに関する展示が少なかった。考古学とか御柱とか、そっちの方がメインっぽい。「御神渡り」はいろいろある行事の中のひとつって感じがした。
ち:御柱祭はけっこう細かく展示されてましたねー。「諏訪市」博物館だから郷土の偉人とか歴史みたいなのをメインにして、地元の小学生達に見に来てもらうのが中心? 新潟の博物館で例えると、御神渡りは小正月の行事枠みたいな感じ。
ゆ:あと、展示も入れ替えの最中って感じだったしね。実は、地元の人にとって御神渡りってそんなテンション上がるもんじゃないのか?
ち:すわ☆兄さんも「地元だとあんまり見に行かないんですよー」とは言ってたしねぇ。
ゆ:諏訪市博物館に限らず、なんかもっと「御神渡り出た!」「観光客くるぞ!」「総員第一種戦闘配置!」みたいな空気を想像してたんだよね。長岡まつり的な。でも実際は、なんかみんなフツーだった。
ち:むしろ長岡まつりの総員第一種戦闘配置がおかしいのか? 花火を見る見ないにかかわらず「親戚、襲来」「家、橋のむこうに」って感じで巻き込まれるわけだが。あと原信に行くともれなくサブちゃんの声が聞こえてくるし。
ゆ:今、やべぇ脳内再生された。空気まで感じた。そういえば、諏訪湖周辺の宿の料金もこの時期は閑散期設定だったなぁ。あれか? こっちで言うところの、稲刈り時期の黄金の田んぼ的な? 普段その風景見てない県外の人はすげーってなるけど、こっちに住んでる人は別にフツー、みたいな?
ち:はざかけとかに近いかも? 時々観光の目玉っぽく取り上げられたりするけど、地元民は別にフツー。
ゆ:地元の人からすれば「なんで君らそんなにテンションあがってんの?」っていうような。ああ、コロマガ12月号で特集した虹もそうかもしれない。
ち:旅行に行くと最後は必ず自分の住む土地を見つめ直す作業に入るという。妙高の湿った雪と空気に感じた郷愁と安心感。
スカート姿の女子が見当たらない?!
ゆ:諏訪の空気が危ない。寒いとか冷たいとかじゃなくて、危ない。そりゃ、女子高生もズボン履きますわ。
ち:岡本の女子高生ちぇーっく☆ 今月号の女子高生は上諏訪地方の女子高生イェイ!
ゆ:さぁ、今月もやってきたぜ!? てか、先月やった覚えがないぜぃ? 今週は上諏訪駅と下諏訪駅で見かけた女子高生イェイ! な、な、な、なーんと! ここではスカート姿の女子が見当たらない?! それもそのはず! 女子がみんなズボン、いや、スラックスだ!(このてんしょんつらい)
ち:たぶん学校指定のスラックスだと思われます。男子とおんなじ感じ?
ゆ:最初、部活帰りとか専門学校とかかな? と思ってたんだけど、どうもあのスラックス女子が女子高生らしいと言うことに本能で気付いた。ゴーストがささやいた。
ち:スカートの下に学校指定ジャージを履く埴輪スタイルではなく、ちゃんとした制服でしたね。スラックススタイルの制服女子は小ぎれいな感じがして好感が持てました。マフラーしてるとなおかわゆい。
ゆ:諏訪には住めないと思った。
ち:それは、生足成分が足りないという意味で?
ゆ:うん、まあ、主にズボンとかスラックスとかいろいろな理由で。
次回は「民宿 すわ湖」にお泊まり!
宿はもちろん、icoroの定宿「民宿 すわ湖」。痛いほど寒いこの諏訪の地で今日も露天風呂には入れるのか。続く!