ロジックボードにアクセス出来れば、HDDの換装は難しくありません。ケーブル外してネジ外して交換するだけの簡単なお仕事です。
ロジックボードへのアクセス方法は以下の記事を参照のこと。
今回は本題であるHDDの換装をしていきますよー。
HDDの換装
HDDケースへ組み込み
HDDを換装する前に、まずは用意したHDDケースにHDDを組み込みます。
SATA 2.5inch HDDをIDE 3.5inch HDDに変換してくれちゃう便利なHDDケース「MARSHAL TRANSFORM」。
ガチッと2.5inch SATA HDDを差し込んで、
HDDをネジでケースに固定すれば完成です。
見た目は3.5inch HDD風。
HDDの換装
HDDを交換するときちょっと邪魔なので、メモリを外しておきます。中開いてみたら256のメモリが増設されてました。そういえば昔、メモリを増設したようなしてないような覚えがあるようなないような。
HDDに接続されている2つのケーブル(IDEケーブルと電源ケーブル)を取り外します。
外しにくい場合は端子の脇にマイナスの精密ドライバーを突っ込んでぐいぐい持ち上げると外れたり外れなかったり。
端子を外した状態。
続いてHDDを固定している4つのネジを外します。
あとは、HDDを入れ替えるだけです。
入っていたのはQuantum製のHDDでした。
まさかこのiMacが発売された年にQuantumのHDD部門がMaxtorに買収され、さらにその5年後にMaxtorがSeagateに買収されるとは夢にも思わず。iMacのHDDに歴史ありです。
ここまでやったらあとは逆手順で組み立てていくだけです。
HDDをネジで固定し、ケーブルを挿し、メモリを戻し、金属カバーをつけ、底カバーをつけ、作業は完了。
あとはOSをインストールするだけです。
次回はOSのインストール
ちょっと手こずるところはあったが、大きな問題もなく換装作業は完了。この勢いならOSのインストールも楽勝だろうなんて思っていたのにさあ大変。そうは問屋が卸さなかった!
次回、「iMac Summer2000補完計画 – OSインストール編」でまた会おう!