最近、どうもMacBookのHDD(ハードディスク)容量が足りなくなってきたので、この機にHDDを交換することにしました。
今更という感じもしますが、お暇な方はお付き合いください。
あんまりHDDにファイルを保存することはないのですが、それでもVMwareのイメージがあったり、icoroの大量の写真があったりで、デフォルトの80GB HDDではさすがに手狭になっていました。DeveloperToolsのインストールとか無理。
というわけで、今回HDDの交換をすることにしました。
レッツHDD交換!
用意するもの
HDD交換のために用意したものは以下の通り。
- MacBook本体
- MacOSのインストールディスク
- 内蔵HDD(2.5インチ)
- 2.5インチHDD用ハードディスクケース
- 精密ドライバ
- トルクドライバ(T8)
- 硬貨
トルクドライバは家にあった工具セットを漁ったら出てきたのでそれを使いました。
硬貨は別に100円玉でも10円玉でもなんでもOKです。10円玉よりも100円玉の方が見やすいかな(色的に)、と思って100円玉を並べただけです。
交換手順
バッテリーを外す
まずはMacBookを裏返して、バッテリーを外します。10円玉でも100円玉でもなんでも良いです。。
HDDを外す
続いて、精密ドライバで内側のカバーを外します。
精密ドライバか何かでハードディスクのベロを外に出して、HDDをぬろっと引き抜きます。
HDDの取り出し完了。
HDD交換
HDDのマウンタを外します。
マウンタはトルクねじで止まっているので、ここでトルクドライバの出番です。
新しいHDDに交換!
あとは逆手順でHDDを戻すだけです。iBookG4のHDD交換から考えるととんでもなく簡単ですね。
とりあえず、交換完了。内側のカバーはデータの移行が完了したことを確認した後に取り付けます。なんか不具合があってHDDを元に戻すことになった場合、もう一度バッテリー外して、カバー外して…云々するのは面倒なので。。
元のHDDをHDDケースに収める
取り出したHDDはHDDケースに入れます。ケースはUSB2.0対応の1,000円くらいの安いやつです。
HDDを差し込んでネジで留めるだけ。小学生でも出来ますね。
以上でハードの交換は終了。
次は元のHDDに入っているデータを新しいHDDに移します。
データの移行
MacでHDD交換というとTime Machineを使うのが定石だと思いますが、うちはNASにデータをバックアップしているため、設定がめんどくさい&データ転送速度がUSBなんかと比べると遅いので時間がやたらかかる、と言うことで、普通に、外したHDDからデータを移すことにしました。
移行手順
- MacBookを起動してインストールディスクを入れる
- 言語選択で日本語を選択
(別にEnglishでもなんでもいいけれど) - ケースに移した元のHDDを繋ぐ
- 「ようこそ」画面のメニューバーにある「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ」を選択
- 内蔵HDDを選択して「消去」タブを選択する。
- ボリュームフォーマットは「MacOS拡張」、名前は適当に(英数字が無難?)つけて「消去…」をクリックする
- 消去が完了したら、復元タブを選択。
- 元のHDDを右クリックして「ソースとして設定」を選択する。
(「ドラッグします」とあるけれど、なぜかドラッグ&ドロップではうまく設定されなかった。) - 内蔵HDDを右クリックして「復元先として設定」を選択する。
- 「復元」をクリックすると復元が始まる。
(クリックする前にソースと復元先を逆に指定していないか、よく確認して!) - 復元が完了するまで待つ。
(約74GBで2時間くらいかかりました。) - 完了したらディスクユーティリティを終了。
- MacOSXインストーラを終了。
- 「起動ディスク」をクリック。
- 内蔵HDDを選択して再起動。
以上でデータが新しいディスクに移るハズです。
最初の起動はちょっと時間がかかったような気がしましたが、その後は特に気になることはありません。容量以外は今まで通りです。
ちゃんと動いていることが確認できたら、MacBookの内側のカバーを忘れずに付け直しておきましょう。