
村上市にある喜っ川の「鮭の酒びたし」を食べてみました。テレビ出紹介されたためにあっという間に品切れになった「鮭の酒びたし」ですが、店頭用にはまだいくらか残っていました。
今年3/4に放送された「ザ・ベストハウス123」(フジテレビ)で紹介され、あっという間に品切れとなった喜っ川の酒びたし。今年の3月に村上市で行われた「町屋の人形さま巡り」の時に喜っ川に立ち寄ったところ、まだいくらか販売されていたので、ひとつ買ってみました。

店員さんによると、放送後、通販分はあっという間に売り切れてしまい、店頭販売用の在庫しかないそうです。

「酒の酒びたし」はその名の通り、酒に浸してから食べます。今回、浸した酒は佐渡赤泊の旅の時に購入した北雪の大吟醸。海を越えたコラボレーション。

開封した状態。パリッパリの鮭の身が10枚ほど入っています。このままの状態でちょっとかじってみたのですが、すっごいしょっぱかったです。。
というわけで早速酒びたしにします。

そろりそろり。

さらりさらり。

だばだー。(結局こうなる。)

酒に浸したら、4、5分待ちます。このとき、針生姜やおろし生姜をそえて浸しても良いそうです。今回は生姜がなかったのでそのままで。

待っている間に杯を傾けている関根の図。

そんなわけで5分経ったものがこちらです。見た目は特に変化ありません。ちょっと酒を吸って膨張したかも?

カチカチだった身は若干柔らかくなっています。味も、良い感じに塩気が抜けて、代わりに酒の風味が加わっています。「あーこれはうまいわ。」という感じのおいしさです。当然ですが、お酒に合います。逆に、酒の方には鮭の塩気と風味が遷っているので、これを酒で薄めて飲んでもおいしいかも。(そのままだとちょっとしょっぱいです。)
今回は手元にあった北雪の酒を使いましたが、もうちょっと風味の強い酒でもいいかな、と思いました。同じ村上の酒である「〆張鶴」や「大洋盛」などに浸すとよく合うかもしれません。

「鮭の酒びたし」の通販は現在も中断されたままです。新しい酒びたしが出来るのは8-9月頃なので、通販で販売されるのはその頃まで待たないといけなそうです。店員さんの話からすると店頭に置かれている商品の在庫も多くはないようなので、もし運良く手に入る機会があったらお試しあれ。
味匠喜っ川
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