
新潟県燕市にある「道の駅国上」。そこにある足湯「長崎温泉足湯 酒呑童子の湯」に行ってみました。
「道の駅国上」は長岡方面から弥彦方面へ向かう途中にあります。この足湯は、市町村合併により分水町が閉町し、燕市となる際の記念事業として作られたそうです。看板は旧分水町町長の書。

屋根つきでサッシがはめられているので、中は湯気でほっかほか。夏場は周りを覆っているサッシが外されます。
同時に約50人が利用でき、お湯の吹き出し口は酒呑童子をイメージした“鬼瓦と大杯”で雰囲気も抜群。
がんばって詰めれば50人が利用できるのかもしれないですが、普通に使うと20人くらいで満杯かと。でもそこそこ広い足湯です。

酒呑童子をイメージしたという湯口。(飲むのではなく吐いてますが。)


足湯ですが、ちゃんと温泉分析書が貼ってあります。「泉質・・・ナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)」「温度・・・約42℃(酒呑童子の吐出し口より計測)」とのこと。

足元には石が敷いてあり、この石を足の指でつかんだり足の甲に乗せたりして遊んでいると、いつのまにか時間が経って気付けば体がぽかぽかに。場所の移動でこの石の上を歩くと程よい刺激がきます。
そしてこの足湯のポイントは一人用の足湯があること。奥の方に桶が置いてあり、一人用として使うことができるのです。

この桶の良いところはそれぞれ温度が違うという点。蛇口から出るお湯の量によって温度が違うようで、石が敷いてある広い足湯の方よりもお湯が熱めになっています。まずは広い方で、そしてお湯の温かさに慣れてきたら桶の方へ移動するのがおすすめです。
足湯は「道の駅国上」の敷地内にあるのですが、建物の裏手にあるのでちょっとわかりにくいです。自分も完成したと聞いてからもしばらく気が付きませんでした。

足湯は「ふれあいパーク久賀美」の裏にあり、道路から見るとこの建物に隠れて見えません。駐車場に車を停めたらこの建物の後ろの方へ行ってみましょう。
長崎温泉足湯 酒呑童子の湯
所在地 | 新潟県燕市国上5866-1 |
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利用時間 | 10:00-21:00 |
料金 | 無料 |
その他 | 売店にて酒呑童子の湯タオル(1枚100円)の販売あり ※売店は月曜定休 |
なお、腰を掛ける場所は板張りになっており、スカスカと風が抜ける感じがしてちょっと寒いです。タオルなどをお尻の下に敷くと快適になります。常連さんと思われる人の中には発泡スチロールの板を持ってきて敷いている人も。あれはあったかいに違いない。
弥彦神社に行くついでに寄ってみると良いと思いますよ!