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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

新潟県立歴史博物館に金印を見に行ってみた

新潟県立歴史博物館のリーフレット

 新潟県立歴史博物館で開催されている企画展「ハンコ今昔」で金印が展示されていると聞いたので、行ってみました。生金印。

 まだ雪残る中、行って参りました。普段は福岡市博物館でしか見ることの出来ない本物の金印、「漢委奴國王印」(または「倭奴国王印」)を、遙か遠く新潟の地で見ることの出来るまたとないチャンスです。

 企画展自体の会期は10/11から11/24なのですが、金印が展示されるのは11/12から11/24の2週間のみ。
 実はこのことを知らなくて、てっきり、会期中ずっと金印が展示されているものだと思いこんで、10月中に喜び勇んで金印(当然、展示されていた金印はレプリカ)を見に行ってたりしたことは恥ずかしいので内緒です。

 さて、肝心の金印ですが、特別展は写真撮影禁止なため、写真は無しです。代わりに「福岡市博物館」の金印画像を拝借。

 学芸員のおばさ、もとい、お姉さんが金印の事を説明してくれました。真鍮製のレプリカを持たせてくれたり、なかなか勉強になりました。ちなみに、金印のレプリカは福岡市博物館のミュージアムショップで売られているものだとか。ちょっとほすぃ。
 紐(ちゅう。持ち手の部分)は蛇(へび)なのだそうです。そう言われて見てみれば、確かにヘビが巻き付いています。ずっとトラかなんかだと思ってました。。
 この紐がヘビになっているのは、中国から見て日本が南にあるからなのだとか。北方民族の侯王(こうおう)は駱駝(らくだ)や羊の紐、南方は蛇の紐なのだそうです。

 ちなみに、当然と言えば当然ですが、福岡市博物館のウェブサイトには、11/11から11/25の間、レプリカを展示するという旨の断りが書かれています。

国宝金印「漢委奴国王」を、新潟県立歴史博物館「ハンコ今昔」に出品します。このため、下記の期間、常設総合展示室では金印の複製品を展示します。【貸し出し期間】平成20年11月11日(火)〜11月25日(火)
福岡市博物館

 というわけで、この連休で会期を終える企画展「ハンコ今昔」で本物の金印を見てみてはいかがでしょうか。小中学生は無料なので、子供を連れて本物を見に行ってみては。

新潟県立歴史博物館 企画展「ハンコ今昔」
会期平成20(2008)年10月11日(土)-11月24日(月・休)
金印の実物展示は 11月12日-11月24日
開館時間9:30-17:00(入館は16:30まで)
観覧料一般300円(480円)
高大400円(320円)
小中無料
※()は団体料金(20名以上)
会期中の休館日月曜日(休日の場合はその翌日)
11/17は開館

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