「冷房をつけていたものの、31度設定で高齢者が熱中症に」というニュースを見て、「エアコン(クーラー)の冷房機能は最高何度設定まであるんだろう?」と思ったので自宅のエアコン2台を確認してみました。意外と高温に設定できてしまう!
エアコンの冷房機能の最高気温を確認
Panasonic CS-282CFR
まずは1台目。「Panasonic」のCS-282CFR。すでに生産終了となっているモデルです。
普段は26〜27度設定で使用することが多いです。ここから設定温度を上げてみます。
28度で省エネマークが出ることを知る。
最高設定温度は30度でした! もはや暖房。
HITACHI RAS-K28Z
そして2台目。「HITACHI」のRAS-K28Z。2010年4月発売のものなので、こちらもたぶん生産終了モデルかと思われます。
普段は25〜27度くらいで使用することが多いです。
通常の温度設定変更時は「ピッ」と操作音が鳴りますが、30度は「ピピッ」と警告音っぽい音が鳴りました。
なんと32度設定ができることが判明! 冷房とは!!
そんな感じ
お年寄りの設定温度にはご注意下さい
設定温度の上限はたぶん29度くらい、せいぜい30度までだと思っていたのですが、機種によってはかなり高温に設定できてしまうことがわかりました。「エアコンが嫌い・苦手」というお年寄りは高温設定、やってしまうかもです。あと最近は最高気温が35度だ、40度だという日も少なくないので、30度台でも低い設定だと思ってしまうかも。
ちょっと細かい点なのですが、この「省エネ・笑顔マーク」が「快適温度マーク」に見えてしまう可能性もあるのではないかと思いました。いや、ご高齢の方はそもそも見えてないと思われるので気にしなくていいのか……? あと、テレビのリモコンだと矢印を上に押すほど音量が大きくなる(効果が出る)ため、それに慣れているとエアコンも(温度の確認はせずに)上を押してしまう可能性もなくはないんじゃないかと。簡単に操作できるエアコンも、ちょっとした思い違い・勘違いで操作ミスを犯してしまいそうだと感じました
停電後に設定温度が変わることもあるので、お年寄りや機械操作が苦手な人の家のエアコンの設定温度やリモコンの操作方法は、今一度確認してみるといいのではないかと思います。そしてこの機会に自分の家のエアコンの最高温度をチェックしてみるのもなかなか面白いかと思いますよ! まさか32度設定があるとは……使う機会がわからない!