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いくぜ黒部ダム!立山黒部アルペンルートを縦走してみた! – 計画編

立山黒部アルペンルート

 「いつか行きたい」と思っていた立山黒部アルペンルートに行ってきました! 縦走してきました! まずは計画だ!

 「立山黒部アルペンルート」は北アルプスを貫き、黒四ダムを渡る山岳観光ルートです。富山県立山町と長野県大町市の間をケーブルカーやロープウェイ、トロリーバスなどを乗り継いでいきます。毎年6月26日から10月15日の間は黒部ダムの観光放水も見ることができます。

 なお、ゴールデンウィーク前後の雪の壁が見られる「雪の大谷」の時期は(主に大量の外国人観光客により)バカみたいに混雑するので正直オススメデキナイ。

雪の大谷の旅
 2017年に雪の大谷を見に行ったときの様子。乗り物も駅もなにもかも外国人(というか雪が見たい中国人)観光客であふれかえっていました。

車乗りが立山黒部アルペンルートを縦走する方法

 そんな人生で一度は行きたい立山黒部アルペンルート。しかし、片道約6時間かけて北アルプスの反対側の麓に出るため、メインの移動手段が車だという人にはなかなか行きにくいルートでもあります。方法としてはアルペンルートを往復するか、回送サービスを使うか。

アルペンルートを往復する方法

 とりあえず誰もが思いつくであろう方法は単純にアルペンルートを往復する方法でしょう。立山駅-扇沢間の往復料金は13,360円。片道だと8,290円なので往復はちょっとお得です。ただ、一日で往復しようとするとなにも見ずにただ乗り物に乗って往復して帰ってくるだけになってしまいます。

 現実的には、一日目にアルペンルートをぬけて信濃大町の温泉で一泊し(もしくは逆ルートでぬけて立山の温泉で一泊し)、翌日またアルペンルートで来た道を戻るという使い方になると思います。まあ、それはそれで。

回送サービスを使う方法

 富山側の立山駅から長野県側の扇沢駅へ自分の車を回送してくれるサービスがあります(逆も然り)。料金は普通車1台につき3万円前後。4人グループでいくなら1人当たり7,500円くらい。アルペンルートの片道料金を含めても1人当たり1.6万円くらいなので、まあ悪くはないかもという感じです。少人数だと割高。

車がダメなら電車を使えばいいじゃない!

 というわけで、今回我々が取った方法は! 車と電車のハイブリッドだ!!

 まずは車で糸魚川駅に向かいます。そこから電車に乗り、富山駅経由で立山駅に向かい、立山黒部アルペンルートを縦断して扇沢に抜け、大糸線で信濃大町から糸魚川駅に戻ってくる作戦だ。(ほとんど車使ってない。)

 以下が今回の計画の全容である。

  • 6:41発 糸魚川駅
    • 日本海ひすいライン/あいの風とやま鉄道 (1,520円)
  • 7:58着 富山駅
    • 乗り換え
  • 8:13発 電鉄富山駅
    • 富山地鉄本線(立山行) (1,200円)
  • 9:19着 立山駅
  • 10:00発 立山駅
    • 立山黒部アルペンルート (8,290円)
  • 15:51着 扇沢駅
  • 16:10発 扇沢駅
    • 路線バス (1,360円)
  • 16:45着 信濃大町駅
  • 17:49発 信濃大町駅
    • JR大糸線 (1,320円)
  • 19:59着 糸魚川駅

 費用は合計13,690円(今回は後述する「平日割WEBきっぷ」を利用したので合計13,060円)。このほかに糸魚川駅までの交通費と駐車料金がかかります。

 日本海側の循環ルートは電車の接続がビミョーで結構悩みました。
 一方、名古屋方面からだと「アルペンきっぷ」という電車とアルペンルートがセットになったプランが提供されています。日本海側と太平洋側のこの扱いの違い! きーくやしぃぃ!

立山黒部アルペンルートの割引

 立山黒部アルペンルートは「平日割WEBきっぷ」という平日限定で使えるチケットがあり、これを利用すると通常大人8,290円の料金が7,660円になります。630円安い。

 コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミマ)の端末でチケットを発券できる「JTBコンビニチケット」というものもあります。これを利用すると通常8,290円の料金が190円引きの8,100円になります。こちらは期間内であれば土日祝日も割引の対象です。

 「JTBコンビニチケット」は以前、栂池に行ったときに利用しました。有名観光地のチケットを割引価格で手に入れられるので、出かける前にとりあえずチェックしておくといいですよ。

 次回から実際に立山黒部アルペンルートを縦走したときの様子をレポートしていきます!

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