髪の毛の寄付、ヘアドネーションをしてからはや5年。先日、人生2度目のヘアドネーションをしてきました! 前回よりも髪を長く伸ばして50cm超えを達成! 寄付先は今回も「JHD&C」(ジャーダック)です。
ヘアドネーション
前回の様子とこれまでの流れ
初めてヘアドネーションをしたのは2014年のこと。当時はまだ新潟県内に賛同サロンがほとんどなかったため、長岡市瓜生(旧三島町)にある美容室「relax&beauty Black Hair(ブラックヘアー)」のスタイリスト本村君にへアドネーション用の切り方を説明し、切ってもらいました。
その後、「Black Hair」は新潟県中越地区・長岡市初のJHD&C賛同美容室(現在は「賛同サロン」という名称)に。そして本村君(男性)もヘアドネーションするというまさかの流れに!
- 髪の寄付なら!「BlackHair」がJHDAC賛同美容室になりました! / icoro
- 動画「ヘアドネーション(髪の毛の寄付)のカットを撮影&お手伝いしてみた!」をyoutubeで公開しました! / icoro
髪を伸ばしていた期間など
初めてヘアドネーションをしてからしばらくはショートヘアで過ごしていたのですが、2016年秋頃から髪を伸ばし始め、気が付けばまた寄付できる長さ(31cm)に。「せっかくならロングヘアのウィッグの材料になる50cmを目指してみよう!」とそのまましばらく伸ばし続けてみました。
髪を伸ばしていた期間ですが、2016年9月の時点でなんとか結べる長さ、そこから2年9ヶ月後の2019年6月に長い所で50cmを超えた感じです。途中、1回美容室で毛先を揃えてもらっています。
長すぎるとアレンジもほとんどできず……後半はてっぺんお団子かサイドお団子の2種類が定番の髪型でした。常にまとめているので、よく会う友人にもここまで長い髪だとは気付かれていませんでした。まとめていると長さは隠せます。
2回目のヘアドネーション
今回も「relax&beauty Black Hair」にお世話になります!
ドナーシートと受領証返信用封筒を持参
「JHD&C」のサイトからドナーシートをダウンロードして印刷、記入して持って行きました。でも「Black Hair」は印刷したものを用意しているそうです。さすが! ドナーシートは任意なので、あったら良し、なくても良しです。内容は以下のような感じ。手書きのメモでも問題ないそうです。
- 性別(男性 / 女性 / その他)
- 現在の年齢
- 当時の年齢 ※寄付する毛髪を1年以上保管していた場合
- 都道府県名(国名)
- ドネーションヘア(寄付する毛髪)の状態
- ヘアカラーをしているか
- ヘアカラー以外に施した化学処理の有無(パーマ、縮毛矯正、ストレートパーマ等)
受領証とあわせて非売品のヘアタイがもらえるようになっている! というわけで今回は受領証の発行もお願いしてみることにしました。
受領証が欲しい場合は髪の毛と一緒に返信用封筒を送る必要があります。受領証はハガキサイズなので、ハガキが入る大きさの封筒(長形3号)を用意。おもて面(宛先)には自分の住所と氏名を記入、裏面には差出人として「JHD&C」の住所、名前を記入します。
返送時の「JHD&C」の手間を省くために自分の名前の下に「様」も書いておきます。切手を貼るのをお忘れなく!
封筒について:ハガキのサイズは100mm x 148mmなので、長形3号(120mm x 235mm)の他、洋形2号(114mm x 162mm)でも入るのですが、封入時にのりが付着してしまう可能性があるため「JHD&C」は長形3号の使用を推奨しています。
いよいよカット!
「短くなってもいい! 50cm確保して欲しい!」とオーダー。「じゃあ前回と似た感じになるかなー。前髪は切ったあとに決めましょう」という感じの返答をもらい、カット後の髪型もスムーズに決定。手際よく進んで行きます。
髪の毛を寄付する際の切り方ですが
- シャンプーをする前に切る(湿った髪の毛は雑菌やカビが繁殖しやすいため)
- 小さい束に分けてゴムで強めに結び、結び目の1cm上をカット
という感じです。その他の細かい条件についてはこちらをどうぞー!
たまに「15cmで寄付できると聞いたのですが……」と勘違いしてくるお客さんがいらっしゃるそうです。ウィッグの素材として使える髪は「JHD&C」は31cm以上、「つな髪」は15cm以上ですがカラー・パーマNG。カット前にいま一度、寄付できる髪の毛の条件と寄付先の確認を!
ざくざくカット! 頭が半分軽い!!
最後の1束。
切った髪の毛を持たせてもらいました。さっきまでこれが頭に付いていたのはなんか不思議。
寄付用のカットをした後にシャンプー・カット、そしてカラーもしてもらい、ショートカットのできあがり! いま流行りの前下がりボブ風にしてもらいました!
切った髪の毛が輸送中にばらけてしまわないように輪ゴムで何ヶ所か束ね、ドナーシートと一緒に袋へ。返信用封筒も一緒に入れてもらいました。「Black Hair」が「JHD&C」にまとめて送ってくれるので、これにてヘアドネーションは完了です!
賛同サロンがない場合や個人で送付となっている場合、同じようにカット、包装して「JHD&C」へ郵送すればOKです。賛同サロンがなくてもヘアドネーションは可能です。私も最初の寄付は自分で髪を郵送しました。
「JHD&C」への送料は「Black Hair」が負担。髪の毛を寄付する人だけが注目されがちですが、美容室、そして美容師さんもまたボランティアとして活躍してくれています。「Black Hair」に送料分を寄付したいぞ!
賛同サロンには「JHD&C」の募金箱が置かれています。ショートカットキープ時はこちらにちょっとずつ募金していました。お金で応援するのも大事です。なお、募金振り込み時の手数料も美容室持ち。やはり美容室にも寄付したいぞ!!
そんな感じ
切られる側の自分も、切ってくれる本村君も慣れているので非常にスムーズに終わりました!
現在、「Black Hair」には月に10人ほどがヘアドネーションで訪れるそうです。しかしながら1人で切り盛りしているお店のため、土日祝日はなかなか時間が取りにくいとのこと。できれば空いている平日に行くと良いかと! 私も平日に行ってきましたよ! 予約が取れなかった分、髪を長く伸ばせる、ということで☆
そしてせっかくならカラーやパーマ、もしくはトリートメントあたりを! 美容室側にも潤いをー!! 伸ばしている最中もトリートメントや毛先を揃えるなどのメンテナンスをするのがおすすめです。いろいろアドバイスももらえます。
そんな感じで夏前にさっぱりできました! 入浴時間、シャンプー・お湯の量が減りました。2回目ということもあり、バッサリ切って短くなった髪にもすぐに馴染みました。なんだろう、ホームに戻ってきた気すらする……ショートヘアがもうホームになっていたのか自分……
受領証が届いたらまた報告しますねー!
ヘアドネーションができる美容室を探せます!
「市町村名 ヘアドネーション」「駅名 ヘアドネーション」で対応してくれる&実績のある美容室を探せます! お得なクーポンもあり!