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今日からお得になる!電子マネーの最強デッキを見つけよう!

RAKUTEN Card Man

 半額だの実質無料だの、にわかに賑やかになっている電子マネー界隈。興味はあるけどどこから手を付けたらいいかわからないという人のために、ざっくりとしたアドバイスをしちゃうぞ!

電子マネーの種類

 電子マネーは「FeliCa(おサイフケータイ)」を使うものと「QRコード」を使うものがあり、それぞれにプリペイド(前払い)型とポストペイ(後払い)型があります。代表的なものをまとめると以下のような感じ。電子マネーはほかにもいろいろあるけど(特にQRコードは百花繚乱状態)、この4種類のどれかに分類できるぞ。

  FeliCa QRコード
プリペイド WAON
楽天Edy
Suica
nanaco
LINE Pay
PayPay
ポストペイ iD
QUICPay
楽天ペイ
Origami Pay
(LINE Pay)
(PayPay)

 LINE PayとPayPayはどちらの使い方もできますが、どちらかといえばプリペイド色が強めなのでポストペイ側ではカッコになっています。

FeliCa(おサイフケータイ)

AQUOS sense

 日本独自の古の電子マネー。「おサイフケータイ」に対応した端末でないと使うことができません。
 とはいえ、現在、3大ケータイキャリア(docomo、au、SoftBank)から発売されているスマホはだいたい搭載しています。iPhoneも7からおサイフケータイに対応しているので、まあだいたい使えるでしょ、という感じ。

 FeliCaはレジにある読み取り機にかざすだけで支払いが完了します。スマホ本体の電源が切れていても(バッテリーが完全にゼロでなければ)使用可能です(でもiPhoneは電源が切れてると使えないらしい)。

 一方、使用するのが簡単なかわりに機種変の作業はちょっと面倒。電子マネーのデータをFeliCaチップで管理しているので、機種変するときはあらかじめ移行手続きをしておく必要があります。スマホが故障したりして自分で移行手続きができない場合はコールセンターに連絡すればなんとかしてくれます。たぶん。

QRコード

 半額割引だの全額ポイントバックだの、ここ最近大変にぎやかなのがQRコード決済です。FeliCa系の電子マネーに比べて(今のところ)還元率高めな印象があります。

 QRコード決済はスマホの画面に表示したQRコードをレジで提示して決済するというもの。アプリがインストールできれば「おサイフケータイ」非対応のスマホでも利用できます。機種変時も新しいスマホにアプリを入れ直してアカウントを設定し直せば完了です。

 おサイフケータイに比べると気軽に導入できる一方、実際にお店で決済するときは、アプリを起動して、PINを入力して、QRコードを表示して……という手順を踏む必要があるのがやや面倒。レジ前でいざ使おうと思ったらメンテだか障害だか不具合だかでQRコードが表示されない! うしろめっちゃ並んでるのに! どうするオレ!? なんてこともあるみたいです。日常に緊張感が生まれますね。

プリペイド(前払い)型

 プリペイド型はあらかじめアカウントに残高をチャージ(入金)して使用するものです。その名の通り、プリペイドカードと同じ仕組み。チャージはだいたい以下の方法が使えます。

  • あらかじめ登録しておいたクレジットカードや銀行口座からチャージ
  • 対応店舗のレジや端末で現金をチャージ

 プリペイド型はだいたいポイント制度があり、使用金額に応じてポイント還元があります。還元率は200円で1ポイント(0.5%)くらいのものが多いです。特定の店舗で買い物をしたり、特定の商品を購入したりするとボーナスポイントがつくこともあります。

オートチャージ

 また、多くのプリペイド型電子マネーには、残高があらかじめ決めておいた額を下回ると自動的にクレジットカードや銀行口座からチャージする「オートチャージ」という機能があります。
 ただし、オートチャージを利用するには使えるカードや銀行が限定されていたり、年会費が生じたりする場合が多いので注意が必要です。

ポストペイ(後払い)型

 ポストペイ型は、支払いをするとあとで登録したクレジットカードや銀行口座から利用金額が引き落とされるものです。

 使ったぶんだけクレカ(銀行口座)から引き落とされるだけなので、プリペイド型のようにチャージする必要も、残高を気にする必要もなく、スマートに使えます。その代わりポイント還元が薄めです(電子マネーに紐付けているクレカのポイント制度は適用されます)。

で、結局どれを持てばいいのか

 「おサイフケータイ」が使えるところは、FeliCa系の電子マネーにすべて対応しているか、もしくはSuicaのみ対応ということが多いようです。
 「QRコード」が使えるところは、主要なQRコード決済がすべて使えるようになっているか、どれか1種類だけ使えるという場合が多いようです。1種類だけの場合はPayPayのみという場合が多い印象。

 というわけで、とくにこだわりがないのであればFeliCa系の Suica(&ビューカード) とQRコード系の PayPay (&ヤフーカード) を用意しておけばスマホだけでだいたい戦えます。

 ただこれは負けない選択肢(一体なにと戦うというのか)というだけで、最適解ではありません。
 たとえば、楽天カードユーザならFeliCa系で楽天Edy、QRコード系で楽天ペイを使えばポイントを効率的に活用できます。楽天カードと楽天ペイの間にKyashを噛ませればさらにポイント還元率が高まります。
 イオンカード・イオン銀行ユーザであればWAONでイオンでのお買い物が捗る!

君だけの最強デッキを見つけろ!

RAKUTEN Card Man

 ちなみに2019年5月現在の私のデッキは以下の通り。

  • FeliCa x プリペイド:WAON(イオンカードでのオートチャージ設定あり)
  • FeliCa x ポストペイ:iD(セゾンカード、まれにイオンカード)
  • QRコード x プリペイド:なし
  • QRコード x ポストペイ:Origami Pay(Kyash経由)

 優先順位としては、Origami Pay、WAON、iDの順です。QRコード x プリペイドは機能的にWAONとかぶるので、ちょっと様子見してます。PayPayあたりがよさそうですが、CMが苦手なのでちょっとムリ。

Origami Pay

 松屋で190円引とってもおいしいです!

 Origami Payは常時2%OFF。それ以外にたまに10%OFFとか20%OFFクーポンが発行されたり、半額キャンペーンが行われたりします(松屋の190円引キャンペーンとってもおいしいです)。ポストペイ型なので不要になったときも後腐れがないのがいいです。
 さらに! クレカとOrigami Payの間にKyashを噛ませることでさらに2%還元を発生させます。そこにクレカ自体の還元額も乗ってくるのでトータルで4%ちょいの還元が受けられることに!

WAON

WAON POINTカード
 WAONはポイント回りの統一感の無さを整理してほしい。あとWAONアプリのガラケー感がすごい(褒めてない)。

 WAONは200円につき1ポイント(0.5%)還元。スマートWAONの利用でさらに500円につき1ポイントが付与されます。そのほかにイオンではWAON支払いでポイント2倍の日や5倍の日や5%OFFの日があるので、イオンユーザはWAONを使うしかない。そしてなにより! 決済音がかわいい! この決済音のために私はWAONユーザになりました(わりとガチ)。

iD

 iD自体にポイント還元や割引きの仕組みはありません。単純にクレジットカードのポイント制度が適応されます。

 iDはセゾンカードをメインで設定しています。とくにこだわりがあってセゾンカードを使っているわけではなくて、人生で一番最初に作ったカードがセゾンカードで(買い物行ったら「今なら図書券もらえる」って勧誘された)、それからなんとなくずっと使っているというか……。
 あと、セゾンカードって「永久不滅ポイント」っていう、その名の通り期限なしで保有し続けられるポイントがあって、それがなんとなく貯まり続けてる的な……(たぶんこれまで一度も手を付けたことがない。今何ポイント貯まってるのかも把握していない)。
 永久不滅ポイントは1,000円につき1ポイント。1ポイントが5円相当なのでだいたい0.5%還元です(全然期待してなかったけどこうしてまとめてみると意外とWAON並みだわ)。セゾンのサイトを経由して通販するとポイントの倍率が上がったりします。

 という感じです。

 いずれにしても、電子マネーやクレカで支払いをするとポイントやクーポンなどのなんらかの還元があるので、どう転んでも現金よりは得をする状態になっています。いやむしろ、現金払いをすることで小さく損をすると言っても過言ではないかもしれません。

 さあ、みんなも自分だけの最強デッキを見つけて今日からお得に買い物をしよう!

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