タンポポコーヒーを作る際、同時にタンポポ茶も自作してみました! 生タイプと乾燥タイプの両方を製作。焙煎の工程がないのでコーヒーより簡単に作れます。
タンポポコーヒーの作り方はこちらをどうぞー。タンポポ茶とタンポポコーヒーは途中まで手順が同じです。
タンポポ茶の作り方
手順
- タンポポを探し、根を採取する
- 根をよく洗う
- 根を5mm〜1cm程度に刻む
- ※生の根を使ったタンポポ茶はここで細かく刻み、煮出して完成!
- 乾燥させる(天日干し または 電子レンジ)
- 煮出して完成!
1. タンポポを探し、根を採取する
まずはタンポポ探しです。おすすめの採取時期は春先の花や種がついている時。花が咲く前のほうが多くの養分が根に蓄えられていて良いという話もありますが、他の植物との誤食を防ぐため、見分けやすいこの時期をおすすめします。
また、除草剤がまかれていないか、採取して問題ない場所か等にも注意してください
移植ごて(スコップ)を使って根を掘り出します。タンポポの根は下に向かって真っ直ぐ伸びているため、かなり深く掘る必要があります。
葉っぱ部分を切り落とし、根っこだけを採取します。
2. 根をよく洗う
土を落とし、根っこをよく洗います。金だわしを使い、細かい根や皮ごと落とすようにするときれいになります。
洗い終わったら水分をよく拭き取っておきます。
3. 根を5mm〜1cm程度に刻む
洗った根っこを刻んでいきます。大きさの目安は5mm〜1cmほど。太い部分は半分に切ってから刻むと良いです。
生の根を使ったタンポポ茶の淹れ方
生の根を使ったタンポポ茶はここでもう飲むことができます。5mm〜1cmに切った根を、より細かく刻みます。
刻んだ根をお茶パックで包み、沸騰したお湯に入れ2〜3分ほど煮出します。色や香りが少ない場合は煮出す時間を延ばすか、火を止めフタをして30分ほど蒸らします。
根っこの量ですが、カップ1杯につきティースプーン山盛り1杯くらいで良さそうです。これでタンポポ茶(生の根バージョン)のできあがり!
4. 乾燥させる(天日干し または 電子レンジ)
天日干しで乾燥させる方法
刻んだ根が重ならないようにザルなどに並べ、直射日光が当たる場所に置きます。時々かき混ぜ、カラカラになるまで乾燥させます。
乾燥には1週間ほどかかるとも言われますが、ちょうど晴れて爽やかな日が続いたこともあり、2日でほぼ乾燥完了、3日目で完ぺきにカラカラにできました。天気が良ければ2〜3日で乾燥が終わります。
電子レンジで乾燥させる方法
耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷き、その上に刻んだ根っこを重ならないように並べます。3分加熱し、かき混ぜてもう3分加熱。その後は様子を見ながらもう数分加熱します。
我が家の電子レンジだと3分加熱・かき混ぜて3分加熱・+2〜3分加熱でカラカラになりました。
5. 煮出して完成!
乾燥させた根をお茶パックで包み、沸騰したお湯に入れ5分ほど煮出します。色や香りが少ない場合は煮出す時間を延ばすか、火を止めフタをして30分ほど蒸らします。生の根に比べ、乾燥させたものは煮出し時間が長めになります。
使用する根っこの量は生と同じく、乾燥後のものでもカップ1杯につきティースプーン山盛り1杯くらいで良さそうです。
気になるお味
生のもの、乾燥させたもの両方を飲み比べてみましたが、意外にも味の違いはほとんどありませんでした。乾燥させると長期間の保存可能になる反面、煮出すのにちょっと時間がかかるようになるといった感じです。とはいえ予想よりも簡単に色・香り・味が出せます。
味ですが、うっすら土っぽい風味にみずみずしい植物の風味がガツンと来る感じ。ハーブティーよりも力強い味です。強いて言うならソバ茶の系統。ソバ茶を飲んだ時に感じる、まろやかだけどクセとも言えるあのちょっと生っぽい&草っぽい風味を全面に押し出したような、そんな味でした! なんとなく栄養価は高そう。かるーく焙煎すると香ばしさが加わり、クセが減って美味しいのかも、という気がします。
そんな感じ
タンポポコーヒーを作る際にタンポポ茶の分をちょっと確保しておくと1度で2度楽しめるでおすすめです。手間はかかりますが、そのへんに生えてるタンポポから作り出せることを考えるとなかなか楽しめるとも言えます。お時間がある方は作ってみると楽しいと思いますよー!
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