ボクらの時間は、あの時代で止まっているんだ。
ゆ:祝! いころ放談 No.9 Kindle無料本ランキング100位入り!
ち:DLいただいたみなさん、ありがとうございます! で、結局何位まで上がったのだ?
ゆ:最終的には86位まで成り上がりました。
ち:……アッブネ
icoro@Twitter:Kindleストア無料タイトル100位以内に入ったらもう一度「レストランカリブ」に行ってくる。そしてもし50位以内に入ったら……ステーキ頼みます。
ち:とか宣言しちゃってたので……
ゆ:もう少しで3,000円がこんがり焼き上がるところだった。
ち:ふはははは! 貴様らの力はその程度か! 次こそ我らにステーキを食べさせてみろ!!
ゆ:しかし、カリブ確定。
ち:それな。行かねばならん。(イヤッホーイ)
ゆ:やはりランク100位内に入るとDL数が一気に増える感じですね。普段から放談をご覧の方以外にもリーチしている可能性があります。
ち:Kindle無料本ランキングに掲載される順位は100位まで。そのため、ここに登場できるかどうかでアッピール力が全然違うのであーる! 100位以内でめぼしいものはとりあえずDLって人もいそう。
ゆ:しかも今回はKindle UnlimitedやKindleオーナーズライブラリで読んでいただいた方もおられますぞ!! こちらで読んでもらえると読まれたページ数に応じて売上が入るのであります! ありがとうプライム会員様!
ち:そうなのか! 読まなくていいからページめくってください! それだけで満足です!
ゆ:ホンネ出過ぎ。まあでも、くろうさ先輩からFireHD譲ってもらった記念でオーナーズライブラリちょっと見たんだけど、対象になってるのはKDPで出版されたっぽいのが多くて読み応えあるの少ない感じだったから「いころ放談」ワンチャンあるかもしれん、って思った。迷ったら「いころ放談」ですよ。
ち:KDPは「Kindle ダイレクト テレショッピング」?
ゆ:それだとKDTになるでしょ。Kindle Daisuki oPpabuの略でKDPだよ。
ち:……お……おっ……おっけー!
ゆ:くろうさ先輩からFireHD8を譲ってもらったばかりでなんなのだが、すでにKindle Paperwhiteが欲しくなってる罠。
ち:最初は気軽に提供、その後抜け出せなくさせる。完全にオクスリの手口じゃないですかヤダー
ゆ:FireHD8はカラーだから雑誌を読むにはまあまあいいんですよ。8インチだとちょっと画面小さいかな? って思ってたんですけど、実際使ってみたらそれはあんまり苦ではありませんでした。でも、小説のような文字だけのやつを光り輝く液晶画面で見続けるのは疲れるので、目に優しいPaperwhite欲しくなってくる罠。こうやってくろうさ先輩もKindleコレクターになっていったのか……と思いました。
ち:沼! 完全に沼!!
ゆ:FireHDはAmazonビデオが視聴できてよいです。音もタブレットにしてはいい。Fire TV Stickをテレビにつないでるからうちではあんまり出番ないけど。
ち:家にある家電がSONYばっかりになる現象から解放されたのに、今度はAmazonが侵食してきてる感。
ゆ:It’s a Amazon. その前は全部Appleだったよね。
ち:そう言われると確かにAppleまみれ時代も。
ゆ:全部Googleは来そうで来ない。あ、Googleといえば、ついにAIが電話予約をしてくれる時代がくるらしいよ。
ち:ニュースでちらっと見たぞ。電話が苦手な人が救われる未来クルー??
ゆ:シャイな人間様の代わりにAIがお店に電話をして予約を取ってくれるらしい。デモ聞いたけど、チューリングテスト余裕の合格って感じ。これで佐渡日帰りパックの予約もバッチリだ。
ち:AIが店員の発言に合わせて話を進めるのか! 会話が成り立ってるのすごい! すでに人間以上! だが日本の英語教育に毒された私はリスニングテストにしか聞こえない!!
ゆ:第1回、英語リスニングテスト。カッコイチ。これからボブとマイクの電話での会話を流します。会話を聞き、内容に合うものを「ア」から「エ」から選びなさい。問題は2回放送されます。
ち:これを先に読み上げるだけでみんなじっくり聞く条件反射。
ゆ:「May I help you?」がかろうじて聞き取れる程度のワイ将AI以下。てかこれ、翻訳機能と合わせれば、海外の英語しか使えない店でもAIに英語で予約してもらうことができるんじゃね?
ち:Googleカレンダーを見て予定が空いてる日を判断して予約してくれるらしい。我々は英語が堪能な秘書を雇ったも同然!
ゆ:なお、当日、店頭で店員がなに言ってるかわかんなくて詰む模様。
ち:問題が先送り&大きくなるだけかもしれない。
ゆ:現状では誰でも簡単にAI使えるって感じではないよね。しゃべるだけで使えるって言っても、現状ではまだある程度コマンド把握してないとだし。
ち:すまん、私、「アレクサ!」って呼ぶの恥ずかしい/// 「OK, Google」にもまだ慣れない私にはハードルが高すぎる。
ゆ:早く「ねえ、かのくん」で起動できるようになってほしい。
ち:日本人に馴染むのは「すいません」ってツイートを見てガッテン! ガッテン! したんだけど、これだと起動しまくりだな??
ゆ:つか、「OK, Google」ってホットワード考えたの誰だよ。くっそダサくね? 「OK, Google」って必死にスマホに話しかけてる泥ユーザ見て「恥ずかしすぎwwwウケル」って笑ってる開発者がいるんだよあれ。
ち:これは辱めだったのかー! やはり私の感覚は正しかった!
ゆ:全世界で使われてる「OK, Google」っていう音声とそのときの必死にスマホに向かって音声を認識させようとしているユーザのマヌケ顔の動画が開発者の元に集まってるんだよ。そうとしか思えない。
ち:おかもっさんが「OK, Google」って言うと私のスマホが同時に起動することをここに書き記しておく。
ゆ:ふいに起動した「OK, Google」をいぶかしげに見るちはやのマヌケ顔も送信され、開発者の今日のおかずになってる。間違いない。
ち:もう絶対使わない。(なお、勝手に立ち上がる模様)
ゆ:そもそもどれくらいの人が「OK, Google」(または「Hey, Siri」)を使いこなせてるんだろうか。飲み会なんかのネタ以外で使ってる人を見たことがないんだけど。それでなくても我々の世代はIT使えてない世代だというのに。
ち:私たちの世代(1980年前後生まれ・現在30代後半)って、なんかITに弱いよね? 使いこなせてないというか、さわれないというか。
ゆ:2000年代後半の頃ってTwitterオフ会とかよくあったじゃん? そういうとこ行っても自分と同世代が全然いなかった記憶。年齢的に働き盛りで忙しいから? とか思ってたんだけど、あれから10年(10年!!)くらい経過した現在も同世代がインターネット上に不在って感じがするんだよねぇ。オレの同世代、どこにいるんだ? いちいち言うのめんどくさいからこの世代にわかりやすい名前つけてくれ。
ち:名前……特徴はパソコン使えない・使わない、学生時代はポケベル・PHS・ガラケーと変遷。そんな世代なんだけど……
ゆ:ガラケーで時代が止まってるとか、老害感しかないんだが。下手したらいまだにベル打ち現役奴いそう。広末涼子世代、ポケベルはじめる。
ち:じゃあとりあえずヒロスエ世代で。
ゆ:期せず世代を象徴している感。
ち:ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実は私もパソコンはかなり苦手なのです。大学3年までまともにキーボード打てなかったくらい。てか、高校までの間にパソコンに触れる機会が極端に少ないのがこのヒロスエ世代だと思われる。うちの6個下の妹は中学とかでもうパソコンの授業があってキーボードは普通に打ててた。ヒロスエ世代は高校卒業時、タイピングできない人多数。
ゆ:中学にパソコン教室あったけどMS-DOSだったしな。PC-98だった気がする。
ち:よく覚えてますなぁ……
ゆ:ワープロソフトが一太郎ではないなにかだったのを覚えている。
ち:中学の授業ではPC1台を2人1組で使ってた。2人のうちタイピングがちょっと得意な方が入力を担ってしまうため、残念ながらこの貴重な機会を活かせず、経験値は伸びないままなのであった。
ゆ:そうか、そのあと高校や大学でパソコンに触れる機会がないとGUIのOSに触れることなく社会に放り出されるのか……
ち:学校でパソコンに触れられないため、その後の進路でパソコンに触れられたか否かが重要。大学行った人はタイピングくらいできるようになってるかな? まだ手書きレポートが当たり前の時代だから中には大学行ってもタイピングできない人いるか……就職して勤務先にパソコンがなかった場合……トップ・オブ・ヒロスエ世代のできあがりです。
ゆ:高専は96年時点ですでにWin95が載ったPCでだれでもインターネットできたけど、あれってすごいことだったんだな……
ち:くねくねパイプが続くスクリーンセーバーのPCが高校の職員室に1台だけあって先生が譲り合って使ってた記憶がある。くねくねパイプは95?
ゆ:時代から考えても98ではなさそう。
ち:工業高校ですらこのレベルだから、普通科だとほぼノータッチで社会に投げ出される。
ゆ:でも、オレの同級生に医者になったやついるんだけどさ、未だにやりとりがキャリアメールなんだが……Facebook垢は、ある日突然現れてそのまままったくなにも更新されないし、アイコンはもちろん安定のアンノウンマン。中学の学年トップクラスがこのザマだし、環境だけの問題ではないのかもしれん。
ち:我らがふっちーもLINEアイコンはアンノウンマンだったでござる。
ゆ:ちょっとあれなあれなんだけどさ、この間、山で遭難あったじゃん? 今も見つかってないみたいだけど。あのニュース見て「いや、電話できるならLINEでGPS送れし」って思った(思ってる)人多いと思うんだわ。
ち:その発言を聞いて「あー! その手があったかー! ……で、どうやるんだっけ?」とLINEの機能を確認したのは私です。すまんな。日常的にLINE使ってて、いまやIT系企業で働く私でさえこの有様ですよ。これがヒロスエ世代。
ゆ:最初にニュース見たとき、「つか、なんで電話? 音声通話とか消費電力大きいし、LINEでGPS送信するでしょJK」って思ってたんだけど、そのあと画面に出てきた年齢見て「アッ……」ってなった。パパがヒロスエ世代だった。
ち:この世代だと事前にネットで登山道の情報集めてない可能性もあるなと思った……遭難については詳細がわかっていませんし、遭難者を責める意図はありません。あくまで世代の印象ですのであしからず。てか、山ではLINEのGPS送信を推奨してもいいくらいだと思うんだ! 数時間に1回送信。送り先は各自用意してくれ!
ゆ:電波通じない山も多いから一概には言えんがな。Facebookに山行きの写真でもアップしてりゃ、また違ったんかもしれんとは思う。てか、スマホ前提で話をしているがガラケーユーザだったらそこで詰む。いかんせんヒロスエ世代はデジタルネイティブ世代から見たら「わけがわからないよ」レベルでITに疎いんだ。許してやってくれ。あとあれ、越後線の事件。FBとかTwitterとかで「警察にドライブレコーダの情報送ってくれ」っていうまことしやかな情報が拡散されてるけど、そこに一切関与してないヒロスエ世代。なぜならアカウントがない(でもなぜか本人が登録した覚えのないFacebook垢は存在していたりする)から。
ち:ヒロスエ世代は「アドレス知ってる人みんなに転送して!」とメール回してる最中。
_人人人人人人人人人人人_ > チェインメール!! <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ゆ:チェインメールとかJ-PHONEとともに滅びさったと思っていた。
ち:うるせぇバトンなげっぞ。
ゆ:FB見ても「シェアさせてください」って盛り上がってるの、どうみてもヒロスエ世代よりも上の世代だし。逆にTwitterだと下の世代が多い気がする。で、ヒロスエ世代はSNS不在。まあ、完全に私の肌感覚ですけれども。
ち:ヒロスエ世代はSNSが苦手なのかなぁ。というよりもそもそもネット・PCに疎いからSNSまでたどり着けない気がする。もうちょっと下の世代だと小・中学で「面白フラッシュ倉庫」みて爆笑してたんでしょ? 遊びの中にネット・PCがあるなんてすごい。
ゆ:たしかにTwitterもFBもLINEもSNSか。SNSベタなのか。言われてみればアンノウンマンふっちーも別にネットの文化に疎いわけではないな。
ち:ネット文化には一般以上に詳しいかと思われます。パソコンも私より詳しい。
ゆ:もしかして、ネットの世界で不特定多数の人間とつながるということに抵抗があるのだろうか。そういや、この間おばけパフェを食べに行ったときも「知らない人なの?」「なんで会うことになったの?」「ネットで知り合った人と会うとか怖くない?」的なこと言ってたな。「発想が平成かよ……」って思ったけど、もしかしてそれがヒロスエ世代の共通の感覚なのだろうか。
ち:まだ平成ですからー! で、会ったら会ったで楽しそうにするんだけどな!
ゆ:SNSの文化はPCのほうで醸成されていったから、ガラケー文化にどっぷりだったヒロスエ世代にしてみたら「知らないうちに知らない文化圏が完成していた」みたいな感じなんだろうか。そうこうするうちに永遠に続くかに思われたガラケー文化圏は瓦解し、強制的にスマホに投げ出されるも、今さらSNS文化に飛び込んでいくパトスもなく。
ち:SNSの「めんどくさそう」という気持ちと「リアルの繋がりだけで充分」って気持ち、そして「ネット……なんか怖い」という気持ちが混ざり合って動かない(動けない)のかもしれない。自分もSNSを初期に始めてなければそのままやってなかったかも。人に勧められても「いまさらもういいしー」って返事しそう。「乗り遅れた感」もうっすらある。
ゆ:滅びゆくネアンデルタール人感がすごい。いや、これはホモサピの亜種と考えるべきか。ホモ・サピエンス・ヒロスエ。SNSに適応できず絶滅。
ち:生存確認がされていないだけで、どこかでひっそりと生きている可能性はあります。なお環境省のレッドリストでは「過去50年間生存の確認がなされない場合、その種は絶滅した」とされる。
ゆ:ホモ・サピエンス・ヒロスエ / SNS絶滅 (ES: Extinct in SNS)
ち:あとヒロスエ世代はSNS(主にFacebook)を「会社の繋がりでやらないといけないもの」と思っている人も少なくなさそう。そうしてとりあえず作られただけで更新のないアカウントが増えていく。
ゆ:半分は無自覚に、半分は仕事などのやんごとない事情で垢作成して放置って感じか。そう考えると「シェアさせてください」とか言ってるおっさんおばさんはよくやってるように思えてくるわ。あのエネルギー、どっから湧いてくるんだろ。
ち:あれはあれで別のエネルギーな気がします。ある種、融合炉みたいなことになっている。
ゆ:「警察では募集はしていないそうです。拡散しないようにしましょう」っていう投稿に「わかりました。シェアさせてください」とかいうコメント山ほどついてて、だwかwらwwwそwうwいwうwとwこwろwww って思った。
ち:注意喚起、大事ですからね! あ、もしかしてシェアを「他の人に見せる」というより「自分のタイムラインに表示させる」って感情の方が強かったりする??
ゆ:「シェアさせてください」の意味は「読みました」だと思っている。「読みました」だとさすがにアホっぽいから「シェアさせてください」って書いてるだけじゃね?
ち:小学の時に提出した日記に担任が書いてくれる「読みました」のような。
ゆ:あー、読んだらなんかアクションとらなきゃいけない気がするこの気持ちはそこから来ているのか? その結果が「シェアさせてください」。あるいは全投稿に「いいね」アタック。
ち:こういう謎文化がヒロスエ世代参入のハードルをあげていることに気付いて欲しい。絶滅に加担していることを知って欲しい、そう思います。<シェアさせてください。
ゆ:まあ、適者生存ってことなんじゃないでしょうか。とりあえず、アンノウンマンで居続けることで事件・事故に巻き込まれた場合でも自分の顔写真が「Facebookより」という注釈付きで勝手に新聞の一面に並ぶことを回避できる利点もある。あー、オレもアンノウンマンにしようかな……
ち:あ、冷蔵庫に焼き芋入ってたな。
ゆ:安納芋じゃねーよ?
ち:たぶん、紅はるか。
ゆ:イモの話じゃねーよ?