東日本大震災から5年ということで、なんとなく上げ損ねていた仙台旅行の写真を上げていこうと思います。今回は塩釜・松島が中心です。
2日目は仙台市内でハイパー仙台コンシェルジュのフッチーをピックアップして塩釜方面へ。
以前、フッチーが「仙台は空が晴れているのに雪がちらつく」と訳の分からないことを言っていたのですが、滞在してみて分かりました。ほんとに旅行中はずっとそんな天気。
映画「アヒルと鴨のコインロッカー」のロケ地になった「ブックスなにわ塩竃店」は取り壊し作業の真っ最中でした。かなC。閉店したのは震災前だったみたいです。
遊覧船の時間調整も兼ねて「イオンタウン塩釜」へ。
イオンの屋上駐車場から。ネットに上がっていた津波映像の中にここから撮影したものがあったので、ここも見ておこうと思って立ち寄ったのでした。
龍の形をした謎の船は「塩釜みなと祭」で使われる船らしいです。手前が龍鳳丸で、奥が鳳凰丸。
車を塩釜に駐め、遊覧船で松島に渡ります。
なんか、えびせんもらった。
「指持ってかれるっ……!」という勢いでえびせんを奪っていくウミネコたち(実際、フッチーは軽く指を持っていかれ、流血していた)。
ちなみに2014年4月からウミネコの大量繁殖による松枯れ対策のため餌付け禁止になりました。合法的に餌付けしている貴重な写真に。
岩にひとつひとつ名前がついていて、説明もしてくれますが、まあ、全然覚えてないよね。
早々にエサやりに飽き、えびせんを肴に一人酒盛りを始めるハイパー仙台コンシェルジュ・フッチー。
松島に上陸。
お昼時だったのでとりあえずご飯。メニュー写真詐欺は許容範囲内だし、味もまあおいしいと思うんだけれど、店主っぽいおばちゃんの他店disでちょっとゲンナリさせられるなど。
松島観光スタート。まずは五大堂。
時間の関係で瑞巌寺は杉並木だけ。
観瀾亭松島博物館はお茶とお菓子をいただきながら松島海岸の景色が楽しめて思いのほか良かったです。
ただし、窓全開なのでクッソ寒い。
ここに来るために松島にやってきたと言っても過言ではない、マリンピア松島。
日本で2番目に歴史の長い水族館でしたが、2015年5月10日に閉館となりました。かなC。飼育されていた動物や飼育員は2015年に開館した「仙台うみの杜水族館」に引き継がれた模様。
ちなみに、日本で一番歴史の長い水族館は富山県にある魚津水族館です。
広いエントランス。太平洋側の水族館は日本海側と違ってレジャーランド感あります。
キングペンギンが園内をお散歩する風景。周囲を観客でぐるっと囲んで人間の檻を作るのですが、その囲んでいる人間の中でも弱そうな子供に迫っていくあたりに野生を感じます。
イロワケイルカの水槽。この水槽は上からも見られるようになっていました。動きが速くてシャッターが間に合わない。
「マンボウ」のフォントがたまらない。マリンピア松島はマンボウの長期飼育世界記録を2回も更新していたりします。
長岡市民よ。これが本物のガンガゼだ。
マリンピア松島を後にして帰路につきます。
帰りは仙石線で松島駅から本塩釜駅へ。
駅から遊覧船のりばの駐車場までてくてくと歩きます。車の中から見るよりも震災の爪痕を感じる。
一旦、本日のお宿「東北丸」にチェックイン。建物は新しくて快適でした。あえて不満を上げるなら風呂が絶望的に狭いことくらい。
今夜はコンシェルジュのフッチーも一緒です。
晩ご飯を食べにすし哲。旅行先限定スキル「せっかくだから」を発動し、特上にぎりを注文! 寿司が回ってない! うまい! 高い! うまい!
こうして、2日目の夜は更けていくのでありました。そういえば「ご自由にお持ち下さい」と置いてあったアワビの殻をもらってきた。
参考
- イオンタウン塩釜
- 塩竈みなと祭 | 塩竈市観光物産協会
- ウミネコへの餌付けが禁止されます – 宮城県松島町
- マリンピア松島水族館
- 仙台うみの杜水族館 | 仙台うみの杜水族館
- 船宿 東北丸 宿泊予約【楽天トラベル】
- 握る手に心。塩釜すし哲オフィシャルホームページ