東日本大震災から5年ということで、なんとなく上げ損ねていた仙台旅行の写真を上げていこうと思います。ついに最終日。おうちに帰ろう。
最終日の朝。
この日一番最後のチェックアウトだったのか、おかみさんにお見送りしていただいちゃいました。おかみさんきゃわわ。おかみさんの給仕を受ける宿泊客のおっさんたちがみんな嬉しそうだったのが印象的でした。仙台行ったらまた「旅館つかさ」に泊まりたい。
高速でいざ新潟!
と、その前に福島で寄り道。道の駅安達で休憩。
和紙の原料であるこうぞが入った、その名も「和紙ソフトクリーム」。ビミョーに和紙っぽい。
だらだら下道を走り、「合戦場のしだれ桜」や
「杉沢の大杉」などで道草を食いつつ、
あぶくま洞へ!
あぶくま洞につながる道の途中にあった旅館一休。たぶんやってない。
大公苑。なんの店なのか不明(そもそも店なのかすら不明)。
このほかにも「たぶんもうやってないんだろうな……」という感じのドライブインの跡のようなものが結構ありました。ドライブイン全盛期にはみんなそれなりに流行っていたのかもしれない。
空に浮かんでいる五輪の輪のようなものはあぶくま洞と星の村天文台をつなぐ「天地人橋」です。
あぶくま洞の入口。この時は震災の影響もあり、通常1,200円の入洞料が800円になっていました。
階段を下ってあぶくま洞へ。出口は入口と別の場所になっており、帰りにこの階段を登る心配はありません。ご安心下さい。
プラス200円で入れる「探検コース」の入口。この日は受付していませんでした。
この日は全然人がいなかったので、中にいた職員さんとちょっと立ち話が出来ました。
職員さんの話では、震災後、入洞者数は震災前の8割減になったそうです(「前年の8割」ではなく「8割減」!)。洞窟が地震で崩れそうというイメージと、あとはやっぱり原発事故の影響で客足が遠のいているという話でした。「観光客数が震災以前の数に戻ることはもうないでしょうね」と言っていました。
あれから4年経っていますが、今でもたまにあぶくま洞の入洞料半額キャンペーンとかしてたりするところ見ると、あの時の職員さんの予言通り、観光客数は戻ってないんだろうなぁ、という感じがします。
そんな話を聞かされて、お金を落とさないで帰るわけにも行かず、売店であぶくまワイン「北醇」を買いました。もしかして罠だったのか。
このワイン、あぶくま洞内で貯蔵されています。2012年にあぶくま洞に行ったときは結構置いてあったのですが、なんか人気があるっぽくて完売することもあるみたいです。あぶくま洞で見かけたら買いなのかもしれない。
という感じ
というわけで、仙台の旅2012 feat. 福島 はこれにて終了です。実は福島からの帰り道、なぜか会津若松あたりで高速を降り、下道で長岡に帰っているのですが(高速が好きだと思っていたけれど、下道をダラダラ走るのも好きなのかもしれない)、そのあたりは夜で写真がないため割愛させていただきます。県境付近でラジオから聞こえてきた「オレンジレンジは10周年」をなぜかすごく覚えている。
ところどころ震災の暗い影を感じつつも、全体的には楽しい旅行でした。仙台は機会があったらまた行ってみたいです。青葉城行きたい。牛タン食べたい。ずんだは自家製造出来ることが分かったのでとりあえず大丈夫。あと、オレ、今度福島行ったら白虎刀買うんだ……
いやぁ、旅行って本当に良いものですね。さよなら、さよなら、さよなら。