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赤梅酢で漬ける、簡単手作り紅ショウガの作り方

紅ショウガ

 はじめての梅干し作りでできた赤梅酢。これを使って自家製紅ショウガを漬けます! 今回は下漬け液を使わない、ごく簡単な漬け方でいきます。

紅ショウガの作り方

紅ショウガ

道具

  • 千切り用のスライサー(包丁でも可)
  • ザル
  • ボウル
  • 保存容器
  • 重し(今回は水を入れたペットボトルで使用)
  • はかりなど

材料

  • 新生姜:適量
  • 塩:生姜の3-4%
  • 赤梅酢:生姜が浸るくらいの量

用意する生姜について

ジンジャーエール
左が普通の生姜(ひね生姜)、右が新生姜

 紅ショウガ作りで使う生姜は全体に白っぽく、新芽の部分は赤みがかった「新生姜」です。一般に「生姜」と聞いた時に思い浮かべる皮が茶色いものは「ひね生姜」。購入時にお間違いなく。

ジンジャーエール

 という私も間違えて買ってしまいました……ひね生姜の方はジンジャーシロップになりました。

作り方

  1. 生姜を洗い、3-4センチの大きさに切る
  2. 繊維の方向に沿って千切りorスライサーでカットする
  3. 塩を混ぜ合わせる
  4. 重しをして1時間ほど置く
  5. 固く絞り、干して軽く水分を飛ばす
  6. 赤梅酢に漬ける
  7. 冷蔵庫に1-2日ほど置いて完成

1. 生姜を洗い、3-4センチの大きさに切る

紅ショウガ

 生姜をよく洗い、3-4センチ程度の長さに切ります。新生姜は皮が柔らかいので皮むきはしなくても大丈夫です。

2. 繊維の方向に沿って千切りorスライサーでカットする

紅ショウガ

 繊維方向に沿うよう、縦に千切りにします。今回はスライサーを使いました。

3. 塩を混ぜ合わせる

紅ショウガ

 千切りにした生姜に、生姜の3-4%の重さの塩をかけてよく混ぜ合わせます。

4. 重しをして1時間ほど置く

紅ショウガ

 塩を混ぜたら重しをして1時間ほど置きます。今回は小皿の上に水を入れたペットボトルを置いて重しの代わりにしました。重しの目安は生姜と同じくらいの重さ。

紅ショウガ

 重しをして1時間後。出てきた水分は捨てます。

5. 固く絞り、干して軽く水分を飛ばす

紅ショウガ

 生姜を固く絞り、ザルなどに広げて水分を飛ばします。風通しの良い日陰で半日ほど干すと良いですが、屋内でも扇風機等で風をあて、表面が乾けばOKです。

紅ショウガ

 こんな感じで軽く乾燥。

6. 赤梅酢に漬ける

紅ショウガ

 保存容器に生姜を入れ、ひたひたに浸かるくらいまで赤梅酢を注ぎます。このまま冷蔵庫で保存します。

7. 1-2日ほど置いて完成

紅ショウガ

 1、2日ほど置いて、色がしみ込んでいれば完成です! 漬け終わった後も冷蔵庫で保存します。

色がなかなか染まらない場合

固く絞り、陰干しし、もう一度赤梅酢に漬ける

 しばらく待っても赤く染まらない場合は、一度赤梅酢から取り出して固く絞り陰干しします。それからもう一度赤梅酢に漬けるとより濃い色になります。

 着色料を使っている市販の紅ショウガほど赤くはならないですが、これでそこそこいい色に染まるはず!

焼きそばのお供にどうぞー。

梅干し
土用干しの際に赤梅酢も日に当てておきました。

下漬け液を使った本格的な作り方もあり

 今回はただ赤梅酢に漬けるだけのごく簡単な方法で作ってみましたが、酢などを入れた下漬け液に漬けて赤梅酢に漬ける、本格的な方法もあります。以下、手元にある本から作り方を抜粋。

材料

  • 生姜:1kg
  • 下漬け液(水カップ5杯、塩30-40g、酢大さじ3杯)
  • 赤梅酢:適量

作り方

  1. 下漬け液をひと煮立ちだせ、よく冷ます
  2. 生姜を一口大に切り、3-4mmの厚さに切る
  3. 容器に下漬け液と生姜を入れ、重しをのせて一晩下漬けする
  4. ザルにあけ、生姜を1日干す
  5. 保存容器に生姜を入れ、赤梅酢を注ぐ
  6. いい色に染まれば完成

 という感じ。千切りではないのでガリっぽい感じの紅ショウガができます。ちゃんと作ってみたい方はお試しあれ。

 とはいえ、赤梅酢に漬けるだけの簡単な方法でもけっこう美味しい紅ショウガができます。紅ショウガ作りは赤梅酢の代表的な利用方法。梅干しを作ったら是非一緒に紅ショウガもどうぞー!

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